作品紹介
『松山・道後~十七文字の殺人』は、2003年にTBSで放送された西村京太郎原作の「十津川警部シリーズ」第29作にあたる2時間サスペンスドラマです。十津川警部役は渡瀬恒彦、亀井刑事役は伊東四朗。シリーズの定番である鉄道トリック・地方都市の風土・俳句などの文化的要素が織り込まれた良質なミステリーです。
物語は、亀井刑事の趣味である俳句が、正岡子規ゆかりの愛媛・松山の俳句祭で特別賞を受賞するところから始まります。受賞のため松山を訪れた亀井は、市の職員から不可解な相談を受ける。応募句の中に「死を予感させる句」があり、しかも投句したのはいずれも東京の人間で、「秋に復讐のため人を殺す」とも読める内容だったというのです——。
松山・道後温泉の風光明媚な景色、俳句という日本文化、そして十津川警部による緻密な推理。観光ドラマと本格ミステリーの両方を楽しめる、シリーズ屈指の人気作です。
話題になったポイント
松山&道後温泉のフルロケ
松山城・道後温泉本館・愛媛の伊予鉄道など、愛媛を代表する観光地がフルに使われています。「ドラマを見たら松山に行きたくなった」という声が多く寄せられた、観光促進効果の高い作品です。
俳句をモチーフにしたミステリー
"応募された俳句に殺人予告が隠されている"という、文学的かつ独創的なミステリー設定。正岡子規の街・松山ならではの題材で、知的好奇心をくすぐられる構成が話題に。
シリーズ定番の鉄道シーン
十津川警部シリーズの代名詞とも言える鉄道描写。坊ちゃん列車(伊予鉄道道後温泉駅)、JR松山駅、松山空港など、移動シーンの一つ一つが旅情を誘います。
ロケ地ガイド
松山・道後温泉エリア(メインロケ地)
事件の中心舞台。松山観光の定番スポットがそのままロケ地として使われています。
- 松山観光港:鹿島さとみが水死していた港
- JR松山駅:亀井刑事が訪れる玄関口
- 松山城:俳句祭授賞式の会場
- 子規堂:松山の俳句紹介シーン
- 愚陀仏庵:笠原文彦が俳句の会を開く場所
- 道後温泉:亀井刑事が宿泊する温泉街
- 道後温泉大和本店:鹿島さとみが泊まった旅館
- 伊予鉄道道後温泉駅:タイトルバックの坊ちゃん列車
東京エリア(捜査拠点)
東京側の捜査本部や事件関係者の住居など。
聖地巡礼のおすすめルート
1日目:松山1day観光プラン
JR松山駅 → 松山城 → 子規堂 → 愚陀仏庵 → 道後温泉 → 伊予鉄道道後温泉駅という鉄板観光ルート。坊ちゃん列車にも乗りつつ、ドラマの主要シーンを一日で巡れます。夕食は道後温泉街の旅館で、温泉と郷土料理を堪能。
2日目:道後+松山観光港
朝風呂の後、道後温泉大和本店・道後温泉ホテル葛城はなゆづきといった老舗旅館を見学し、午後は松山観光港・松山空港経由で帰路へ。"瀬戸内の風"を感じる旅情たっぷりの巡礼です。
視聴者の声・評判
評価スコア
十津川警部シリーズは長寿シリーズで、コアなサスペンスファンを中心に支持を獲得。本作は松山・道後の風景の美しさで特に評価が高い作品です。
好評だったポイント
「松山・道後の景色が美しく、観光気分で楽しめる」「俳句がトリックに絡む知的な構成が新鮮」「渡瀬恒彦×伊東四朗のコンビが安心感のある名コンビ」「ご当地サスペンスの見本のような作品」など、シリーズファンからも観光ファンからも高い評価を得ています。