作品紹介
『電磁戦隊メガレンジャー』は1997年2月14日から1998年2月15日までテレビ朝日系列で全51話放送された東映制作の特撮テレビドラマ。スーパー戦隊シリーズ第21作目で、『高速戦隊ターボレンジャー』以来の高校生戦隊として制作されました。出演は大柴邦彦(伊達健太/メガレッド)、江原淳史(遠藤耕一郎/メガブラック)、松風雅也(並木瞬/メガブルー)、田中恵理(並木桔梗/メガイエロー)、東山麻美(今村千沙/メガピンク)、後にエルダー戦士・メガシルバーとして合流する早川裕の6人。当時最先端だった携帯電話・パソコン・インターネットなどのデジタル要素を全面に取り入れ、変身ブレスレット「デジタイザー」のコード3-3-5入力で「インストール、メガレンジャー!」の掛け声で変身する設定が斬新でした。
邪電王国ネジレジアが三次元世界への侵略活動を開始した。その頃、世界科学連邦I.N.E.T.は伊達健太ら5人の高校生を研究所に集めていた――しかし当初の予定では、開発中の「メガスーツ」の実戦テストとして招集されただけのはずだった。だが偶然居合わせた5人がデジタイザーを手にしたことで、「電磁戦隊メガレンジャー」が誕生する。I.N.E.T.の久保田博士から託された使命を背負い、5人は学校生活と戦士としての二重生活を送りながら、ネジレジアの侵略から地球を守るために戦います。
シリーズ中盤、メガレンジャーの正体が世間に露呈し、メンバーの所属する移動教育センター学園が破壊されるという衝撃の展開も。学園生活と戦士の二重生活、家族との葛藤、友情と恋愛――高校生戦隊ならではの青春群像劇が展開されました。お台場・有明・潮風公園など東京湾岸エリア、鎌倉七里ヶ浜、横浜みなとみらいなどでロケ。後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』にも登場するなど、シリーズファンから愛され続ける記念碑的作品です。
話題になったポイント
シリーズ初の本格デジタル戦隊
1997年放送当時最先端だった携帯電話・パソコン・インターネットなどのデジタル要素を全面導入。変身も「デジタイザー」へのコード入力+「インストール、メガレンジャー!」というデジタル世代らしい設定で、シリーズに新機軸をもたらしました。
「ターボレンジャー」以来の高校生戦隊
1989年『高速戦隊ターボレンジャー』以来となる高校生メインの戦隊。学園生活と戦士活動の二重生活、青春群像劇としての側面が強調され、ティーンエイジャーの視聴者の共感を集めました。
シリーズ中盤の正体露呈展開
従来のスーパー戦隊シリーズでは正体は基本秘密だったところを、本作では中盤で世間に露呈してしまう衝撃展開。メンバーの所属する移動教育センター学園が破壊されるなど、悲劇的な展開もシリーズの新たな試みとして話題に。
ロケ地ガイド
東京湾岸・お台場エリア
シリーズ屈指の頻出ロケ地。
- 潮風橋:品川区東八潮、湾岸ロケの定番。
- 都立潮風公園夕陽の塔:品川区東八潮、夕陽の塔。
- 都立潮風公園南側:品川区東八潮。
- 有明南運河の夢の大橋:江東区青海1丁目、湾岸の橋。
- 水の広場公園:江東区有明3丁目。
- 東京ファッションタウンビル(TFTビル):江東区有明3丁目。
- ウェストプロムナード:江東区青海2丁目。
- ゆりかもめテレコムセンター駅:江東区青海2丁目。
東京都内エリア
都心のロケ地。
- 東京ドーム:文京区後楽1丁目。
- シーバンス:港区芝浦1丁目。
- LOVEオブジェクト:新宿区西新宿6丁目。
- 多摩六都科学館:西東京市芝久保町5丁目、I.N.E.T.系シーン。
- 光が丘公園のイチョウ並木:練馬区光が丘4丁目。
- ホテルカデンツァ光が丘:練馬区高松5丁目。
鎌倉七里ヶ浜エリア
湘南のロケ地。
横浜・郊外エリア
関連シーン。
- 平成国際大学:埼玉県加須市水深大立野。
- ランドマークタワー横のオブジェ:横浜市西区みなとみらい2丁目。
- 霞ヶ浦ふれあいランド:茨城県行方市玉造。
聖地巡礼のおすすめルート
お台場・湾岸戦隊ロケ地ルート
潮風橋から都立潮風公園夕陽の塔、有明南運河の夢の大橋を巡る、戦隊シリーズ屈指のロケ聖地巡礼。
七里ヶ浜・湘南ルート
鎌倉プリンスホテルと七里ヶ浜商店街を巡る、湘南メガロケ地コース。
多摩六都科学館・I.N.E.T.ルート
多摩六都科学館を訪ねる、I.N.E.T.研究所の聖地ファンコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
スーパー戦隊シリーズ第21作目として、シリーズファンから「平成戦隊の佳作」「学園戦隊の傑作」と評価されています。後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』登場や、初代主人公・伊達健太のキャラ人気も根強い名作です。
好評だったポイント
「学園戦隊の青春群像が良い」「デジタル設定が新鮮」「ネジレジアの個性的な敵デザイン」「シリーズ中盤の正体露呈展開が衝撃」「メガシルバー(早川裕)の登場」「お台場ロケの湾岸感」――90年代後半の特撮ファンに愛され、平成戦隊の名作として記憶されている一作です。