作品紹介
『めぐり逢い』は1998年4月10日から6月26日までTBS系列「金曜ドラマ」枠で放送された連続ドラマ(全12話)。主演は常盤貴子(吉川絵里役)と福山雅治(中田修二役)。共演に深津絵里、長塚京三、田中律子、清水紘治、新井康弘、大杉漣、田中美佐子など。脚本は伴一彦。バブル崩壊後の90年代後半、東京とニューヨークを舞台に、すれ違いを繰り返す男女の7年間の長いラブストーリーを描いた金曜ドラマの傑作。平均視聴率16.6%を記録し、後の『恋を何年休んでますか』『美しい人』『Beautiful Life』へと続く常盤貴子・福山雅治の代表作の一つです。
1994年、大学院生・中田修二(福山雅治)と、ダンサーを目指す吉川絵里(常盤貴子)は、文京区本郷のアパート「加藤薬局」の隣人として知り合い、愛し合うようになります。就職が決まった修二はプロポーズを決意しますが、絵里は夢だったニューヨークへのダンス留学を決意し、心の行き違いから二人は別れることに。それから1年、修二はニューヨークに出張し、再会した二人――しかし絵里は交通事故による挫折とリハビリを支えてくれた医師・清水(村上弘明)との不倫を抱えていました。大手建設会社に就職した修二も、会社の倒産、独立、菜穂子(深津絵里)との結婚・離婚を経て、カメラマンとして再出発。出会いから7年、ボスニア戦地から一時帰国した修二は、子どもたちにダンスを教える絵里に再会します。
本作は東京文京区本郷を中心に、加藤薬局(絵里と修二のアパート)、清水橋(絵里の自転車の坂道)、谷中コミュニティセンター、田端銀座、世田谷区奥沢の画廊、目黒区自由が丘東急東横線のガード、世田谷区ユリの木公園、大田区丸子橋緑地公園、品川区東京MIビル、港区高浜運河、新宿区北新宿マンション、上野京成上野駅、新宿アイランドタワー、港区六本木三河台公園など、東京を縦横にロケ。下町・本郷の温もりと、新宿・品川の都会の喧騒を対比させた絵作りが、本作の長いラブストーリーを支えました。
話題になったポイント
常盤貴子×福山雅治の伝説の金曜ドラマ
『愛していると言ってくれ』『恋を何年休んでますか』の常盤貴子と、『ひとつ屋根の下2』『美咲ナンバーワン』の福山雅治――90年代後半のドラマ界を代表する二人が、伴一彦脚本で正面対決。「7年間のすれ違いラブストーリー」というスケール感ある構成で、平均視聴率16.6%を記録しました。
東京〜ニューヨーク〜ボスニアの広域舞台
東京の下町(本郷)から、ニューヨーク(絵里のダンス留学)、ボスニア戦地(修二のカメラマン取材)まで、世界規模の舞台で展開する大人の長いラブストーリー。90年代後半のグローバル化を反映した壮大な構成が、ドラマファンを魅了しました。
本郷・谷中・田端銀座の下町ロケ
東京の下町・文京区本郷を中心に、谷中コミュニティセンター、田端銀座など、東京の昔ながらの下町情緒を活かしたロケが本作の温もりを支えました。バブル崩壊後の90年代後半に、東京の下町の優しさを再発見させた金曜ドラマの傑作です。
ロケ地ガイド
本郷・谷中・田端エリア
絵里と修二の生活圏。
- 加藤薬局:文京区本郷2丁目、二人のアパート。
- 清水橋:文京区本郷6丁目、絵里の自転車坂道。
- 谷中コミュニティセンター:台東区谷中5丁目、二人の待ち合わせ坂道。
- 田端銀座:北区田端3丁目、自転車で買い物の商店街。
自由が丘・世田谷・大田エリア
絵里の仕事と弁当販売。
新宿・品川・上野・六本木エリア
都心の重要シーン。
- マンション:新宿区北新宿4丁目、清水貴樹のマンション。
- 東京MIビル:品川区東品川2丁目、絵里の弁当販売オフィス街。
- 高浜運河の新港南橋:港区港南1丁目、修二の電話シーン。
- 京成電鉄本線京成上野駅:台東区上野公園、成田行きの駅。
- 新宿アイランドタワー:新宿区西新宿6丁目、絵里のタクシー降車場所。
- 三河台公園:港区六本木4丁目、清水との再会公園。
聖地巡礼のおすすめルート
本郷・下町ルート
加藤薬局を起点に清水橋、谷中コミュニティセンター、田端銀座を巡る、二人の下町生活散策コース。
絵里の仕事ルート
奥沢のビル(画廊)から東急東横線のガード、丸子橋緑地公園と東京MIビルを巡る、絵里の働く街コース。
都心ラブシーンルート
高浜運河の新港南橋→京成上野駅→新宿アイランドタワー→三河台公園と巡る、都心の重要シーン聖地コース。
視聴者の声・評判
評価スコア
TBS金曜ドラマ枠で平均視聴率16.6%を記録。常盤貴子・福山雅治の代表作の一つとして、現在も90年代後半ドラマの金字塔として愛され続ける名作です。
好評だったポイント
「常盤貴子のダンサー役が美しい」「福山雅治の建設マン→カメラマン役が渋い」「7年間のすれ違いラブが切ない」「東京〜ニューヨーク〜ボスニアのスケール感」「本郷・谷中の下町ロケが温かい」「伴一彦脚本の人情味」「90年代後半ドラマの金字塔」――金曜ドラマの伝統を受け継ぐ正統派ラブストーリーの傑作です。