作品紹介
『元彼の遺言状』は、2022年4月から6月までフジテレビ系月9枠で放送された全11話の連続ドラマである。原作は「このミステリーがすごい!」大賞受賞作で、シリーズ累計48万部突破のベストセラー。作者の新川帆立は東京大学法学部卒の現役弁護士かつプロ雀士という異色の経歴の持ち主だ。
大手法律事務所の敏腕弁護士・剣持麗子(綾瀬はるか)は、元彼である大手製薬会社の御曹司・森川栄治が「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残して死亡したことを知る。巨額の遺産を狙い、友人の篠田敬太郎(大泉洋)とともに「犯人選考会」に挑むリーガル・ミステリーが展開される。
話題になったポイント
綾瀬はるか月9初主演×大泉洋のバディ
綾瀬はるかが月9初主演にして初の弁護士役を務め、相手役に大泉洋、元彼役に生田斗真という豪華キャスティング。特に綾瀬はるかと大泉洋の掛け合いが好評だった。
「このミス」大賞受賞のベストセラー原作
「僕を殺した犯人に全財産を譲る」という奇抜な遺言状の設定が話題を呼び、法律とミステリーが絡み合うユニークなストーリーが注目された。
配信時代を象徴する視聴形態
初回は世帯視聴率12.1%で2桁発進したが、中盤以降は8〜9%台で推移。一方でTVerなどの見逃し配信は好調で、リアルタイム視聴率だけでは測れない時代の変化を象徴する作品となった。
ロケ地ガイド
福島・猪苗代エリア
森川家の別荘として使われた天鏡閣は、実際に見学可能な国指定重要文化財で聖地巡礼の人気スポット。
神奈川・横浜エリア
大学や法廷のシーンが横浜で撮影された。
東京エリア
法律事務所やレストランなど、麗子の活動拠点となる都内各所で撮影が行われた。
聖地巡礼のおすすめルート
猪苗代・天鏡閣ルート
森川家の別荘のロケ地である天鏡閣(国指定重要文化財)を訪問。猪苗代湖畔の美しい洋館で、劇中の豪華な世界観を体感できる。
視聴者の声・評判
評価スコア
キャストの魅力は高く評価される一方、ドラマとしての構成には賛否が分かれた。
好評だったポイント
「綾瀬はるかと大泉洋のバディとしての掛け合いが面白い」「麗子と篠田が最高の相棒になっていく過程が楽しめた」という声が多い。一方で中盤に本筋と関係の薄い事件が続いたことや最終回の締まりに対する意見もあり、終盤に向けて評価が上向いた作品である。