作品紹介
『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』は、2022年1月から3月にかけて日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送されたお仕事コメディドラマです。主演は高畑充希。急成長中のスタートアップ企業「リレーション・ゲート」で社長秘書を務める高梨雛子が、カリスマ社長・浅海寛人(松田翔太)の突然の"ムチャブリ"により、買収した老舗フランス料理店の子会社社長に就任させられるところから物語が始まります。
社長業など未経験の雛子のもとには、元カリスマ料理人でありながら挫折を経験した北条大牙(志尊淳)が部下として配属されます。最初は反発し合う二人ですが、次々と降りかかる難題に立ち向かううちに信頼関係が芽生え、やがて恋心へと発展していきます。浅海の真意、大牙の過去、そして雛子自身の成長――仕事と恋の両面でドラマチックな展開が繰り広げられます。
脚本は『プロミス・シンデレラ』や『ボス恋』などを手がけた松田裕子。お仕事ドラマとしての成長物語とラブコメディのバランスが絶妙で、毎話のラストに用意されたサプライズ展開が視聴者を引きつけました。横浜みなとみらいを舞台にした美しい映像も見どころの一つです。
話題になったポイント
高畑充希の"あたふた社長"が共感を呼ぶ
突然社長に任命されて戸惑いながらも、持ち前の誠実さと行動力で周囲を巻き込んでいく雛子の姿が、働く女性たちから大きな共感を集めました。高畑充希の豊かな表情演技が「見ているだけで元気が出る」と評され、コミカルなシーンではクスッと笑え、シリアスなシーンではしっかり泣かせる演技力の幅広さが光りました。「自分も仕事頑張ろうと思えるドラマ」という感想が多く寄せられています。
志尊淳の"ツンデレ料理人"にファン急増
かつてフレンチの世界で挫折を味わった北条大牙を演じた志尊淳の演技が大きな話題に。クールで毒舌ながら、料理への情熱と雛子への密かな優しさを見せる姿に「ギャップ萌え」の声が殺到。特に料理シーンでの真剣な眼差しと、雛子に対する不器用な優しさの対比が絶妙で、「志尊淳が良すぎた」「このドラマで志尊淳のファンになった」という声がSNSに溢れました。
横浜みなとみらいの映像美
メインの舞台が横浜みなとみらいに設定されたことで、海沿いの美しい景色がドラマ全体を華やかに彩りました。「リレーション・ゲート」のオフィスビル外観にオーシャンゲートみなとみらいが使われ、みなとみらい大橋での犬の散歩シーン、アニヴェルセルカフェでのスイーツリサーチなど、横浜の名所が随所に登場。「横浜に行きたくなるドラマ」として聖地巡礼ブームも起きました。
ロケ地ガイド
横浜みなとみらいエリア ― ドラマの中心舞台
「リレーション・ゲート」のオフィスや、雛子と大牙が歩いた場所など、物語の核心となるシーンが集中するエリアです。横浜港の美しい景色とともにドラマの世界を体感できます。
- オーシャンゲートみなとみらい:「リレーション・ゲート」のビル外観・ロビー・屋上として使われたメインロケ地。ドラマの象徴的な建物です。
- みなとみらい大橋:雛子が浅海の愛犬を散歩させていたシーンの舞台。横浜港を望む橋の上の風景が印象的でした。
- グランモール公園:みなとみらいの中心にある緑豊かな公園。雛子たちが歩くシーンなどで登場しました。
- 日本丸メモリアルパーク:帆船日本丸が係留されている横浜のランドマーク。みなとみらいの風景の一部として映り込みました。
- クイーンズスクエア横浜:みなとみらいの大型商業施設。ドラマの都会的な雰囲気を演出するシーンで使われました。
- ヒューリックみなとみらい:「横浜モノリス」がある複合ビルで、社長たちの座談会シーンのロケ地として登場しました。
横浜元町・山手エリア ― レトロな街並みの舞台
老舗フレンチの子会社が位置する設定にふさわしい、横浜の歴史ある街並みが広がるエリアです。
- えの木てい本店:山手の洋館カフェとして有名な名店。横浜らしいレトロな雰囲気のシーンで使われました。
- カフェ ラ・ボエム 元町中華街店:元町にある人気イタリアンカフェ。登場人物たちの食事シーンで登場しました。
- アニヴェルセルみなとみらい横浜:雛子と大牙がスイーツのリサーチで訪れたカフェ。海沿いの美しい結婚式場併設のカフェです。
- 日本大通り:横浜の歴史的な並木道。横浜らしい風景として印象的に映し出されました。
- 開港広場:横浜開港の歴史を感じる広場で、登場人物が語り合うシーンに使われました。
鎌倉・湘南エリア ― 海辺のロケ地
横浜から少し足を延ばした鎌倉・湘南方面でも、物語の転機となるシーンが撮影されました。
- 鎌倉文学館:鎌倉の歴史ある文学館。趣のある洋館が印象的なロケ地です。
- 八景島シーパラダイス:金沢区の人気テーマパーク。レジャーシーンで登場しました。
- 湘南クリスタルホテル:湘南エリアのホテルで、物語の重要な場面に使われました。
東京エリア ― ビジネスと日常の舞台
東京都内でも、オフィス街や商店街など多彩な場所がロケ地として使われています。
- 大手町パークビルディング:都心のオフィスビルで、ビジネスシーンに使われました。
- 国立科学博物館上野本館:上野にある博物館。デートや仕事の打ち合わせシーンで登場しました。
- 佐竹商店街:台東区にある歴史ある商店街。下町の温かい雰囲気のシーンで使用されました。
- JINNAN CAFE:渋谷神南のカフェ。登場人物たちの打ち合わせや会話シーンに登場しました。
- 播磨坂:文京区の桜の名所として知られる坂道。風情あるシーンで使われました。
山梨エリア ― ワインとぶどうの産地
物語の終盤、大牙のルーツに関わるエピソードで山梨のワイナリーが登場します。
- 奥野田ワイナリー:甲州市にある老舗ワイナリー。大牙のバックストーリーに関わる重要なロケ地です。
- 富士急行の数見川の鉄橋:山梨の自然豊かな風景の中を走る鉄道の鉄橋。旅のシーンで印象的に映し出されました。
聖地巡礼のおすすめルート
みなとみらい満喫ルート(所要約3時間)
桜木町駅からスタートし、日本丸メモリアルパーク、クイーンズスクエア横浜を経由してオーシャンゲートみなとみらいへ。「リレーション・ゲート」のオフィスビルを眺めた後、グランモール公園を散策しながらみなとみらい大橋へ向かいます。アニヴェルセルカフェでスイーツを楽しめば、雛子と大牙のリサーチシーンを追体験できます。最後はヒューリックみなとみらいで横浜モノリスの外観を見学。みなとみらいの絶景を楽しみながら、ドラマの世界に浸れるルートです。
横浜元町・山手散策ルート(所要約2時間)
元町・中華街駅を起点に、カフェ ラ・ボエム元町中華街店でランチを楽しんだ後、山手の丘を登ってえの木てい本店でスイーツタイム。日本大通りの並木道を歩き、開港広場まで散策します。横浜の歴史情緒とドラマの雰囲気を同時に味わえるコースです。
山梨ワイナリー日帰りルート(所要約1日)
新宿から特急かいじで勝沼ぶどう郷駅へ。奥野田ワイナリーでワインの試飲と見学を楽しみ、ぶどう畑が広がる風景を堪能します。富士急行線の鉄橋を望む撮影スポットにも立ち寄り、大牙のルーツを感じる旅を。帰りは勝沼のワインや特産品をお土産にどうぞ。
視聴者の声・評判
Filmarks評価スコア:★3.4(レビュー約4,200件)
Filmarksでは約4,200件のレビューが投稿され、平均★3.4の評価。地上波の視聴率は平均7〜8%台で推移しましたが、Huluでの配信や見逃し配信も含めた総合的な視聴者数は高く、「リアルタイムでは見られないけど配信で毎週楽しみにしていた」という声も多数。2022年冬ドラマの中では安定した人気を獲得しました。
好評だったポイント
圧倒的に多いのは「キャストが全員いい」という声です。高畑充希の可愛らしいあたふた演技、松田翔太の浮世離れしたカリスマ社長役のハマりぶり、そして志尊淳のツンデレ料理人役に対する「コメディもシリアスもこなせる志尊淳の実力を再認識した」という評価が目立ちます。また「軽めのラブコメとして気楽に楽しめる」「仕事で疲れた夜にちょうどいい温度感」という感想も多く、水曜の夜の癒しドラマとして支持されました。横浜ロケの映像美も好評で、「横浜デートしたくなった」「みなとみらいに聖地巡礼に行った」というファンの報告がSNSで多数見られました。