作品紹介
『長崎殺人事件』(2010年版)は、内田康夫原作・浅見光彦シリーズ第19弾としてテレビ放送されたサスペンスドラマです。主演は沢村一樹(浅見光彦)、共演に村井國夫(兄・浅見陽一郎)、加藤治子(母・浅見雪江)、野村真美、林隆三、宝生舞、岡本信人、ラサール石井など。久しぶりに母・雪江が光彦の旅に同行し、異国情緒満点の長崎を舞台に「カステラ連合組合」会長殺害事件を解いていく、ご当地サスペンスの王道作品です。
ルポライター・浅見光彦(沢村一樹)が長崎に取材に来ていたある日、長崎の眼鏡橋の下で「カステラ連合組合」会長・山岡が殺された。彼の胸には凝った彫り物を施した懐剣が突き刺さっていた——カステラ店の店主・松波(林隆三)に疑いがかかっていることを知った光彦は、母・雪江と共に事件の真相を探っていく。長崎ならではの「カステラ」と「彫り物の懐剣」というモチーフが、異国情緒漂う長崎の街並みと交錯し、内田康夫サスペンスの典型的なご当地ミステリーが展開されます。
長崎県内で大規模ロケを敢行。稲佐山展望台、丸山公園、眼鏡橋、グラバー園、平和公園、オランダ坂、大浦天主堂など、長崎観光の名所をふんだんに使用。さらに島原城・武家屋敷、西海市崎戸町まで足を延ばした、ご当地サスペンスの好例。沢村一樹版浅見光彦シリーズの代表作の一つです。
話題になったポイント
沢村一樹版・浅見光彦シリーズ
歴代の浅見光彦俳優(榎木孝明・水谷豊・辰巳琢郎・中村俊介ほか)の中でも、沢村一樹は2008年〜2009年に主演。本作はそのシリーズの中核作品で、しっとりとした大人の魅力で浅見光彦を演じています。
母・雪江との同行旅
本作では久々に母・浅見雪江(加藤治子)が光彦の旅に同行する設定。普段は光彦の自宅で母らしく振る舞う雪江が、長崎の旅で見せる別の一面が見どころです。
長崎観光名所オールロケ
長崎県観光の代表的スポット——稲佐山展望台、眼鏡橋、グラバー園、平和公園、オランダ坂、大浦天主堂、島原城——をフル活用。サスペンスファンと観光ファンの両方が楽しめる構成です。
ロケ地ガイド
長崎市内・観光名所シーン
長崎の象徴的スポット。
- 稲佐山展望台:長崎市大浜町、世界新三大夜景の展望台。
- 丸山公園:長崎市寄合町。
- 松翁軒浜の町店:長崎市油屋町の老舗カステラ店、本作テーマ。
- 長崎県庁第三別館:長崎市江戸町。
- 中島川の中央橋:長崎市銅座町。
- 中島川の眼鏡橋:長崎市栄町、事件発生現場。
- グラバー園:長崎市南山手町、長崎観光の象徴。
- 平和公園:長崎市松山町。
- 長崎水辺の森公園:長崎市常磐町。
- オランダ坂:長崎市東山手町、異国情緒漂う坂。
- 大浦天主堂:長崎市南山手町、国宝の教会。
- 長崎港常盤ターミナル:長崎市常盤町。
- 長崎空港:大村市箕島町。
島原・西海シーン
長崎県広域のロケ地。
- 島原城:島原市城内1丁目の名城。
- 島原武家屋敷跡:島原市下の丁。
- 山崎本店酒造場:島原市白土町の老舗酒蔵。
- ホテル咲き都:西海市崎戸町本郷。
- 崎戸港:西海市崎戸町蠣浦郷の港。
- 一軒家:西海市崎戸町蠣浦郷。
東京シーン
浅見家のシーン。
聖地巡礼のおすすめルート
長崎市内・観光名所王道ルート
稲佐山展望台から中島川の眼鏡橋、松翁軒浜の町店、オランダ坂、グラバー園、大浦天主堂、平和公園を巡れば、長崎観光の王道とご当地サスペンスを同時に楽しめます。
島原・武家屋敷ルート
島原城と島原武家屋敷跡、山崎本店酒造場を巡れば、島原半島の歴史散策が楽しめます。
視聴者の声・評判
評価スコア
沢村一樹版・浅見光彦シリーズの代表作の一つ。長崎観光の名所をふんだんに使ったご当地サスペンスとして、内田康夫ファン・長崎ファン両方から支持されました。
好評だったポイント
「沢村一樹の浅見光彦が大人の魅力」「加藤治子の母役が温かい」「長崎の街並みが美しい」「カステラの彫り物トリックが秀逸」「眼鏡橋・グラバー園のシーン」「島原まで巡るスケール感」「内田康夫の本格推理」といった感想が寄せられ、ご当地サスペンスの好例として支持されました。