作品紹介
『南極大陸』は、2011年10月16日から12月18日までTBS系「日曜劇場」枠で放送された全10話の連続ドラマです。木村拓哉が主演を務め、TBS開局60周年記念番組として制作。北村泰一の『南極越冬隊タロジロの真実』を原案に、戦後復興期の日本が国際社会への復帰をかけて挑んだ第1次・第2次南極観測隊の実話と、置き去りにされた樺太犬タロ・ジロの奇跡の生存劇を描いた感動の人間ドラマです。
北海道で大学講師を務めていた地質学者・倉持岳志(木村拓哉)は、戦後初の国家プロジェクトである南極観測の実現に奔走する。樺太犬係の犬塚夏男(堺雅人)らとともに第1次越冬隊として昭和基地に到着するも、第2次隊との交代がブリザードで阻まれ、19頭の樺太犬を置き去りにせざるを得なくなる。帰国後、世論の非難を浴び大学を退職した倉持は、犬たちの飼い主に謝罪を続けながら次の観測の機会を待ち続ける——。
瞬間最高視聴率25.5%を記録した南極での犬を弔うシーンに代表されるように、人と犬、男と男の絆を真正面から描いた骨太の人間ドラマ。Filmarksでも★3.9点と高評価を獲得し、TBS開局60周年に相応しい名作として記憶されています。
話題になったポイント
木村拓哉×TBS開局60周年の超大作
キムタク主演×TBS開局60周年×日曜劇場という最強布陣。総製作費35億円といわれる大スケールで、戦後の南極観測プロジェクトという史実を重厚に映像化しました。
樺太犬タロ・ジロの奇跡
南極で1年間生き延びた2頭の樺太犬の実話は、世代を超えて語り継がれる感動エピソード。ドラマでは犬たちの演技と倉持隊員たちの再会シーンが視聴者の涙を誘いました。
豪華助演陣の名演
堺雅人(犬塚夏男)、香川照之(白崎英之)、緒形直人、柴田恭兵、山本裕典ら豪華キャスト陣が脇を固め、男たちの絆と人間ドラマに重厚さをもたらしました。
ロケ地ガイド
東京・南極観測本部シーン
戦後の日本で南極観測実現に奔走する倉持らの活動拠点となるロケ地です。
- 船の科学館:南極観測船「宗谷」が展示されている象徴的な場所。
- 東京大学:倉持岳志がいる東京大学のシーン。
- 財務省:戦後の大蔵省として登場。
- 文化庁:文部省として活用。
- 外務省:外務省シーンの舞台。
- 国立科学博物館上野本館:日本学術会議ビルとして登場。
- 池上本門寺:倉持家の墓のシーン。
- 東京国立博物館:倉持が予算を頼んだ大蔵省の階段。
- 一橋大学:子供たちが倉持に募金を渡す大学構内。
- 築地市場水産物部事務棟:地球物理学研究室のシーン。
樺太犬・訓練シーン
南極で生き延びた樺太犬たちの訓練と物語の重要拠点です。
地方・南極周辺シーン
倉持や隊員たちが訪れた地方シーンの舞台です。
- 粟野町立粟野中学校:高岡美雪が教師をする小学校。
- 浦里小学校:高岡美雪の小学校の内部シーン。
- 三和ドック:日本鋼管・浅野ドック横浜のシーン。
- 根津記念館:氷室晴彦の住む家。
- 美ヶ原高原王ヶ鼻:第1話で倉持岳志が登っていた八ヶ岳の崖。
- 横浜ニューグランドホテル:南極観測会議が開かれたブリュッセル建物。
- ふもとっぱら:草原を車で走るシーン。
- 旧坂田医院:第2話で横峰奈緒美が運ばれた産婦人科。
- 繭玉:第8話でモクの家。
- CAR DO SUBARU 三鷹:最終話のイシマツ自動車。
- 景珍楼:最終話の来来亭。
聖地巡礼のおすすめルート
南極観測の歴史を辿るルート
船の科学館から国立科学博物館上野本館、東京国立博物館、稚内公園を巡れば、戦後の南極観測プロジェクトの軌跡を実感できます。
樺太犬の足跡ルート
富岡製糸場、秋元牧場、農地を巡ると、タロ・ジロの訓練と物語の核心に触れられます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの平均スコアは★★★★3.9点。瞬間最高視聴率25.5%(最終回・犬を弔うシーン)を記録した、TBS日曜劇場の代表作と評価されています。
好評だったポイント
「キムタクの真摯な演技に泣ける」「タロ・ジロの再会シーンで号泣」「堺雅人の犬塚役が素晴らしい」「TBS開局60周年に相応しい超大作」「南極の映像が圧倒的」といった感想が寄せられています。