作品紹介
『ナサケの女~国税局査察官~』は、2010年10月から12月まで毎週木曜日にテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送された痛快お仕事ドラマです。米倉涼子が、国税局査察部(通称「マルサ」)の敏腕査察官・松平松子を演じました。共演には柳葉敏郎、塚本高史、武田鉄矢、飯島直子ら豪華キャストが名を連ねています。
脱税者を追い詰める「マルサ」の女・松平松子は、美貌と大胆さを武器に、巨額の脱税を企む悪質な富裕層や企業に立ち向かいます。毎回異なるゲストが脱税容疑者として登場し、松子がその不正を暴いていく1話完結型のストーリーが展開されます。
1987年の映画『マルサの女』(伊丹十三監督)へのオマージュを感じさせつつ、米倉涼子の華やかさとカリスマ性が加わった現代版「マルサの女」として、多くの視聴者を魅了しました。好評を受け、2011年1月にはスペシャルドラマも放送されています。
話題になったポイント
米倉涼子の真骨頂「強い女」
『黒革の手帖』や『交渉人』など、強い女性を演じさせたら右に出る者がいない米倉涼子の真骨頂が発揮された作品です。スタイリッシュなスーツに身を包み、権力者にも臆することなく立ち向かう松子の姿は、女性視聴者を中心に大きな支持を集めました。
脱税という社会派テーマの面白さ
税金や脱税という身近でありながら奥深いテーマを、エンターテインメントとして巧みに料理した点が評価されました。毎回の脱税の手口が巧妙で、それを暴いていくプロセスは推理ドラマとしても楽しめる構成となっています。「マルサ」の仕事の実態を知る社会勉強にもなると好評でした。
豪華ゲスト陣との対決
毎回登場する脱税容疑者役のゲスト俳優が豪華で、米倉涼子との丁々発止のやり取りが見どころでした。金に執着する人間の業と、正義を貫く松子の信念がぶつかり合う緊張感のあるドラマが展開されています。
ロケ地ガイド
東京都目黒区・渋谷区エリア
- 東京都目黒区総合庁舎:国税局のオフィスシーンなどで使用された重厚な庁舎建築です。
- COMPTOIR DES COTONNIERS 渋谷店:松子のおしゃれな日常シーンで登場するファッションブランド店です。
- 世田谷公園:松子の息抜きシーンや、聞き込み調査の場面で使用されました。
東京都港区・中央区エリア
- テレビ朝日:制作局の本拠地で、周辺でのロケも行われました。
- 汐留シオサイト:都会的なビジネス街のシーンに登場する近代的な複合施設エリアです。
- 晴海大橋:印象的な都会の夜景シーンで使用されたウォーターフロントのロケ地です。
- 富士ビル:ビジネス街でのシーンに使用されました。
千葉県エリア
- エム・ベイポイント幕張:大企業の本社ビルとして使用された幕張エリアのロケ地です。
- オリエンタルホテル東京ベイ:豪華なホテルでの密会シーンなどが撮影されました。
- 生命の森リゾート:富裕層のリゾートシーンで使用された自然豊かな施設です。
神奈川県エリア
- 三戸浜海岸:海辺での印象的なシーンが撮影された美しいビーチです。
- 三浦海岸:開放的な海岸線を背景にしたシーンで使用されました。
- みなとみらいホール:華やかなイベントシーンで使用されたコンサートホールです。
山梨県エリア
- 中央葡萄酒株式会社・ミサワワイナリー:ワイナリーを舞台にしたエピソードで使用されたロケ地です。
- 松玉園:山梨の風情ある場所で撮影されたシーンに登場します。
聖地巡礼のおすすめルート
東京ウォーターフロントコース(半日)
新橋駅から汐留シオサイト→晴海大橋→東品川海上公園を巡るコースです。ドラマに登場した都会的なウォーターフロントの景色を楽しみながら、松子が駆け回ったビジネス街の雰囲気を味わえます。
三浦半島海岸コース(半日)
京急三浦海岸駅から三浦海岸→三戸浜海岸を巡る海辺のコースです。ドラマの緊迫したシーンの舞台となった美しい海岸線を散策しながら、三浦の新鮮な海鮮グルメも楽しめます。
山梨ワイナリーコース(1日)
中央自動車道で山梨へ向かい、ミサワワイナリーを中心にワイナリー巡りを楽しむコースです。ドラマに登場したワイナリーで実際にワインのテイスティングを体験できます。
視聴者の声・評判
総合評価
Filmarksで729件のレビューで平均★3.7という安定した評価を獲得。米倉涼子主演作の中でも根強い人気を誇り、スペシャルドラマが制作されるほどの支持を集めました。
好評だったポイント
「米倉涼子がカッコよすぎる」「脱税の手口が毎回面白い」「1話完結で見やすい」「マルサの仕事に興味を持った」「スカッとする展開が最高」といった声が多数寄せられています。また「税金について考えるきっかけになった」「社会勉強になるドラマ」という意見も。スタイリッシュな映像美と、米倉涼子の圧倒的な存在感が作品の魅力を底上げしていると高く評価されています。