作品紹介
『なつやすみの巨匠』は、2015年7月公開の日本映画で、福岡市の離島・能古島を舞台にした"ひと夏の冒険物語"として制作されました。入江信吾が自ら企画・脚本を立ち上げ、10歳の少年が父から譲り受けた古いビデオカメラをきっかけに、親友・美少女・夏の島で繰り広げる映画づくりの日々を、能古島の自然と生活の中で瑞々しく描いた少年映画の名作です。
福岡の離島・能古島に住む10歳の少年シュンは、夏休みに映画研究部員だった父・和由から古いビデオカメラをもらう。すっかり映画に夢中になったシュンは、親友たちと映画撮影ごっこに没頭する日々を過ごす。ある日、島にやってきたワケありのハーフ美少女・オリヴェイラ唯と出会ったシュンは、一目惚れがバレないように彼女を女優としてスカウトする——少年の初めての恋と夏休みの冒険が、島の時間の中で静かに美しく紡がれていく。
400人のオーディションから選ばれた子役・野上天翔、村重マリアに加え、博多華丸(シュンの父)、板谷由夏、リリー・フランキー、落合モトキ、国生さゆりら実力派が脇を固め、井上陽水の名曲『能古島の片想い』を主題歌に、能古島の四季と少年の感性を丁寧に紡いだ珠玉の一本です。
話題になったポイント
能古島の魅力を全面発信
福岡都市圏からフェリーで10分の離島・能古島の自然・集落・砂浜・展望台が映画を通じて全国に発信され、地域発信型映画の優良事例として注目されました。
井上陽水『能古島の片想い』主題歌
井上陽水の名曲『能古島の片想い』を主題歌に起用することで、作品と島の結びつきがより深まり、楽曲と映像の美しいコラボレーションが生まれました。
博多華丸の俳優としての好演
普段は漫才師として活躍する博多華丸が、父親役を誠実に演じきり、福岡色の強い作品に温かさを与えました。
ロケ地ガイド
能古島エリア
物語のすべてを支える能古島のロケ地が満載です。
- シーサイドももち海浜公園:福岡市内から能古島への入口シーン。
- 能古渡船サービスセンター:能古島へのフェリー乗り場が登場。
- 北浦海岸沿いの道:能古島の海辺シーン。
- 能古島キャンプ村・海水浴場:夏の海辺シーンに活用。
- 亀陽文庫・能古博物館:能古島の歴史施設シーンで登場。
- オーシャンズキッチン前の海岸:絶景の海岸シーンに使用。
- 福岡市能古渡船場:フェリー発着の象徴シーン。
- 福岡市立能古小学校:小学校シーンのロケ地。
- 福博であい船能古島のりば:船着場シーン。
- のこのしまアイランドパーク:花と絶景の公園シーンで登場します。
- 能古島展望台:島を一望する象徴的シーン。
- 能古島港東波止:港のシーンで活用されました。
福岡市内エリア
島と本土を結ぶ福岡市内のロケ地も多数登場します。
- SOLARIA STAGE:福岡・天神のショッピング施設シーン。
- キング 博多店:福岡の飲食店シーンで使用。
- サザエさん通り:福岡・百道の名所が登場。
- 鷲尾愛宕神社:神社シーンで活用されました。
- 那珂川の福博であい橋:福岡市内の橋のシーン。
- 福岡歯科大学医科歯科総合病院:病院シーンのロケ地。
生活・食事シーン
島の日常や食事シーンに地元の店が使われています。
- 路地:能古島の路地シーンで使用。
- 別荘:夏の別荘シーンで登場。
- 永福寺:能古島の寺院シーン。
- きらら庭:食事シーンに使用。
- オーシャンズキッチン:海辺のレストランシーン。
- 北浦海岸:少年たちの冒険シーンで登場します。
聖地巡礼のおすすめルート
能古島巡りルート
福岡市能古渡船場からフェリーで渡り、のこのしまアイランドパーク、能古島展望台、能古島キャンプ村・海水浴場を巡れば、作品の夏の舞台を丸ごと体感できます。
福岡シティ&能古島ルート
シーサイドももち海浜公園、サザエさん通りから始まり、那珂川の福博であい橋を経て能古島に渡るコースもおすすめです。
視聴者の声・評判
評価スコア
第7回沖縄国際映画祭などで高く評価され、地域発信型映画のモデルケースとして注目されました。「少年映画の静かな名作」と評する声も多く寄せられています。
好評だったポイント
「能古島の風景が美しい」「井上陽水の主題歌が胸に沁みる」「少年たちの冒険が瑞々しい」「博多華丸の父親像が温かい」といった感想が多数寄せられました。