作品紹介
『最後から二番目の恋』は、2012年1月から3月までフジテレビ系「木曜劇場」枠で放送された、大人のラブコメディドラマです。古都・鎌倉を舞台に、45歳独身のテレビプロデューサー・吉野千明(小泉今日子)と、50歳独身の鎌倉市観光課長・長倉和平(中井貴一)が繰り広げる、等身大の恋愛模様を描きます。
千明は親友二人と鎌倉の古民家で暮らす約束をしていましたが、二人にすっぽかされて一人暮らしをスタート。隣家の長倉家には和平、カフェ店長の真平、引きこもりの万理子の三兄妹と和平の娘・えりなが暮らしており、隣人同士の日常が次第に特別な関係へと変わっていきます。
脚本は岡田惠和が手がけ、小泉今日子と中井貴一のダブル主演は1995年の月9『まだ恋は始まらない』以来17年ぶりの共演として大きな話題を呼びました。好評を受けて続編やスペシャル版も制作される人気シリーズとなりました。
話題になったポイント
大人の恋愛を等身大で描いた脚本
40代・50代の恋愛をリアルかつユーモラスに描いた岡田惠和の脚本が絶賛されました。年齢を重ねたからこそのすれ違いや、素直になれないもどかしさが共感を呼び、「大人のラブコメの最高傑作」との声も。日常会話の中に散りばめられたウィットに富んだセリフの数々も、ファンの間で語り草となっています。
小泉今日子×中井貴一の名コンビ
17年ぶりの共演となった二人の息の合った掛け合いは、視聴者を魅了しました。互いに憎まれ口を叩きながらも惹かれ合う関係性のリアリティは、ベテラン俳優ならではの表現力によるものです。
鎌倉ブームの火付け役
ドラマの大ヒットにより、鎌倉への観光客が急増しました。特に極楽寺・坂ノ下エリアは「最後から二番目の恋の街」として注目を集め、カフェや神社への聖地巡礼が一大ブームとなりました。鎌倉の魅力を全国に発信した功績は大きく、地元経済にも多大な好影響をもたらしました。
ロケ地ガイド
鎌倉・極楽寺エリア(神奈川県)
- 御霊神社:千明と和平が自宅へ向かう日常の道として繰り返し登場。鳥居の前を江ノ電が横切る風景はドラマを象徴する名シーンです
- プランデルブ北鎌倉:ドラマに登場するおしゃれなレストランシーンの撮影地です
- 報国寺:竹の庭で有名な寺院で、鎌倉らしい風情あるシーンが撮影されました
- 妙本寺:歴史ある寺院の静かな境内がドラマの落ち着いた雰囲気を演出しています
- 光明寺:鎌倉の名刹で、登場人物たちの心情を映す印象的なシーンが撮影されました
- 十王岩展望台:鎌倉の街と海を一望できる絶景スポットで、ドラマのロケーションとしても見ごたえがあります
鎌倉・カフェ&グルメ(神奈川県)
- イワタコーヒー店:鎌倉を代表する老舗喫茶店で、ドラマでも登場人物たちの憩いの場として描かれました
- 力餅家:鎌倉の名物和菓子店として、下町情緒あふれるシーンで登場しました
- 鎌倉松原庵けやき:風情ある蕎麦屋として作中に登場しています
- Southern Beach Cafe:湘南の海を眺めながらくつろげるカフェで、印象的なシーンが撮影されました
- SeedlesS:おしゃれなショップとしてドラマに登場しています
鎌倉・街並み(神奈川県)
- 御成商店街:鎌倉駅西口にある地元密着の商店街で、千明の日常生活のシーンで登場しました
- 市役所前交差点:和平の職場である鎌倉市役所付近のシーンで使用されました
- 導地蔵:極楽寺エリアの日常風景として登場する地蔵尊です
- 仙元山:鎌倉の自然を感じられるハイキングコースのシーンで登場しました
東京都内
- 日本科学未来館:千明の仕事に関連するシーンで登場したお台場の施設です
- 汐留シティセンター:テレビ局関連のシーンで使用されました
- フジテレビ湾岸スタジオ:千明が勤めるテレビ局の撮影に使われました
聖地巡礼のおすすめルート
極楽寺・坂ノ下 千明と和平の日常コース
江ノ電「極楽寺駅」を起点に、御霊神社へ向かいましょう。鳥居前の踏切で江ノ電が通過する瞬間は必見です。そこから力餅家で名物の力餅を味わい、導地蔵を通って坂ノ下の住宅街を散策。千明と和平が毎日歩いた道のりを追体験できます。最後は由比ガ浜に出て、海を眺めながらドラマの余韻に浸りましょう。
鎌倉グルメ&寺社巡りコース
鎌倉駅からイワタコーヒー店でホットケーキを堪能した後、報国寺の竹の庭を散策。その後、妙本寺や光明寺を巡り、鎌倉の歴史と自然を満喫するコースです。御成商店街でお土産を探すのもおすすめ。ドラマに登場したカフェやレストランに立ち寄りながら、丸一日楽しめるルートです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの平均スコアは4.2点(レビュー数5,553件)と、非常に高い評価を獲得しています。続編やスペシャルも制作されるほどの人気を博しました。
好評だったポイント
「大人の恋愛ドラマの決定版」「何度見ても飽きない」「鎌倉に住みたくなった」という絶賛の声が圧倒的でした。特に小泉今日子と中井貴一の自然体の演技は「まるでドキュメンタリーのよう」と評され、二人の掛け合いだけで何杯もごはんが食べられるという熱烈なファンも。鎌倉の四季折々の風景がドラマの魅力を何倍にも高めており、「鎌倉の観光ドラマとしても最高」との声も多数。年齢を重ねることへの肯定的なメッセージが心に響いたという感想も目立ちました。