作品紹介
『にじいろカルテ』は2021年1月から3月までテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送された全10話の医療ヒューマンドラマです。主演は高畑充希(テレビ朝日系ドラマ初主演)、共演は北村匠海、井浦新、安達祐実、眞島秀和、光石研、西田尚美、泉谷しげる、水野美紀ら。脚本は『ひよっこ』『ちゅらさん』『おんな城主 直虎』『あまちゃん』で知られる岡田惠和(初の医療ドラマ)、主題歌はクミコ「糸」。都会の大病院を離れ、難病を抱えた女医が田舎の診療所で働く様子を温かく描いた、癒し系医療ドラマの代表作です。
主人公・紅野真空(高畑充希)は、東京の大病院でバリバリ働く内科医。しかし、ある日突然、難病を発症していることが判明します。医師として働き続けたい真空は、病気を隠しながら、山梨と神奈川の境にある"虹ノ村"という小さな村の診療所に移住することに。村の店員・霧ヶ谷桂(北村匠海)と、かつて心に傷を負った医師・朔(井浦新)と出会い、三人が村人たちの健康と心を支えながら、自分自身も再生していく物語です。
岡田惠和らしい優しいタッチで、田舎の診療所という特別な空間での医療と人間関係を描く。"病と共に生きる"というテーマを、押しつけがましくなく、日常の中で自然に浮かび上がらせる手法が秀逸。都会の医療ドラマとは一線を画す"癒しの医療ドラマ"として高評価を得ました。
話題になったポイント
高畑充希のテレ朝初主演
朝ドラ『とと姉ちゃん』『忠臣蔵の恋』で主演経験のある高畑充希が、テレビ朝日系ドラマで初主演。繊細で芯のある医師像を彼女ならではの温かさで演じ切りました。
岡田惠和の初医療ドラマ
ヒット朝ドラを多数手掛けた岡田惠和が初めて挑んだ医療ドラマ。"病と共に生きる"という難しいテーマを、人情と温かさで包み込む独自の医療ドラマを生み出しました。
北村匠海×井浦新の脇役陣
北村匠海の村のラーメン店員・霧ヶ谷桂と、井浦新の過去持ち医師・朔という、真空を支える2人の男性が作品の柱。3人の"疑似家族"的な関係が癒しを生みました。
ロケ地ガイド
虹ノ村と診療所
舞台となる虹ノ村は、神奈川県藤野町・山梨県上野原市など山間の集落で撮影されました。
- 尾県郷土資料館(旧尾県学校):虹ノ村診療所
- 藤野倶楽部:にじいろ商店・虹ノ折返所バス停
- 津久井湖の名手橋:虹ノ村入口の橋
- 葛原神社:村の神社
- Noel Field:桃井佐和子の家
- らーめん 虎テツ:紅野一海のラーメン店
藤野の芸術の道と自然
藤野町の"芸術の道"作品群が、劇中の虹ノ村の風景として効果的に使われました。
- 藤野芸術の道の「空を持つ柱」:第1話の柱
- 藤野芸術の道の「森の守護神」:第1話の守護神
- 藤野芸術の道の屋外環境彫刻「山の目」:第1話の山の目
- 神奈川県道517号奥牧野相模湖線:第1話のボンネットバス
- 秋山地区富岡の棚田:第2話の集落往診
- 秋山の棚田付近の道:第3話の道
村での生活と診察
紅野真空と村人たちの日常は、山間の素朴な場所で撮影されました。
- 青野原キャンプ場:第1話の白倉博の橋
- 藤野倶楽部安心農園:第3話の畑
- 旧沢松小学校:第3話の学校
- 富岡コミュニティーセンター:第5話の火の見櫓
- 駒門風穴:第7話の虹の風穴
- 軍刀利(ぐんだり)神社奥の院:第7話の神様の神社
聖地巡礼のおすすめルート
藤野町芸術の道ルート
藤野倶楽部→藤野芸術の道の「空を持つ柱」「森の守護神」「山の目」→尾県郷土資料館と、虹ノ村の芸術作品を巡る1日コース。
秋山・棚田ルート
秋山地区富岡の棚田→秋山の棚田付近の道→軍刀利神社奥の院と、山梨県上野原市秋山地区の棚田景観を巡るコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
"癒しの医療ドラマ"として高畑充希ファン・岡田惠和ファンから熱心な支持を獲得。木曜ドラマの良作として記憶されています。
好評だったポイント
高畑充希の温かい医師像、北村匠海・井浦新の絶妙な脇役、岡田惠和の優しい脚本、藤野町の美しい自然。"都会じゃない医療ドラマ"の新境地を切り拓いた一作です。