作品紹介
『浅見光彦シリーズ 日光殺人事件』は、2006年にフジテレビ系で放送された2時間サスペンスドラマです。内田康夫の人気推理小説『日光殺人事件』を原作に、栃木・日光の世界遺産・東照宮、中禅寺湖、華厳の滝、群馬・吹割の滝、伊豆・土肥など、関東甲信越の景勝地を舞台にしたご当地ミステリー。主演は榎木孝明(浅見光彦役)、共演に西岡徳馬(兄・浅見陽一郎)。日光東照宮の天海僧正像と明智光秀同一人物説、智秋家の家業承継争いを絡めた知的ミステリーです。
「明智光秀=天海僧正」という日本史の謎の一説に着想を得た本作。日光東照宮の天海僧正像、群馬・片品川の吹割の滝で発見された白骨死体、中禅寺湖、華厳の滝、半月山展望台――栃木・群馬の景勝地を舞台に、智秋朝子(演:未確認)が経営する「智秋牧場」とその父の謎の死を、光彦が解き明かしていく。鬼怒川温泉の老舗旅館「あさや」、松方別邸「万歳閣」、那須塩原千本松、そして伊豆土肥のサンセットブリッジまで、ロケ地の幅広さも見どころです。
原作は内田康夫『日光殺人事件』。脚本は大久保昌一良。フジ版浅見光彦シリーズの後期作品として、世界遺産・日光東照宮を本格ロケに使った観光ミステリーの傑作。「明智光秀=天海僧正」という歴史マニア垂涎の謎を題材にしつつ、現代の家業承継ミステリーとして再構成した、内田康夫らしい知的なエンタメに仕上がっています。
話題になったポイント
世界遺産・日光東照宮の本格ロケ
1999年に世界文化遺産に登録された日光の社寺の中心・日光東照宮を本格ロケに使用。徳川家康の側近として知られる天海僧正像も登場し、日光観光の象徴的シーンが映像化されました。
"明智光秀=天海僧正"の歴史ミステリー
日本史の有名な謎の一つ「明智光秀=天海僧正同一人物説」を本作のモチーフに採用。歴史マニアにはたまらない知的興奮を提供し、内田康夫原作らしい歴史×現代の重層的な構造が高評価を得ました。
関東甲信越の景勝地網羅
日光東照宮、中禅寺湖、華厳の滝、半月山中禅寺湖展望台(栃木)、片品川の吹割の滝(群馬)、土肥サンセットブリッジ(伊豆)、お台場海浜公園(東京)など、関東甲信越の景勝地を網羅した観光ミステリーの傑作です。
ロケ地ガイド
日光・栃木エリア
本作の主要舞台、世界遺産・日光。
- 日光東照宮:栃木県日光市山内、世界遺産・日光東照宮。
- 天海僧正像:栃木県日光市上鉢石町、明智光秀同一人物説の天海僧正像。
- 中禅寺湖:栃木県日光市中宮祠、光彦と藤田編集長の車のシーン。
- 華厳の滝:栃木県日光市中宮祠、華厳の滝。
- 半月山中禅寺湖展望台:栃木県日光市足尾町、中禅寺湖を見下ろす展望台。
- 中禅寺湖菖蒲ヶ浜:栃木県日光市中宮祠、智秋朝子が馬で訪れた湖。
- 鬼怒川の立岩橋(楯岩橋):栃木県日光市鬼怒川温泉滝、鬼怒川の風景。
- あさや:栃木県日光市鬼怒川温泉滝、光彦と藤田編集長の旅館。
- 松方別邸「万歳閣」:栃木県那須塩原市千本松、智秋邸。
群馬・吹割の滝エリア
白骨死体発見の舞台。
伊豆・土肥エリア
- 土肥サンセットブリッジ:静岡県伊豆市八木沢、土肥警察署の海沿いの橋。
東京エリア
光彦の活動拠点。
- 東映東京撮影所:東京都練馬区東大泉2丁目、日光東警察署のロケ地。
- 東池袋美術骨董商会:東京都豊島区東池袋1丁目、骨董品店。
- 汐留シティセンター:東京都港区東新橋1丁目、智秋株式会社のビル。
- 警察庁:東京都千代田区霞が関2丁目、浅見陽一郎の職場。
- お台場海浜公園:東京都港区台場1丁目、光彦と智秋朝子の砂浜シーン。
- 一軒家:浅見家(住宅001)。
聖地巡礼のおすすめルート
日光世界遺産+中禅寺湖コース
JR日光駅から日光東照宮→天海僧正像→中禅寺湖→華厳の滝→半月山展望台と巡る1日コース。世界遺産観光と本作の世界を同時に体感できます。
鬼怒川温泉+吹割の滝コース
あさやに宿泊し、翌日片品川の吹割の滝を訪ねる1泊2日。栃木・群馬の温泉と滝の景勝地を堪能できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
2006年放送の2時間サスペンスとしては手堅い評価。「日光世界遺産の本格ロケが見応えあり」「明智光秀=天海僧正の謎が知的」と歴史ファン・観光ファン双方から好評を得ました。
好評だったポイント
「日光東照宮の本格ロケが豪華」「明智光秀=天海僧正の歴史謎が知的」「中禅寺湖・華厳の滝の景勝美」「吹割の滝の白骨死体の不気味さ」「鬼怒川温泉あさやの老舗感」「榎木孝明の浅見光彦が安定」といった感想が並び、内田康夫原作・浅見光彦シリーズの日光編として記憶されています。