作品紹介
『君が踊る、夏』は、2010年9月公開の日本映画で、朝日放送創立60周年記念作品として制作されました。高知市のよさこい祭りを舞台に、腎悪性横紋筋肉腫様腫瘍(MRTK)という小児がんと戦いながらもよさこいを踊りたいと願う実在の少女の実話をモデルに、夢と命をめぐる人々の絆を描いた感動のヒューマンドラマです。
かつてよさこいチーム"いちむじん"で活躍し、東京でカメラマンを目指していた新平は、母の入院で5年ぶりに帰郷し、高校時代の恋人・香織の妹・さくらと出会う。難病に冒されているさくらは、生きる支えとしてよさこいを踊りたいと願っていた。新平は昔のチームメンバーとともに"いちむじん"を再結成し、祭りに向けて練習に励む。だが祭り当日、新平にカメラマンの賞の授賞式の連絡が入る——さくらとの約束と、自分の夢。新平は究極の選択を迫られる。
溝端淳平、木南晴夏、五十嵐隼士、大森絢音ら若手実力派が結集。高知城・桂浜・はりまや橋・ひろめ市場などよさこい祭りの聖地をふんだんに使った撮影は、よさこいの熱気と高知の土地柄を余すところなく伝え、実在の少女へのトリビュートとしても深い感動を呼びました。
話題になったポイント
実話がモデルの感動物語
本作は実在の少女・五藤沙耶香さんがモデル。難病と向き合いながらもよさこいを踊った彼女の実話が、多くの観客の心を打ちました。
よさこい祭りの熱気
高知が世界に誇る"よさこい祭り"を映画全体の中心に据え、鳴子の音と踊り子たちの熱気を圧倒的な映像で再現。高知の観光客も大幅に増加しました。
溝端淳平の若手主演作
当時若手の溝端淳平が主演を務め、葛藤する青年像を真摯に演じきった本作は、彼のフィルモグラフィにおいても重要な一作となっています。
ロケ地ガイド
高知市内・よさこいエリア
よさこい祭りの聖地・高知市の名所が贅沢に登場します。
- 高知城:高知のシンボルが象徴的に登場。
- 桂浜:高知を代表する名勝の海辺シーン。
- はりまや橋:高知の有名スポットが印象的に登場します。
- ひろめ市場:高知の台所が活気あるシーンに使用。
- 追手筋:よさこいの本祭りが行われるメイン会場。
- とさでん交通:路面電車のシーンが情感豊か。
- JR土讃線高知駅:郷里への帰郷シーンで登場。
高知観光エリア
よさこい以外にも高知県の名所が物語を彩ります。
- 坂本龍馬記念館:高知を代表する施設が登場。
- 仁淀川の浅尾沈下橋:仁淀川の美しい沈下橋シーン。
- 海津見神社龍王宮:桂浜の神社シーンに使用。
- 青龍寺:寺院シーンで登場。
- 高知競馬場:印象的なシーンで活用。
- 高知市立追手前小学校:学校シーンに使用されました。
- 松原野外劇場:重要なシーンの舞台。
生活・飲食シーン
登場人物たちの日常シーンには高知らしい飲食店や街並みが使われています。
- けやき坂:印象的な坂道シーンで登場。
- 高知県立小津高等学校:高校シーンの舞台。
- はりま家:地元の飲食店シーンに使用。
- ほにや本店:よさこい衣装の名店が登場。
- 料亭旅館臨水:格式ある料亭シーンで使用されました。
- TACO:カジュアルな食事シーンで登場。
- 鏡川の河原:青春の川辺シーンで活用。
- 鏡川の天神大橋:橋のシーンで印象的に登場します。
聖地巡礼のおすすめルート
よさこい祭り王道ルート
追手筋を起点にはりまや橋、ひろめ市場、高知城を巡れば、よさこい祭りの熱気と作品の舞台を丸ごと体感できます。
仁淀川・自然ルート
仁淀川の浅尾沈下橋、桂浜、鏡川の河原を巡るコースで、作品の自然美を堪能できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
「実話ベースの感動作」「よさこいの熱気が圧巻」と観客から高評価。高知の観光促進にも大きく貢献し、地域発信型映画としても成功を収めました。
好評だったポイント
「よさこいのシーンに涙が止まらない」「さくらちゃんの純粋な思いに胸打たれる」「溝端淳平の誠実な演技が良い」「高知の風景が美しい」といった感想が多く寄せられました。