作品紹介
『お義母さんといっしょ』は2003年1月7日から3月11日までフジテレビ系で火曜21時に放送された連続ドラマ(当初全11話予定→10話に短縮)。主演は水野美紀(荒巻たま代役)、共演に泉ピン子(荒巻よし江役)、要潤、寺尾聰、京野ことみ、滝沢沙織、伊東四朗、西郷輝彦、岡江久美子、池畑慎之介、田山涼成、寺島しのぶ、神保悟志など。脚本は橋部敦子。元気で勝気な本音100%の嫁と、根は優しいが口が悪くガサツな肝っ玉母さん系の姑との「嫁姑問題」を真正面から描いた家族コメディドラマ。平均視聴率9.9%を記録した火曜9時枠の意欲作です。
東京都大田区下丸子の和食と中華の店「龍華」を営む寺西家から嫁ぎ、荒巻家に嫁ぐ今時の嫁・荒巻たま代(水野美紀)は、元気で勝気で本音100%。姑のよし江(泉ピン子)も豪快な肝っ玉母さん系で、根は優しいが口が悪くガサツ。たま代は「この鬼姑!」と返し、よし江は「この鬼嫁!」とののしり、お互いゴーイングマイウェイで自分の生き方を貫きます。荒巻健介(要潤)と松井香織(滝沢沙織)のサブカップル、よし江の屋台「焼き鳥」、たま代の弁当販売など、下町の人情と現代日本の家族問題を交錯させた群像コメディです。
本作は東京都大田区下丸子(荒巻たま代の家、和食と中華の店「龍華」、レンタルビデオ店「フライデー」、神社、商店街)を中心に、大森ベルポート、大森北一番街、東田公園(川崎区)、丸子橋、サンケイビル(大手町)、六本木THE HAMBURGER INN、東急多摩川線下丸子駅、江東区辰巳マンションなど、東京・神奈川を縦横にロケ。下町の温もりと現代日本の家族の現実を、水野美紀と泉ピン子の絶妙な対決で笑いと涙を交えて描き出しました。
話題になったポイント
水野美紀×泉ピン子の嫁姑バトル
当時、女優として注目されていた水野美紀と、嫁姑ドラマの女王・泉ピン子(『渡る世間は鬼ばかり』)が嫁姑として正面対決。水野美紀の現代的な強い嫁と、泉ピン子の昭和的な肝っ玉姑が、互いの本音をぶつけ合うバトルが本作の最大の見どころとなりました。
下町下丸子のリアル舞台
東京都大田区下丸子の和食と中華の店「龍華」を中心に、下町の人情と現代日本の家族問題を交錯させた群像コメディ。多摩川丸子橋、下丸子駅、エレガンスクリーニング前の道路など、下丸子の街並みをリアルに活かしたロケが特徴です。
橋部敦子脚本の家族群像劇
『救命病棟24時』『ヘイ! ジュード』の橋部敦子脚本による家族ドラマ。嫁姑問題を単なるコメディではなく、現代日本の家族の現実として真正面から描き、火曜9時枠で意欲的な試みとして評価されました。
ロケ地ガイド
下丸子・大田区エリア
荒巻家と寺西家。
- 和食と中華の店「龍華」:大田区下丸子3丁目、寺西家の店「龍華」。
- 建物:大田区下丸子3丁目、荒巻たま代の家。
- フライデー:大田区下丸子1丁目、荒巻健介のレンタルビデオ店。
- 神社:大田区下丸子3丁目、第1話のお参り神社。
- エレガンスクリーニング前の道路:大田区下丸子3丁目、第1話の商店街。
- 東急多摩川線の下丸子駅:大田区下丸子3丁目、第2話の駅シーン。
大森・川崎エリア
たま代の弁当販売と健介の散策。
- 大森ベルポート:品川区南大井6丁目、弁当販売の交差点。
- 大森北一番街:大田区大森北1丁目、よし江の屋台「北多摩川一番街」。
- 37番街:川崎市川崎区砂子2丁目、第2話の健介歩行シーン。
- 東田公園:川崎市川崎区東田町、第2話の健介と香織の公園。
- 多摩川の丸子橋:大田区田園調布本町、エンディング橋。
都心・湾岸エリア
俊介と岡島の舞台。
- マンション:江東区辰巳1丁目、荒巻俊介のマンション。
- THE HAMBURGER INN:港区六本木3丁目、第2話のハンバーガー店。
- サンケイビル:千代田区大手町1丁目、第9話の岡島の交際申込シーン。
聖地巡礼のおすすめルート
下丸子荒巻家ルート
龍華(寺西家の店)→建物(たま代の家)→フライデー→東急多摩川線下丸子駅を巡る、下丸子の生活圏散策コース。
多摩川・大森ルート
多摩川の丸子橋でエンディングシーンを再現、大森ベルポートと大森北一番街でたま代の弁当販売とよし江の屋台を巡るコース。
都心キャリアルート
辰巳のマンション(俊介)→THE HAMBURGER INN(六本木)→サンケイビル(大手町)を巡る、都心の重要シーンルート。
視聴者の声・評判
評価スコア
フジテレビ火曜9時枠で平均視聴率9.9%を記録。橋部敦子脚本の意欲作にして、水野美紀の本格嫁役として記憶される作品です。後の『義母と娘のブルース』など、嫁姑ドラマの系譜に影響を与えました。
好評だったポイント
「水野美紀の現代的な嫁役が痛快」「泉ピン子の肝っ玉姑が貫禄」「下丸子の下町ロケが温かい」「龍華の中華店ロケがリアル」「丸子橋エンディングシーンが印象的」「家族の本音バトルが共感できる」「橋部敦子脚本の人情味」――嫁姑ドラマの正統な系譜を継ぐ家族コメディの良作です。