作品紹介
『掟上今日子の備忘録』は、2015年10月から12月まで日本テレビ系「土曜ドラマ」枠で放送された全10話のミステリードラマです。西尾維新の人気小説「忘却探偵シリーズ」初の実写化作品で、主演の新垣結衣にとって日本テレビ連続ドラマ初主演作となりました。
眠ると記憶がすべてリセットされてしまう体質を持つ探偵・掟上今日子(新垣結衣)は、どんな事件も一日で解決しなければならない「最速の探偵」。一方、なぜかあらゆる事件に巻き込まれ犯人扱いされてしまう不遇な青年・隠館厄介(岡田将生)は、今日子に何度も依頼を持ち込みます。毎日記憶がリセットされるため、二人は毎回「初めまして」から始まりますが、厄介は今日子への想いを募らせていきます。記憶と恋の切ないすれ違いが胸を打つ、笑いと感動のミステリーラブストーリーです。
話題になったポイント
新垣結衣の「白髪メガネ」ビジュアル
原作に忠実な白い髪に眼鏡というビジュアルが大きな話題を呼びました。ガッキーの新たな魅力が引き出された美しいコスプレ姿は、放送前からSNSで大反響。毎話異なるコスチュームで事件に挑む今日子のファッションも視聴者を楽しませました。
西尾維新作品初の実写化
『物語シリーズ』などで知られる西尾維新の作品が初めてテレビドラマ化されたことで、原作ファンからも大きな注目を集めました。独特の言葉遊びや論理的な謎解きを映像でどう表現するかが話題となり、原作の雰囲気を損なわない丁寧な脚本が評価されました。
新垣結衣×岡田将生の切ないラブストーリー
毎日記憶がリセットされる今日子と、それでも想い続ける厄介の恋模様が視聴者の心を掴みました。新垣結衣自らの要望でキスシーンが1回追加されたというエピソードも話題に。最終回は初回と並ぶ視聴率12.9%を記録し、感動のフィナーレとなりました。
ロケ地ガイド
上野・台東区エリア
物語の中心舞台となる東京・台東区周辺には、印象的なロケ地が集中しています。下町情緒あふれる街並みが、ミステリアスな物語に独特の雰囲気を添えています。
- 黒田記念館:今日子が暮らすアパルトマン「サンドグラス」の外観として使用された洋風建築。大正期に建てられた歴史的建造物で、作品の世界観を象徴する重要なロケ地です。
- 国立科学博物館上野本館:第2話で掟上今日子と隠館厄介が車を取りに行きながら話していたシーンの撮影地。上野公園の緑豊かな景観が印象的です。
- 佐竹商店街:最終話で今日子と澤野が歩いていた商店街。日本で2番目に古い商店街として知られ、レトロな雰囲気が作品に温かみを添えています。
千葉・幕張エリア
隠館厄介の職場シーンを中心に、千葉エリアでも撮影が行われました。
- QVCスクエア:第1話で隠館厄介が勤める「皆原製作所」の外観として使用。近代的なビルが企業の雰囲気を演出しています。
豊島区・雑司ヶ谷エリア
- 鬼子母神:第1話で隠館厄介が子供の頃に鳥のフンが当たった神社として登場。歴史ある境内の雰囲気が印象的なシーンです。
豊洲エリア
- ららぽーと豊洲:複数話で登場し、今日子と厄介が話しながら歩いた橋や駐車場、映画館前など、二人の日常的なシーンが撮影されました。
渋谷エリア
- 東京体育館:第2話で鯨井留可が4年前に密告した公衆電話のシーンに使用。物語の重要な伏線が張られる場所です。
軽井沢エリア(長野県)
第5話の軽井沢ロケは、都会を離れた特別な雰囲気が魅力。避暑地の爽やかな空気感が画面を通して伝わります。
- フランスベーカリー:第5話で幕間まくるが入ったベーカリーショップ。ジョン・レノンも通ったという軽井沢の老舗パン屋です。
- 凸凹堂軽井沢:第5話で幕間まくるが出てきた店。天然石やアクセサリーを扱うおしゃれなショップです。
墨田区エリア
- キラキラ橘商店街:最終話で掟上今日子が買い出しに行った商店街。昔ながらの活気ある商店街の雰囲気がドラマに温もりを与えています。
聖地巡礼のおすすめルート
上野・下町巡りコース(半日)
JR上野駅をスタートし、まず国立科学博物館周辺を散策。上野公園内を歩きながら黒田記念館へ。「サンドグラス」の外観を堪能した後は、佐竹商店街まで足を延ばして下町グルメを楽しみましょう。さらに墨田区のキラキラ橘商店街まで行けば、最終話の雰囲気をたっぷり味わえます。
軽井沢おしゃれ散策コース(半日)
軽井沢駅から旧軽井沢銀座通りへ向かい、フランスベーカリーで名物のフランスパンを購入。凸凹堂軽井沢で天然石アクセサリーを物色しながら、第5話の世界に浸りましょう。軽井沢の自然豊かな環境と合わせて、日帰り旅行にもぴったりのコースです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは10,179件のレビューで平均★3.9の高評価。視聴率は平均約10%前後で推移し、最終回は12.9%を記録しました。コアな視聴者満足度が非常に高い作品として知られています。
好評だったポイント
「ガッキーの白髪姿が美しすぎる」「原作の雰囲気を壊していない」「岡田将生との切ないラブストーリーが最高」「毎回初対面なのに少しずつ距離が縮まっていく演出が秀逸」など、ビジュアル・演技・脚本すべてにおいて高い評価を得ています。特に新垣結衣の多彩なコスチューム姿や、記憶をなくしても体に刻まれた感情が伝わる繊細な演技が絶賛されました。