作品紹介
『お前はまだグンマを知らない』は2017年3月13日から4月3日まで日本テレビ系で4週連続放送された深夜ドラマ(全4回)。原作は井田ヒロト(『マンガごっちゃ』連載)の同名コミック。主演は間宮祥太朗(神月紀役)、共演に高橋メアリージュン、加治将樹、内田理央、城田優、安田顕、宮下純一、ガッキー佐藤、矢島健一、近藤芳正、ルー大柴、ガダルカナル・タカ、ベンガル、東貴博、出川哲朗、田中要次など。脚本は萩森淳。同名の劇場版(2017年7月8日公開)も同時並行で制作され、ドラマと映画の連動展開で話題になりました。「群馬県」のローカルあるあるをエンターテインメントに昇華させたご当地カルチャーコメディの代表作です。
東京から群馬県アカギ高校に転校してきた神月紀(間宮祥太朗)は、群馬の常識に翻弄されまくる東京っ子。「グンマには独自の文化がある」「赤城おろし」「シャンゴ(パスタ屋)」「焼きまんじゅう」「コンビニより自販機が多い」など、群馬県民にとっては当たり前の風物詩が、東京から来た神月にとっては毎日が異文化体験。クラスメイトの轟一矢(加治将樹)、木村仁建(城田優)、近藤(安田顕)ら個性派群馬人と、トチギのヤンキー集団との抗争、シャンゴでの群馬カルチャー体験、赤城山(アカギ山)での修行など、群馬と栃木の県境戦争を笑いと郷愁で描き出します。
本作の最大の魅力は、群馬県外の代用ロケ地で群馬を再現するという皮肉な手法。アカギ高校は埼玉県狭山市立旧東中学校、アカギ神社は静岡県小山町浅間神社・御殿場市二岡神社、シャンゴは前橋市シャンゴ東部バイパス店、ドライブイン七輿は群馬県藤岡市、グリーンドーム前橋は群馬県前橋市など、群馬県現地ロケとフィルムコミッション協力地を巧みに織り交ぜています。ぐんまフィルムコミッションの全面協力により、群馬県の魅力を全国に発信した観光振興にも貢献した作品です。
話題になったポイント
間宮祥太朗の群馬転校生役
間宮祥太朗が、群馬の常識に翻弄される東京っ子・神月紀を熱演。後の『ニッポンノワール』『俺の家の話』などへと続く間宮祥太朗の俳優人生にとって、コメディ路線の代表作となりました。
「グンマ」のローカルあるあるをエンタメ化
「赤城おろし」「シャンゴ」「焼きまんじゅう」「コンビニより自販機」「車社会」「鶴舞う形の県」など、群馬県のローカルあるあるを徹底的にエンタメ化。群馬県民は「あるある!」、県外民は「えーっ!」と、両者を巻き込む異文化コメディとして大ヒットしました。
ドラマ+映画の連動企画
2017年3月にドラマ4週連続放送、同年7月8日に劇場版『お前はまだグンマを知らない』公開という、ドラマと映画の連動展開。深夜ドラマ→映画化という近年の流れの先駆的作品として、メディアミックスの成功例となりました。
ロケ地ガイド
狭山・飯能・群馬外代用エリア
アカギ高校と周辺。
- 旧狭山市立狭山東中学校:埼玉県狭山市入間川、アカギ高校。
- 道路:埼玉県飯能市双柳、からっ風が吹く通学路。
- 道路:静岡県駿東郡小山町上野、第1話のからっ風シーン。
- 道路:埼玉県飯能市平松、第2話のシャンゴへの右折。
- 道路:埼玉県飯能市双柳、第2話の右折シーン。
- 道路:埼玉県狭山市入間川、最終話のレモン牛乳トチギヤンキーシーン。
群馬県内エリア
本物の群馬ロケ。
- グリーンドーム前橋:群馬県前橋市岩神町1丁目、第1話のくまモン営業先。
- シャンゴ 東部バイパス店:群馬県前橋市若宮町4丁目、第2話のパスタ店。
- ドライブイン七輿:群馬県藤岡市上落合、第3話のトチギヤンキー絡みシーン。
- 赤城山:群馬県前橋市富士見町赤城山、アカギ山。
静岡・東京エリア
群馬代用と東京シーン。
- 浅間神社:静岡県駿東郡小山町上野、第1話の「アカギ神社」その1。
- 二岡神社:静岡県御殿場市東田中、第1話の「アカギ神社」その2。
- 美女木廃工場スタジオ:埼玉県戸田市美女木6丁目、第2話の倉庫シーン。
- 小杉湯:東京都杉並区高円寺北3丁目、第3話の銭湯シーン。
聖地巡礼のおすすめルート
群馬県内本物ロケルート
グリーンドーム前橋からシャンゴ 東部バイパス店でパスタを堪能、ドライブイン七輿と赤城山を巡る、本物のグンマ巡礼コース。
狭山・アカギ高校ルート
旧狭山市立狭山東中学校(アカギ高校のロケ地)を起点に、飯能市双柳の通学路を散策する、アカギ高校生気分体験コース。
御殿場・小山町アカギ神社ルート
浅間神社(小山町)と二岡神社(御殿場市)を巡る、静岡で再現された「グンマ」聖地ルート。
視聴者の声・評判
評価スコア
深夜ドラマ枠で放送されたにも関わらず、群馬県民を中心に熱狂的な支持を獲得。劇場版(2017年7月公開)への連動成功例として、ご当地カルチャーコメディの代表作となりました。ぐんまフィルムコミッションも全面協力。
好評だったポイント
「間宮祥太朗の東京っ子翻弄演技が爽快」「群馬のローカルあるあるが当たりすぎ」「シャンゴ、焼きまんじゅうなど名物が登場」「赤城山アカギ山の神聖さ」「県境戦争ネタが新鮮」「ドラマ→映画の連動展開が成功」「群馬県の観光振興に貢献」――群馬県民とご当地マニアから愛されるカルチャーコメディの名作です。