作品紹介
『お迎えデス。』は、2016年4月から6月まで日本テレビ系「土曜ドラマ」枠で全9話が放送されたヒューマンコメディドラマです。田中メカの人気漫画『お迎えです。』を原作とし、福士蒼汰が主演を務めました。幽霊が見える不思議な能力を持つ大学生が、死神とともに成仏できない幽霊をあの世に送り届ける「お迎えバイト」に奮闘する、笑いと涙のファンタジー作品です。
主人公の堤円(福士蒼汰)は、幽霊を自分の体に憑依させられる特殊な能力を持つ理系大学生。感情を表に出さないクールな性格ですが、同じ大学に通う猪突猛進女子の阿熊幸(土屋太鳳)と、ウサギの着ぐるみを着た死神・ナベシマ(鈴木亮平)とともに、この世に未練を残した幽霊たちの願いを叶えていきます。
毎話ゲスト幽霊が登場するオムニバス形式で、人の死を通じて「生きるとは何か」を問いかける深いテーマ性と、コミカルなキャラクターたちの掛け合いが絶妙にマッチした作品です。門脇麦、濱田ここね、比嘉愛未など豪華ゲスト陣も話題となりました。
話題になったポイント
鈴木亮平のウサギ着ぐるみ死神
鈴木亮平が演じた死神・ナベシマは、常にピンクのウサギの着ぐるみを着ているという衝撃的なビジュアルで視聴者を驚かせました。筋肉質な体格の鈴木亮平がもふもふの着ぐるみ姿で真剣に演技する姿は、SNSで大きな話題に。シリアスなシーンでもウサギ姿を崩さない独特のシュールさが、作品全体のユニークな世界観を支えました。
福士蒼汰×土屋太鳳のケミストリー
理系でクールな堤円(福士蒼汰)と感情むき出しの阿熊幸(土屋太鳳)の水と油コンビは、「正反対なのに最高の相棒」として視聴者から支持されました。幽霊のお迎えという非日常的なバイトを通じて少しずつ距離が縮まっていく二人の関係性は、毎週の放送で大きな見どころとなりました。
泣ける幽霊エピソード
毎回登場するゲスト幽霊たちのエピソードは、「毎話泣ける」と評判に。家族への想い、果たせなかった約束、伝えられなかった気持ちなど、人の死を通じて描かれる生者へのメッセージが視聴者の心を打ちました。コメディとシリアスのバランスが絶妙で、「笑って泣ける」作品として幅広い層に支持されました。
ロケ地ガイド
埼玉エリア(円の生活圏)
- 川口西公園:円とナベシマが会話する重要な公園シーン。リリアパークとも呼ばれ、死神との密談の場として繰り返し登場しました
- 三学院:物語に登場する寺院のシーンで使用された歴史ある寺です
- 三室バッティングセンター:円や幸がストレス発散するシーンで使用されました
- 岩殿山 正法寺:幽霊を送るシーンで使用された荘厳な寺院ロケ地です
- 天空のポピー:印象的な風景シーンで登場した絶景スポットです
東京エリア
- 昭和女子大学:円と幸が通う大学の外観シーンで使用されました
- 品川シーズンテラス:都会的な街並みのシーンとして撮影に使用されています
- おかず横町:下町の商店街シーンで登場する情緒ある通りです
- 旧下谷小学校:レトロな雰囲気の学校施設として印象的に映りました
- ルーデンス立川ウエディングガーデン:華やかなウエディングシーンの撮影場所です
- 多摩川の堤防:円が一人で考え事をする印象的な河川敷シーンで使用されました
神奈川エリア
- 神奈川工科大学:円と幸が通う「明櫻大学」のメインロケ地。キャンパスの雰囲気がそのまま作品に活かされています
- 新江ノ島水族館:デートシーンや幽霊エピソードで登場する人気スポットです
- 象の鼻パーク:横浜の港を背景にした美しいシーンで使用されました
- 象の鼻桟橋:象の鼻パークに隣接する桟橋も物語の印象的なシーンに登場しています
聖地巡礼のおすすめルート
川口・埼玉ルート(半日コース)
JR川口駅からスタートし、駅前の川口西公園(リリアパーク)で円とナベシマの密談シーンを再現。その後、三室バッティングセンターで作品の雰囲気を楽しみ、三学院や岩殿山正法寺といった寺院を巡ります。天空のポピーまで足を延ばせば、ドラマとは別の感動的な絶景が待っています(見頃は5〜6月)。
横浜・湘南ルート(1日コース)
象の鼻パークと象の鼻桟橋からスタートし、横浜港の美しい景色を楽しみます。その後、江ノ電に乗って新江ノ島水族館へ。ドラマに登場した水族館の幻想的な雰囲気を体感できます。神奈川工科大学のキャンパスも見学可能な場合があるので、「明櫻大学」の雰囲気を感じてみてください。
東京下町散策ルート(半日コース)
おかず横町の下町情緒を味わいながら散策し、旧下谷小学校のレトロな建物を眺めます。品川シーズンテラスまで移動して近代的な都会の風景を楽しめば、作品の多面的なロケ地を一日で体験できるルートです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは平均スコア★3.4(5.0満点)を記録。コメディとして楽しみながらも、人の生死について考えさせられるドラマとして安定した評価を得ています。原作ファンからも「原作の雰囲気を上手く実写化している」と好意的な声が多くありました。
好評だったポイント
「意外と面白かった。何回観ても毎回おもしろい」「福士蒼汰のクールな演技と土屋太鳳の元気な演技のギャップが最高」「鈴木亮平のウサギが予想以上に良かった」という声が多数。特に「毎話のゲスト幽霊のエピソードが泣ける」「笑いと涙のバランスが絶妙」という感想が目立ちます。濱田ここねの子役としての演技力も高く評価され、「家族みんなで見られるドラマ」として週末の家族団らんに最適な作品と評されました。鈴木亮平は本作の後もさまざまな役柄で活躍し、「何にでもなれる俳優」としての評価を確立するきっかけの一つとなった作品です。