作品紹介
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』は2024年1月から3月まで東海テレビ制作・フジテレビ系「土ドラ」枠で放送された全10話のヒューマンドラマです。主演は原田泰造、共演は中島颯太(FANTASTICS)、富田靖子、城桧吏、大原梓、中村ゆりら。原作はやまもとりえの同名コミックエッセイ(光文社)。頑固で偏見だらけの昭和生まれの父と、現代を生きる息子・ゲイの友人との出会いから始まる家族再生のストーリーです。2024年の民間放送連盟賞テレビドラマ優秀賞を受賞し、SNSでは"全おじさんが見るべき"と大反響を呼びました。
主人公・沖田誠(原田泰造)は、古い常識と偏見に凝り固まった中年サラリーマン。我が子からは"堅物"と嫌われ、会社の部下からはデリカシーのなさを敬遠されています。3か月前から引きこもっている息子・翔(城桧吏)が家に連れてきた友人・五十嵐大地(中島颯太)がゲイだと知った誠は、反射的にその存在を否定してしまいます。ショックを受けた翔から「お父さんみたいな人には絶対なりたくない」と言われ、誠は己の偏見と向き合う旅を始めます。
LGBTQ+、親子、職場、パートナーシップといった令和のテーマを真正面から、なおかつユーモアを保ちつつ描写。原田泰造の"アップデートされていくおじさん"の芝居が称賛を集め、東海テレビ土ドラ屈指の傑作として記憶されることになりました。2025年には映画化もされています。
話題になったポイント
SNSで"全おじさんが見るべき"の大反響
昭和型おじさんが、LGBTQ+や多様性を学んでいく姿を描いたことで、SNSを中心に"身につまされる""父親に見せたい"と共感が殺到。2024年の話題作となりました。
原田泰造の主演ヒット
ネプチューンの原田泰造が、コミカルだけでなく深い芝居を見せて高評価。"頑固おやじがアップデートされていく"という難しい役を、彼特有の人間味で演じ切りました。
2024年民放連賞・2025年映画化
2024年の日本民間放送連盟賞テレビドラマ優秀賞を受賞、2025年には映画化。東海テレビ土ドラ枠の歴代最強級のヒット作として記録に残っています。
ロケ地ガイド
沖田家と五十嵐動物病院
物語の中心となる沖田家と五十嵐動物病院は、埼玉県・神奈川県で撮影されました。
- 一軒家:沖田家
- 浜崎公園:沖田家近くの公園
- とがさき動物病院:五十嵐美穂子が働く「いがらし動物病院」
- モモゾノ弁当:沖田美香のパート先
- 埼玉県立三郷工業技術高等学校:沖田翔の通う高校
誠と大地の交流シーン
誠と大地が関係性を深めていく場面は、都内の印象的なスポットで撮影されました。
- 増田屋:誠がよくランチに行くそば店
- 日の出橋:第3話の待ち合わせ
- 目黒川の千歳橋:第3話の会話橋
- 目黒川のなかめ公園橋:第3話のジュース休憩
- Zapady-doo:第3話のプレゼント購入店
- 滝野川稲荷湯:第3話の銭湯
息子・翔と家族の節目
沖田家の息子・翔の成長と家族再生のシーンは、埼玉・神奈川・千葉で撮影されました。
- センター北シンボル広場:第4話のカラオケ誘い
- 浜崎氷川神社:第8話の夏祭り会場
- 千葉ポートアリーナ:第9話のRANDOMコンサート
- 大珍楼本店:最終話の五十嵐真一郎説得
- 最明寺:最終話の大地と円の結婚式
聖地巡礼のおすすめルート
目黒川親子再生ルート
日の出橋→目黒川の千歳橋→なかめ公園橋→Zapady-doo→滝野川稲荷湯と、誠と大地の心温まる交流を追体験する都内ルート。
浜崎・埼玉ファミリールート
浜崎氷川神社→浜崎公園→とがさき動物病院と、沖田家の生活圏を巡る埼玉コース。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarks平均スコアは高評価。2574件のレビューで、LGBTQ+・多様性をテーマにした作品として、当事者・家族・友人含め幅広い層から支持を獲得しました。
好評だったポイント
原田泰造の芝居の深み、中島颯太の繊細な大地像、城桧吏の息子役、富田靖子の妻像。LGBTQ+を軽くも重くもなく描いた秀逸な脚本と、日本民放連賞受賞の質の高さが、現代日本のホームドラマの新しい形を示した作品です。