作品紹介
『OUR HOUSE』は2016年4月から6月までフジテレビ系「日曜劇場枠」で放送された全9話のホームコメディです。主演は芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスのダブル主演。脚本は『高校教師』『101回目のプロポーズ』『ひとつ屋根の下』などの大家・野島伸司。子役として活躍していた芦田愛菜が、連続ドラマでは初めての大役に挑んだ作品で、"ラスボス"級の演技力を見せて話題を呼びました。
舞台は東京の下町。母親を亡くしたあと、清貧ながらも愛情深い大家族を仕切るしっかり者の長女・伴桜子(芦田愛菜)のもとに、ある日突然、父・奏太(山本耕史)が再婚相手としてアメリカ人女性アリス・シェパード(シャーロット・ケイト・フォックス)を連れてきます。「交際期間0日」で結婚を決めた二人に反発する桜子は、アリスを家から追い出そうと奔走。文化の違い、年齢の壁、家族の絆、そして新しい母親への違和感——ドラマはコメディのテンポで、現代家族の多様性を描き出していきます。
共演は朝ドラ『マッサン』で一躍知られた関西弁アメリカ人女優シャーロット・ケイト・フォックス、さらに加藤清史郎・寺田心・松田芹香ら個性豊かな兄弟、そして橋爪功(祖父)、余貴美子といったベテランが家族を固めます。国際結婚・再婚家庭・文化の違いといった令和初期の家族像をコミカルに描いた良作です。
話題になったポイント
芦田愛菜の連ドラヒロイン
幼少期から子役として活躍していた芦田愛菜が、連続ドラマではシャーロットとのW主演という形で初のヒロイン挑戦。思春期に差しかかる彼女の新境地を示した作品となりました。
野島伸司のホームコメディ
『高校教師』などシリアス系の名手・野島伸司が、あえてホームコメディに挑戦。国際結婚というテーマを、彼らしい人間観察と笑いで包み込んだ意欲作です。
シャーロット・ケイト・フォックスの関西弁
『マッサン』で知られたシャーロット・ケイト・フォックスが、今回は東京の下町に溶け込むアリスを好演。日本語と英語を織り交ぜた会話劇が新鮮でした。
ロケ地ガイド
伴家と学校
物語の中心となる伴家と、桜子が通う学校は、都内の閑静なエリアで撮影されました。
- 一軒家:伴家
- 那須高原海城中学校・高等学校:伴桜子が通う中北沢中学校
- 都筑ヶ丘幼稚園:伴桃子が通う保育園
- 成田富里徳洲会病院:赤尾琴音が働く文京大学医学部付属病院
桜子と須磨省吾の交流
桜子の初恋相手・須磨省吾とのシーンは、東京ドームシティや下町エリアで撮影されました。
- ユリの木公園:第6話の歩道
- 東京ドームシティ:第6話のローラースケート遊園地
- 食と緑の空中庭園:第6話の父親の話
- 東急世田谷線沿いの坂道:第6話の線路沿いの道
アリスの過去・横須賀
アリス・シェパードの過去を探るシーンは、横須賀の象徴的な場所で撮影されました。
- どぶ板通り:第7話の商店街
- 海鮮:第7話のアリスのアパート跡の店
- World Junction:第7話のSNACK ALICE
- ヴェルニー公園:第7話の車椅子の父との海岸
- 早稲田奉仕園:最終話の教会
聖地巡礼のおすすめルート
横須賀・どぶ板通りルート
どぶ板通り→ヴェルニー公園→World Junctionと、アリスの過去を辿る横須賀ルート。米軍基地との融合する独特の街並みを楽しめます。
東京ドームシティ家族ルート
東京ドームシティ→ユリの木公園→食と緑の空中庭園と、第6話の家族シーンを追体験できる都内コース。
視聴者の声・評判
評価スコア
視聴者からは"意外にも深い"と評価を集め、国際結婚・再婚家庭をテーマにしたホームコメディとして、野島伸司の新しい一面を示す作品として位置づけられました。
好評だったポイント
芦田愛菜の成長した芝居、シャーロット・ケイト・フォックスの明るさ、橋爪功ら脇キャストの重厚感、野島伸司の温かい脚本。軽いコメディながら家族の絆を深く問う良作として支持されています。