作品紹介
『Over Time-オーバー・タイム』は、1999年1月4日から3月22日まで毎週月曜21時のフジテレビ系「月9」枠で放送された全11話のラブストーリーです。脚本は北川悦吏子(『愛していると言ってくれ』『ロングバケーション』などのヒットメーカー)の月9復帰作。主演は反町隆史(『GTO』『ビーチボーイズ』直後)と江角マキコ(『ショムニ』直後)の異色月9コンビ、ヒロインに当時22歳の木村佳乃、共演に石田ゆり子、椎名桔平、加藤晴彦、伊藤英明、西田尚美など豪華キャスト。月9黄金期の代表的トレンディラブストーリーです。
東京で女3人共同生活を送る27歳の美容師・笠原夏樹(江角マキコ)。男っ気のない夏樹と、ルームメイトの春子(西田尚美)、冬美(石田ゆり子)の3人で楽しく暮らしている。北海道スキー旅行で、カメラマンの楓宗一郎(反町隆史)と気まずい出会いを果たした夏樹。だがその後、宗一郎は東京本社の閑職に左遷され、春子の弟だった彼が3人の家に転がり込んでくる——。北海道での宗一郎のミスの原因となった女子大生・倉田なずな(木村佳乃)の上京、夏樹のかつての片想い相手・医師の久我龍彦(椎名桔平)との再会を経て、夏樹と宗一郎の関係は思わぬ方向へ転がっていきます。
東京・銀座、渋谷、原宿、虎ノ門、北海道・キロロリゾート、札幌大通り、隅田川など東京と北海道の名所を巡るロケ。北川悦吏子節の繊細な恋愛模様と季節感あふれる映像美が、月9ファンの心を掴みました。
話題になったポイント
反町隆史×江角マキコの異色月9
『GTO』のクールな反町隆史と、『ショムニ』の力強い江角マキコ。当時すでにそれぞれヒット作で連ドラ単独主演を果たしていた両主演を月9に迎えた、異色のキャスティングが大きな話題に。
木村佳乃の月9ヒロイン
当時22歳の木村佳乃が女子大生・なずなを好演。本作で月9ヒロインとして注目を集め、その後の女優キャリアの基盤となりました。「春の月9でナチュラル系ヒロイン」として記憶されています。
北川悦吏子の月9復帰作
『愛していると言ってくれ』『ロングバケーション』のヒットメーカー・北川悦吏子の月9復帰作。月9黄金期の繊細なセリフ回しと感情の機微が、ファンの期待に応えました。
ロケ地ガイド
東京・恵比寿〜銀座エリア(女子3人の日常)
夏樹・春子・冬美の生活シーン。
- 大正モダンはいから屋:港区南麻布、夏樹・春子・冬美が住む家のロケ地。
- 産経新聞社:千代田区大手町、宗一郎が勤める「第一新聞社」。
- 虎ノ門ツインビルディング:港区虎ノ門、冬美が勤める会社。
- ヘアーメイクV'tz:夏樹の美容院。
- 東京タワー:港区芝公園、よく出てくる東京タワー。
- シネスイッチ銀座:中央区銀座、第2話で宗一郎となずなが行った映画館。
- 渋谷メトロプラザ:渋谷区道玄坂、第5話で宗一郎となずなが話していたカフェ。
- 笄公園:港区西麻布、宗一郎と夏樹がタマゴゲームをしていた公園(名場面)。
- ワールドスポーツカフェ東京:港区芝、第7話で和也と裕貴がなずなを元気づけようとしていた店。
- カフェ・ド・フェシエ:港区南青山、第8・9話で宗一郎となずなが訪れたカフェ。
- Blue Bear Cafe 原宿店:渋谷区神宮前、第11話で和也が冬美にプロポーズした喫茶店。
- 新芝浦南運河の百代橋:港区芝浦、第2話でなずなが宗一郎に左遷の理由を聞いた橋。
クライマックスの橋シーン
夏樹と宗一郎の名場面。
北海道(出会いの地)
第1話で夏樹と宗一郎が出会う場所。
- キロロスキーリゾート:余市郡赤井川村、第1話で宗一郎と夏樹が出会ったスキー場。
- 地下鉄南北線大通駅:札幌市中央区大通、第1話で宗一郎となずなが出会った場所。
聖地巡礼のおすすめルート
東京・はいから屋ルート
大正モダンはいから屋から笄公園、隅田川の勝鬨橋を巡る東京月9コース。夏樹と宗一郎の運命の場所を辿れます。
北海道・出会いルート
北海道のキロロスキーリゾートと地下鉄南北線大通駅を巡る北海道コース。第1話の出会いの場所を体感できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
1999年放送、平均視聴率17%超の人気月9。月9黄金期の代表作として、現在も再放送・配信で愛され続けています。
好評だったポイント
「反町隆史と江角マキコのコンビが新鮮」「北川悦吏子節の名セリフ」「キロロのスキーシーンが美しい」「勝鬨橋のラストが泣ける」「タマゴゲームが青春」「90年代月9の空気感」と評価され、月9史に名を残すラブストーリーです。