作品紹介
『パパとムスメの7日間』は2007年7月から8月までTBS系日曜劇場枠で放送された、舘ひろし・新垣結衣主演のハートフル・ラブコメディ。原作は五十嵐貴久の同名小説で、電車事故をきっかけに中身が入れ替わってしまったサラリーマンのパパ(舘ひろし)と女子高生のムスメ(新垣結衣)が、元に戻るまでの7日間をドタバタで乗り切る姿を描いた人気作です。
中身がおじさんの娘を演じる当時19歳の新垣結衣が、ガサツな仕草と低い声で"オッサン演技"を徹底し、逆に新垣演じる娘の中身になった舘ひろしが女子高生らしい仕草と黄色い声で"乙女演技"に挑戦。NEWS・加藤シゲアキ(当時・加藤成亮)演じる小梅の憧れの先輩・大杉健太との淡いラブストーリーも加わって、2020年代に入ってからも再配信が続くロングヒット作となりました。
話題になったポイント
新垣結衣の"オッサン演技"
当時19歳の新垣が見せた少年のような仕草、肩で風を切る歩き方、低めのトーン——その"おじさんと女子高生のハイブリッド感"こそが本作の発明。ガッキー=可憐というイメージを逆手に取った演技で、ドラマ好きの間で語り草となりました。
舘ひろしの振り切った"乙女演技"
『あぶない刑事』のダンディズムで知られる舘ひろしが、"中身は女子高生"として黄色い声をあげながら恋にときめく姿は当時衝撃的。父娘それぞれの生活への理解が深まっていく過程がコメディの核になっています。
加藤シゲアキ(加藤成亮)の初期代表作
小梅が憧れる先輩役で当時のNEWS・加藤成亮が出演。現在は作家としても活躍する加藤の爽やかな演技が印象に残り、再配信時にも若手時代を懐かしむ声が多く寄せられています。
ロケ地ガイド
神奈川県・横浜都筑エリア(川原家の日常)
川原家が住む街と、小梅が通う高校。センター南〜都筑中央公園〜横浜国際プールを結ぶ半径数kmの範囲で撮影されています。
- 一軒家:川原家の外観
- 横浜国際女学院翠陵中学・高等学校:小梅が通う「桜台北高校」
- 都筑中央公園:よく登場する歩道橋
- 横浜市営地下鉄センター南駅:川原家の最寄り駅
- 麻生リハビリ総合病院:「市川中央市立病院」として登場
- まちづくり歩道橋:パパが大杉健太と小梅を目撃した場所
東京都内の会社・デートスポット
パパ・恭一郎の勤める美生化粧品と、会社絡みの接待・デートシーン。
- 赤坂ガーデンシティ:美生化粧品の本社ビル
- 赤坂氷川神社:父娘が転げ落ちた神社の階段
- 汐留シオサイト5区イタリア街:西野和歌子とパパが歩いた街並み
- COMODIO shiodome:小梅が二人を追いかけたビル
みなとみらい&湾岸デートロケ地
- 赤レンガパーク:小梅と大杉健太のデートシーン
- 横浜赤レンガ倉庫:父娘が携帯電話で話す
- 日本丸メモリアルパーク:デートの待ち合わせ場所
- 横浜国際プール:大杉健太が告白しようとした場所
聖地巡礼のおすすめルート
都筑・川原家コース
センター南駅から都筑中央公園〜横浜国際プール〜横浜国際女学院翠陵中学・高等学校を徒歩で巡る半日コース。川原家の外観や歩道橋など、日常シーンの風景が密集しているエリアです。
横浜みなとみらいデートコース
小梅と大杉健太のデートを追体験するなら、日本丸メモリアルパーク〜赤レンガパーク〜赤レンガ倉庫〜MOONEYES Area1の順で歩くのが王道。夕景に差し掛かる時間帯がドラマの空気感に最も近くなります。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの平均スコアは★3.9(9600件超のレビュー)。2022年の令和リメイク版放送時にオリジナル版が全話配信され、再評価の声が一気に高まりました。
好評だったポイント
「ガッキーのオッサン演技が神」「舘ひろしの乙女演技がたまらない」「何度見ても笑えて泣ける」といった感想が代表格。父娘の入れ替わりコメディの金字塔として、現在でも"ガッキー初期の代表作"に挙げるファンが多い作品です。