作品紹介
『ぴんとこな』は、2013年7月から9月までTBS「木曜ドラマ9」枠で放送された、歌舞伎の世界を舞台にした青春ラブコメディです。Kis-My-Ft2の玉森裕太がゴールデンタイムの連続ドラマ単独初主演を務め、歌舞伎の名門に生まれながらやる気ゼロの御曹司・河村恭之助を演じました。
歌舞伎とは無縁の家に生まれながら実力で成り上がろうとする澤山一弥(中山優馬)と、同じ女性・千葉あやめ(川島海荷)に恋をしたことから物語が動き出します。性格も境遇も正反対の二人が、恋とライバル心を通じて切磋琢磨し、役者としても人間としても成長していく姿が描かれます。
原作は嶋木あこによる同名漫画で、歌舞伎界の華やかさと厳しさ、そして若者たちの恋愛模様が絶妙に織り交ぜられた作品です。
話題になったポイント
玉森裕太のゴールデン初主演
Kis-My-Ft2の玉森裕太にとって、ゴールデンタイムの連続ドラマ単独初主演作となりました。アイドルとしての人気に加え、歌舞伎の御曹司というプリンス役がハマり役と話題になりました。ジャニーズファンを中心に大きな注目を集めた作品です。
歌舞伎界を舞台にした斬新な設定
テレビドラマで歌舞伎の世界を本格的に描くのは珍しく、伝統芸能の奥深さや家柄による格差、実力主義との対比など、歌舞伎界ならではの人間ドラマが新鮮でした。華やかな舞台シーンの映像美も見どころのひとつです。
王道ラブコメとしての完成度
「平成のザ・王道ラブコメ」と称されるほど、三角関係や嫉妬、すれ違いといった恋愛ドラマの定番要素がふんだんに盛り込まれ、毎回キュンとする展開が視聴者を楽しませました。
ロケ地ガイド
東京都内
- ホテル椿山荘東京:格式高いホテルのシーンで使用され、歌舞伎界の華やかな世界観を演出しました
- ADK松竹スクエア:歌舞伎に関連する場面で登場し、松竹の名前が入った実在の建物が作品にリアリティを与えています
- よみうりランド:デートシーンの撮影に使われ、遊園地ならではの青春感あふれるシーンが印象的です
- オリンパスホール八王子:舞台公演のシーンで使用された大型ホールです
- ブックファースト新宿店:日常シーンの撮影に使われた書店です
埼玉県
- 所沢市民文化センターミューズ:歌舞伎の舞台シーンの撮影に使用された文化施設です
- 川口西公園:登場人物たちの会話シーンなど屋外ロケに使われました
大阪府
- 大阪松竹座:歌舞伎の本場・大阪の劇場として登場し、物語の重要な舞台となりました
山梨県
- 笛吹川フルーツ公園:自然豊かな公園でのロケーションが、都会の歌舞伎界とは対照的な雰囲気を演出しています
聖地巡礼のおすすめルート
東京・歌舞伎の世界を巡るコース
まずはADK松竹スクエアから歌舞伎座周辺を散策し、歌舞伎の雰囲気を味わいましょう。その後、ホテル椿山荘東京の庭園を見学し、ドラマの華やかなシーンを思い出しながら優雅なひとときを過ごすのがおすすめです。時間があればよみうりランドまで足を伸ばして、デートシーンの舞台を楽しむのも良いでしょう。
埼玉・所沢アートコース
所沢市民文化センターミューズは建築としても見ごたえがあり、ドラマで舞台シーンが撮影された雰囲気を感じることができます。周辺には航空記念公園もあり、半日かけてゆっくり散策できるエリアです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの平均スコアは3.4点(レビュー数1,613件)。賛否が分かれる結果となりましたが、一定の支持を集めています。
好評だったポイント
「歌舞伎の話でここまで面白くできたのはすごい」「平成のザ・王道ラブコメって感じの展開盛りだくさん」といった肯定的な意見が多く、特に玉森裕太と中山優馬の対照的なキャラクターの掛け合いが好評でした。歌舞伎という伝統芸能を若い世代にも親しみやすく描いた点も評価されています。一方で「内容が浅い」という意見もあり、歌舞伎の描写をもっと深掘りしてほしかったという声もありました。