作品紹介
『PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜』は、2012年10月22日から12月24日までフジテレビ系「月9」枠で放送された全10話のヒューマンコメディドラマです。主演の木村拓哉にとって、「極貧生活を送る主人公」という従来のイメージを覆す挑戦的な役どころとなりました。
大手魔法瓶メーカー「ミラクル魔法瓶」の優秀な営業部長・金田一二三男(木村拓哉)は、社内の陰謀により機密情報漏洩の濡れ衣を着せられ、一夜にして職も家も財産もすべてを失います。どん底に落ちた二三男は、ひょんなことから出会った大学の研究者・模合(中井貴一)や心優しい人々に助けられながら、ゼロからの再出発を図ります。お金では買えない本当に大切なものに気づいていく彼の前向きな生き様と、それに感化されていく周囲の人々の姿を描いた、笑いと感動のドラマです。
話題になったポイント
キムタク初の「極貧」役
それまでパイロットや検事など華やかな役柄が多かった木村拓哉が、全財産を失って路上生活をする男を演じるという設定が最大の話題に。段ボールハウスでの生活やコンビニのおにぎりに感動するシーンなど、「THEキムタク」のイメージを覆す泥臭い演技が新鮮だと好評を博しました。
木村拓哉×中井貴一の名コンビ
二三男の相棒となる風変わりな大学研究者・模合を演じた中井貴一との掛け合いが絶妙でした。二人のテンポの良いやりとりは「見ていてスッキリする」と評され、月9らしい軽快なエンターテインメントとして多くの視聴者を楽しませました。
月9枠で久々の20%超え
第8話で最高視聴率20.1%を記録し、月9枠では『月の恋人〜Moon Lovers〜』以来となる20%超えを達成。全話平均視聴率17.7%という高い数字は、木村拓哉の根強い人気と作品の魅力を証明しました。
ロケ地ガイド
東京・品川〜お台場エリア
- グランパークタワー:「ミラクル魔法瓶」の本社ビルとして使用された高層ビル
- ホテル グランパシフィック LE DAIBA:重要なシーンの舞台となったお台場のホテル
- シーフォートスクエア:品川エリアのオフィス街のシーンで登場
- 港南公園:二三男がどん底生活を送るシーンのロケ地
- 有明南運河の夢の大橋:印象的な屋外シーンの舞台
東京・日本橋〜下町エリア
- 日本橋安田スカイゲート:ビジネス街のシーンで使用された日本橋のビル
- 亀島川の霊岸橋:下町の風情ある橋で、二三男の散策シーンに登場
- かっぱ通り商和会:庶民的な商店街で、どん底生活の舞台となったエリア
- 下谷神社:下町の神社で、ふとした出会いのシーンに使用
- 清澄公園:都会のオアシスで、重要な会話シーンのロケ地
東京・その他エリア
北海道・神奈川エリア
- 札幌ドーム:物語のクライマックスに関わる重要なロケ地
- 横浜迎賓館:豪華なパーティーシーンで使用された施設
- プラザ栄光生鮮館 コットンハーバー店:日常の買い物シーンで登場
聖地巡礼のおすすめルート
品川〜お台場・ミラクル魔法瓶ルート(半日コース)
グランパークタワーで「ミラクル魔法瓶」本社の雰囲気を感じた後、シーフォートスクエアを散策。ゆりかもめでお台場に移動し、ホテル グランパシフィック LE DAIBA周辺を巡ります。有明南運河の夢の大橋を渡れば、ドラマの印象的なシーンの舞台を体感できます。
下町・二三男のゼロからルート(半日コース)
かっぱ通り商和会からスタートし、下谷神社を参拝。隅田川沿いを歩いて亀島川の霊岸橋を渡り、清澄公園で一休み。全財産を失った二三男が人々の温かさに触れながら再起していく、下町の人情溢れるルートです。浜町緑道や石川島公園まで足を延ばせば、水辺の風景も楽しめます。
札幌ドーム遠征ルート(1日コース)
ドラマのクライマックスの舞台となった札幌ドームを訪問。周辺の羊ヶ丘展望台なども合わせて観光し、北海道グルメも満喫。ドラマの感動的なラストシーンを思い出しながら、スケールの大きなロケ地巡りを楽しめます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは3292件のレビューが寄せられています。全話平均視聴率17.7%は月9枠として高水準で、第8話の最高視聴率20.1%は当時の月9復活を印象づけました。「THEキムタクの平成ドラマ」として、木村拓哉ドラマの代表作の一つに数えられています。
好評だったポイント
「本当に良いドラマ、鼓舞させられる」「見てて気持ちがスッキリする」と、前向きなストーリーに励まされた視聴者が多数。木村拓哉の「キムタクらしさを残しつつも、泥臭くて人間味のある演技が新鮮」との評価や、中井貴一の「絶妙な間と温かみのある演技」が高く支持されました。「お金では買えない大切なもの」というテーマが、キャストの好演とテンポの良い脚本によって嫌味なく伝わる点が最大の魅力とされ、「何度見ても元気をもらえるドラマ」と再視聴する視聴者も少なくありません。