作品紹介
『絶対零度SP』は、2011年7月8日に「金曜プレステージ」特別企画として放送された2時間スペシャルドラマです。2010年に放送された第1シリーズ『絶対零度〜未解決事件特命捜査〜』の続編にあたり、上戸彩が演じる女刑事・桜木泉の活躍を描きます。
物語は、第1シリーズで特命捜査第4係から所轄への異動となった泉が、14年前の「八王子事件」と同じ銃弾が使われた殺人事件の発生により、4係のメンバーと再び合流するところから始まります。産婦人科医院の院長・板東良平(吉田鋼太郎)と謎の男が火事で亡くなり、謎の男の殺害に使われた銃が14年前の事件の銃弾と一致したことで、難事件への捜査が本格化します。
本SPは、2018年に放送された第3シリーズ『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜』へとつながる重要なストーリーラインを含んでおり、シリーズ全体を理解する上で欠かせない作品です。
話題になったポイント
4係メンバーの再結集
異動により散り散りとなっていた4係メンバーが再び集結する展開は、ファンにとって胸アツの展開。チームワークの大切さを改めて感じさせるストーリーとなっています。
14年前の未解決事件との接点
八王子事件という14年前の未解決事件と現在の殺人事件がリンクするという複雑なプロットが見応え十分。時間軸を跨いだ伏線回収がシリーズの真骨頂です。
後のシリーズへの布石
本SPの物語は、後に沢村一樹主演で放送された第3シリーズに直接つながる内容を含んでおり、「絶対零度」シリーズを俯瞰して楽しむための重要なピースとなっています。
ロケ地ガイド
東京都内エリア
都内各地のオフィスビルや商業施設が捜査の舞台として使われています。都市部のリアルな風景がサスペンスの緊張感を高めます。
- 富士通ソリューションスクエア:近代的なオフィスビルが事件の舞台背景として使用
- HUB六本木2号店:捜査中の聞き込みシーンに登場した六本木の飲食店
- 和伊の介 新橋:捜査員たちが情報交換をする場面のロケ地
近郊エリア
東京近郊の施設や自然豊かなロケーションも物語の重要なシーンに使われています。
- 日本獣医生命科学大学本館:重厚な建築が印象的なロケ地。捜査シーンの舞台
- 富士市立中央病院:事件の鍵を握る医療機関のシーンに使用された病院
- 大塚バッティングセンター:登場人物の日常シーンに使われたロケーション
聖地巡礼のおすすめルート
六本木・新橋捜査ルート
六本木から新橋にかけてのエリアには複数のロケ地が集中しています。六本木駅からスタートし、HUB六本木2号店を確認した後、新橋方面へ移動。都営大江戸線で効率よく回れるコースです。所要時間は約2〜3時間です。
武蔵野・近郊キャンパスめぐりコース
日本獣医生命科学大学本館など、大学キャンパスのロケ地を巡るコース。JR中央線沿線を中心にのんびり回れます。緑豊かなキャンパスの雰囲気を楽しみながらの聖地巡礼がおすすめです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの評価は平均2.7点と、シリーズファンからは賛否が分かれる結果となりました。レビュー数はシリーズを通じて一定数あり、根強い人気を示しています。
好評だったポイント
「4係メンバーの再結集が嬉しかった」「14年前の事件との接点がスリリング」という声がある一方、「第1シリーズの良さをもっと活かしてほしかった」という意見も。2時間スペシャルならではのスケール感と、後のシリーズへの伏線回収に関しては「全シリーズを見返すとこのSPの重要性がわかる」と再評価する声も増えています。