作品紹介
『レンタル救世主』は、2016年10月から12月まで日本テレビ系「日曜ドラマ」枠で放送された痛快エンターテインメントドラマです。大手商社の中堅サラリーマンだった明辺悠五(沢村一樹)が、借金を抱えて会社を首になったことをきっかけに、期間限定・有料契約であらゆる問題を解決する「レンタル救世主」として働き始めます。
明辺の周りには、資産家令嬢でラップ調の口癖を持つ百地零子(志田未来)、ナルシストで格闘術に長けた葵伝二郎(藤井流星)、美人秘書の秦野いろは(中村アン)など個性豊かなメンバーが揃い、訳ありの依頼者たちの問題に全身全霊で挑んでいきます。人助けの裏に隠された各キャラクターの過去と成長が物語に深みを与えています。
脚本は宇田学と徳永友一が担当し、1話完結のエピソードを軸にしながら、レンタル救世主たちの絆が深まっていく縦軸のストーリーが展開されました。コメディとシリアスのバランスが絶妙な作品です。
話題になったポイント
志田未来の"志田ラップ"が大反響
志田未来さんが演じる百地零子が自分の思いをラップ調で語るシーンが毎回話題に。「志田ラップ」としてSNSでトレンド入りし、視聴者から「志田未来のラップが聴きたくて毎週見てしまう」という声が多数寄せられました。子役時代からの演技力に加え、新たな一面を見せたことで再評価されるきっかけとなりました。
豪華キャスト陣の個性的なキャラクター
沢村一樹の安定した演技力を軸に、ジャニーズWESTの藤井流星、中村アンなど多彩なキャスト陣がそれぞれ濃いキャラクターを演じ分けました。特に藤井流星のナルシストキャラは若い視聴者層から支持を集め、「キャラが濃すぎてクセになる」と話題になりました。
お台場・横浜エリアでの大規模ロケ
テレコムセンターやシーフォートスクエアなどお台場エリアの近未来的な建物から、横浜の元町パセオや万国橋といった異国情緒あふれるスポットまで、東京湾岸エリアを中心に多数のロケが行われました。都会的でスタイリッシュな映像美がドラマの世界観を支えています。
ロケ地ガイド
東京・お台場・湾岸エリア
- シーフォートスクエア:レンタル救世主たちが活動するオフィス周辺のシーンで使用された品川の複合施設。ウォーターフロントの景観が印象的
- テレコムセンター:依頼人との待ち合わせシーンなどで登場。近未来的な建築がドラマの世界観にマッチ
- 春海橋公園:レンタル救世主メンバーが語り合う重要なシーンのロケ地。東京湾を臨む開放的な公園
- 東京夢の島マリーナ:依頼者とのやり取りが行われた港湾シーンの撮影場所
- 東京ドームシティ:メンバーの休日シーンなどで使用されたレジャースポット
東京・都心エリア
- 佐竹商店街:下町の人情味あふれるシーンの撮影に使われた歴史ある商店街
- 味の素スタジアム:スポーツ関連のエピソードで登場した大規模スタジアム
- 山野美容専門学校:依頼者に関連するシーンで使用された代々木の学校施設
- 新木場1stRING:格闘シーンの撮影が行われたイベントスペース
- French&Dining SKY GUILD:食事シーンのロケ地となったレストラン
横浜・神奈川エリア
- グランドオリエンタルみなとみらい:華やかなパーティーシーンなどの撮影に使用されたウェディング施設
- 元町パセオ:横浜の異国情緒あふれる通りでの追跡シーンなどに登場
- 万国橋:みなとみらいを背景にしたドラマチックなシーンの撮影場所
- ホテル南風荘:箱根エリアでの出張エピソードのロケ地
- 伊勢佐木モール:横浜の繁華街での街歩きシーンに使用
聖地巡礼のおすすめルート
お台場・品川ウォーターフロントコース(半日)
テレコムセンター駅からスタートし、テレコムセンターの近未来的な外観を眺めた後、りんかい線で天王洲アイルへ移動してシーフォートスクエアへ。海辺のボードウォークを散策しながらドラマの雰囲気を味わえます。その後、春海橋公園まで足を伸ばせば、東京湾越しのスカイラインが楽しめます。
横浜みなとみらいコース(半日)
みなとみらい線で元町・中華街駅に降り立ち、元町パセオのおしゃれな通りを散策。馬車道方面へ歩いて万国橋からみなとみらいの絶景を堪能し、グランドオリエンタルみなとみらい周辺でランチ。最後に伊勢佐木モールで下町グルメを楽しむ充実コースです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksドラマでの平均評価は3.4点(5点満点)。序盤の勢いが良かった反面、中盤以降の失速を指摘する声もあり、評価は分かれる結果となりました。
好評だったポイント
「キャラクターの個性が濃くてクセになるドラマ」「志田未来のラップが毎回楽しみだった」「沢村一樹の安定感がある中で若手キャストが輝いていた」といった好意的な声が多数。特に百地零子の成長物語やハイジとの関係性の変化に感動したという感想が目立ちました。一方で「主人公のキャラ造形がやや薄い」「後半のストーリー展開が急ぎすぎ」という批判もあり、1話完結の面白さとシリーズ全体の構成力のバランスに課題を残した作品と言えます。全体としては気軽に楽しめるエンタメドラマとして一定の支持を集めました。