作品紹介
『美しい隣人』は2011年1月から3月まで関西テレビ・MMJ共同制作、フジテレビ系「火曜22時」枠で放送された全10話のサスペンスドラマです。主演は仲間由紀恵と檀れいのW主演(二人の初共演作)。共演は渡部篤郎、三浦理恵子、鈴木砂羽、藤井美菜、高知東生、草笛光子ら。脚本は入江信吾、演出は村上正典。キャッチコピーは「女は、苦しむ女を見るのが好き。」。幼い息子を持つ主婦の隣家に越してきた"美しい隣人"が、平穏な家族に次第に亀裂を生じさせていく、ドロドロのサスペンスです。
主人公・矢野絵里子(檀れい)は、夫・慎二(渡部篤郎)、息子・駿(矢野駿)と穏やかな主婦生活を送っています。そんな彼女の隣の家に、ナゾの美女・マイヤー沙希(仲間由紀恵)が越してきます。同性から見ても魅力的で気遣いのできる沙希に、絵里子は次第に親しみを感じるように。しかし沙希が現れた日から、絵里子の平和な日常が少しずつ、しかし確実に崩れ始めていきます。沙希の真の狙いは何か——。
仲間由紀恵の"美しい悪女"としての怪演と、檀れいの"侵食される主婦"としての繊細な芝居が激突する。女性二人のサスペンスとしては邦ドラマ屈指の完成度で、仲間由紀恵の役者としての新境地、檀れいの主婦役の代表作として記憶されています。
話題になったポイント
仲間由紀恵×檀れいの初共演
『TRICK』『ごくせん』で知られる仲間由紀恵と、朝ドラ『八日目の蝉』(2010)のヒロインだった檀れいというW主演が大きな話題に。女優としての対決構図が毎話の緊張感を生みます。
仲間由紀恵の悪女・沙希役
これまで主人公サイドの役柄が多かった仲間由紀恵が、本作では"美しい隣人"の悪役・沙希を演じ、彼女の演技の幅を大きく広げました。
女性サスペンスの名作
キャッチコピー「女は、苦しむ女を見るのが好き。」が示す通り、女性視聴者を巻き込む女性心理の駆け引きが秀逸。地上波の女性サスペンスドラマとしては屈指の完成度と評価されます。
ロケ地ガイド
矢野家と沙希の隣家
矢野家の生活圏と、沙希が越してくる隣家の舞台は、神奈川県内の閑静な住宅街で撮影されました。
慎二の大阪出張と沙希の交渉
夫・慎二が出張先の大阪で沙希と密会する場面は、大阪・東京のロケ地で撮影されました。
絵里子の動揺と家族の節目
絵里子の心が揺れ、家族の亀裂が深まるシーンは、神奈川・東京の印象的な場所で撮影されました。
- 荒川の堤防:第6話の絵里子と慎二と駿の土手
- Cafe Serre:第6話の関加奈との相談
- 港町架道橋:第7話のマイヤー沙希のトンネル
- 和田長浜海岸:第8話の海の話し合い
- 浴風会本館:第9話の病院中庭
- 港北ニュータウン2号公園北側の道:最終話の逃走
聖地巡礼のおすすめルート
稲城・美空野エリアルート
京王相模原線稲城駅→美空野公園(公園)→川崎めぐみ幼稚園と、美空野エリアを巡る半日コース。ファミリー層向け。
大阪慎二出張ルート
宗右衛門町→Carmenereと、大阪の繁華街を歩く夜のコース。慎二の出張気分で。
視聴者の声・評判
評価スコア
火22枠の女性サスペンスとして評価され、仲間由紀恵・檀れいのW主演作として女性視聴者から強い支持を獲得。
好評だったポイント
仲間由紀恵の美しい悪女、檀れいの侵食される主婦像、渡部篤郎の夫役、入江信吾脚本の緊張感。女性サスペンスの傑作として記憶されている一作です。