作品紹介
『浅見光彦シリーズ41 佐渡伝説殺人事件』は、2011年にフジテレビ系で放送された浅見光彦シリーズ第41弾です。内田康夫の同名小説を原作に、ルポライター浅見光彦(中村俊介)が新潟県佐渡島を舞台に、30年以上前に発生した「願(ねがい)」という土地での過去の事件と現代の連続殺人事件の謎を解き明かす長編トラベルミステリー。佐渡金山、史跡佐渡金山、両津港、妙宣寺の五重塔、賽の河原など、佐渡島の名所をフルに活用したロケが魅力の佐渡編の代表作です。
出版社のレセプションで酔った浅見光彦は、夜中の路上で死んでいた男の殺害容疑をかけられる。警察庁刑事局長の兄・浅見陽一郎の助力で釈放された浅見は、自分で事件の調査を開始。被害者・駒津夫雄の娘によると、駒津は「願」の一文字だけが書かれた葉書を毎週受け取っていたという。やがて駒津の大学時代の同級生で大学教授の三輪昭二が佐渡島の尖閣湾で死体となって発見され、浅見は2つの事件の関連を疑い、佐渡へと向かう。「願(ねがい)」とは佐渡島の小さな集落の名前で、賽の河原の伝承が残る場所だった——。
佐渡島の主要観光地(妙照寺、正法寺、大膳神社、妙宣寺、長谷寺、両津港、佐渡フィッシャーズホテル、願の賽の河原、史跡佐渡金山)と、東京の鬼子母神前、飛鳥山公園、日野市立中央図書館などを行き来しながら、浅見光彦が30年の時を超えた事件を解明していく。佐渡島の伝統文化と現代の殺人事件が交錯する、内田康夫らしいトラベルミステリーの傑作です。
話題になったポイント
佐渡島の主要観光地ロケ
佐渡島の主要観光地(佐渡金山、妙宣寺、両津港、尖閣湾揚島遊園、賽の河原、史跡佐渡金山)をほぼ網羅した本格ロケ。佐渡ファンの聖地巡礼の決定版的な作品です。
"願"という土地の謎
佐渡島の小さな集落「願(ねがい)」と、賽の河原の伝承を物語の核に据えた構成。葉書の「願」一文字の謎が30年前の事件へと繋がる、内田康夫らしい構成美が光ります。
30年前の事件の継承
30年以上前に発生した事件と現代の殺人を結びつける構成。世代を超えた愛憎と過去の罪が、佐渡島の伝説と共に紡がれる重層的な物語です。
ロケ地ガイド
佐渡島・佐渡金山と寺シーン
佐渡島の主要観光地のロケ地です。
- 尖閣湾揚島遊園:三輪昭二教授の死体が発見された海岸。
- 妙照寺:佐渡の紹介の妙照寺。
- 正法寺:世阿弥太夫御腰掛石のある寺。
- 大膳神社:佐渡で最も古い能舞台がある神社。
- 妙宣寺:五重塔のある寺。
- 長谷寺:山門のある寺。
- 両津港:両津港。
- 佐渡東警察署:佐渡北警察署。
- 佐渡フィッシャーズホテル:浅見が宿泊したホテル。
- 史跡佐渡金山:佐渡金山。
佐渡・願の賽の河原シーン
事件の核心の地・「願」のロケ地です。
東京・浅見家と捜査シーン
東京の浅見家と捜査関連のロケ地です。
- 鬼子母神前:浅見がタクシーを降りた道。
- 民家:浅見が男が倒れているのを見かけた場所。
- マエダオート富士吉田スタジオ:浅見が連れて行かれた警察署。
- 一軒家:浅見家。
- 一軒家:駒津家。
- 一軒家:白石与志子が住む家。
- マンション:林道子の北区栄町のマンション。
- 日野市立中央図書館:林道子が働く図書館。
- 飛鳥山公園:浅見と駒津彩子が話した公園。
- トークピア川崎:矢田部代議士の事務所。
長野・遍路の子供シーン
遍路の子供のエピソードのロケ地です。
- 長野県立こども病院:遍路の子供が引き取られた施設のあった安曇野。
聖地巡礼のおすすめルート
佐渡島・観光名所ルート
両津港から史跡佐渡金山、妙宣寺、願の賽の河原、尖閣湾揚島遊園を巡れば、佐渡島の名所と物語の核心を体感できます。
佐渡寺院ルート
妙照寺、正法寺、大膳神社、長谷寺を巡ると、佐渡の伝統文化と寺院の美を満喫できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
佐渡島の主要観光地をほぼ網羅した本格トラベルミステリーとして、佐渡ファン・浅見光彦ファンに長く愛される一作。30年前の事件と現代の殺人を結ぶ重層的な物語が高く評価されました。
好評だったポイント
「佐渡島の景色が美しい」「妙宣寺の五重塔が印象的」「願の賽の河原の伝承が切ない」「中村俊介の浅見光彦が落ち着く」「30年の時を超えた愛憎が深い」といった感想が寄せられました。