作品紹介
『戦力外捜査官SPECIAL』は、2015年3月21日に日本テレビ系で放送された2時間スペシャルドラマです。似鳥鶏の小説『戦力外捜査官 姫デカ・海月千波』を原作とし、鴻上尚史が脚本を手掛けた非正統派刑事ドラマの特別編として制作されました。2014年1月期の連続ドラマに続く待望のスペシャル版です。
警視庁捜査一課18係に配属されて1年、海月千波警部(武井咲)に突然転属の辞令が下ります。千波は相棒の設楽誠治(TAKAHIRO)とともにマカオから強盗傷害犯の杉本を護送していましたが、日本の空港に着いたとたん、杉本は何者かに狙撃され死亡。この事件をきっかけに、千波と設楽は巨大な陰謀に巻き込まれていきます。
推理オタクの美少女キャリア警部と武闘派の叩き上げ刑事という正反対の凸凹コンビが、シリーズ初の海外ロケとなるマカオを舞台に、スケールアップした難事件に挑む痛快エンターテインメントです。
話題になったポイント
シリーズ初の海外ロケでマカオが舞台に
連続ドラマから発展したスペシャル版では、シリーズ初となる海外ロケがマカオで敢行されました。マカオの華やかなカジノ街や歴史的な街並みを背景に、スケール感のある映像が話題を呼びました。武井咲とTAKAHIROがマカオの街を駆け回るアクションシーンは、連ドラ時代にはない見どころとなっています。
武井咲×TAKAHIROの息の合ったコンビネーション
連続ドラマで培った二人のコンビネーションが、スペシャル版でさらに進化。メイキング映像でも二人の仲の良さが伝わると評判で、現場の雰囲気の良さがドラマにも反映されていると好評でした。東大卒のキャリア警部と武闘派刑事という対照的なキャラクターの掛け合いが絶妙です。
原作小説ファンも納得のミステリー展開
似鳥鶏の原作が持つ本格ミステリーの要素を活かしつつ、テレビドラマならではのエンターテインメント性を加えた脚本が好評でした。狙撃事件から始まる謎が次々と連鎖していく展開は、2時間スペシャルならではの見応えある構成となっています。
ロケ地ガイド
千葉エリア
- 航空科学博物館:空港関連のシーンで登場。杉本の護送や狙撃事件にまつわる空港周辺の緊迫したシーンが撮影されました。
東京・品川〜芝浦エリア
- CLUB芝浦アイランド:捜査の過程で訪れるシーンに使用されました。都心のウォーターフロントの雰囲気が印象的です。
- プライベートボックス南品川トランクルーム店:事件の手がかりを探すシーンで登場。密かに隠された証拠品にまつわる重要な場面です。
- 誠屋大森山王店:捜査中に立ち寄るシーンで使用されました。
東京・六本木〜麻布エリア
- 六本木トンネル:追跡シーンなど緊迫感のある場面で使用された印象的なロケ地です。
- 六本木六丁目交差点:都心の繁華街を舞台にした捜査シーンが撮影されました。
- 六本木安田ビル:事件関係者のオフィスとして登場するシーンで使用されました。
- パティオ十番:麻布十番の商店街シーンで登場。下町風情のある街並みが印象的です。
東京・上野〜秋葉原エリア
- 上野駅広小路口前のペデストリアンデッキ:捜査のため上野を訪れるシーンで使用されました。
- アイ・カフェAKIBA PLACE店:千波が情報収集するシーンなどで登場しました。
東京・お台場〜臨海エリア
- ウエストプロムナード:お台場の開放的な遊歩道でのシーンが撮影されました。
- 都立潮風公園北側:臨海エリアの公園で撮影された印象的なシーンの舞台です。
神奈川・川崎エリア
- LA CITTADELLA:イタリアの街並みを再現した川崎の複合商業施設。独特の雰囲気がドラマの世界観にマッチしています。
- 川崎平和通商店街:聞き込み捜査のシーンなどで使用された、活気ある商店街です。
- たちばな通り商店街の八番街:地元の商店街を舞台にした日常シーンで登場しました。
聖地巡礼のおすすめルート
六本木〜麻布十番・お台場コース(半日)
六本木六丁目交差点からスタートし、六本木トンネル、六本木安田ビルを経てパティオ十番へ。麻布十番商店街でランチを楽しんだ後、お台場方面へ移動してウエストプロムナードと潮風公園を散策。都心の洗練された街並みと臨海エリアの開放感を同時に楽しめるルートです。
川崎ロケ地めぐりコース(2〜3時間)
川崎駅周辺の平和通商店街からスタートし、たちばな通り商店街を散策。その後LA CITTADELLAでイタリアンな雰囲気を楽しみながら休憩。コンパクトにまとまったエリアなので、気軽に巡れるルートです。
視聴者の声・評判
評価スコア
DVDレビューでは概ね好評で、連続ドラマからのファンを中心に高い満足度を得ています。武井咲とTAKAHIROのコンビネーション、マカオロケのスケール感、そして本格ミステリーの謎解きが評価のポイントとなっています。
好評だったポイント
視聴者から特に好評だったのは、武井咲の推理オタクキャラクターの魅力と、TAKAHIROのアクションシーンです。「メイキング映像を見ると出演者同士の仲の良さが伝わり、それが作品にも良い形で反映されている」「マカオロケで一気にスケールアップして見応えがあった」「凸凹コンビの掛け合いが相変わらず面白い」といった声が多く寄せられました。一方で「もう少しシリーズとして続けてほしかった」という継続を望む声も目立ちました。