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ドラマ

白い巨塔

放送局
フジ
放送期間
200310月〜12月
放送時間
木曜 22:00
話数
20

作品紹介

『白い巨塔』は、山崎豊子の同名小説を原作に、2003年10月から2004年3月にかけてフジテレビ系「木曜劇場」枠で放送された医療ドラマの金字塔です。フジテレビ開局45周年記念ドラマとして制作され、全21話(第一部全10話、第二部全11話)の2クール大作。主演は唐沢寿明と江口洋介。日本ドラマ史に残る不朽の名作です。

物語の舞台は、国立浪速大学医学部附属病院。類まれな外科手術の腕を持ちながら傲慢な野心家でもある財前五郎(唐沢寿明)と、患者第一主義を貫く誠実な内科医・里見脩二(江口洋介)。二人の親友でありながら対照的な医師が、大学病院という「白い巨塔」の中で、それぞれの信念に従って歩む道を描きます。

第一部では、財前の「次期教授選(戦)」が展開されます。現教授の東(石坂浩二)との確執、ライバル候補の菊川(沢村一樹)との駆け引き、義父である財前又一(西田敏行)の暗躍――権力をめぐる壮絶な戦いが描かれます。第二部では、財前の医療ミスによる患者の死亡と、その民事裁判が物語の中心に。里見が患者側の証人として法廷に立ち、親友・財前と対峙する展開は、視聴者の心を激しく揺さぶりました。

話題になったポイント

唐沢寿明の「財前五郎」が日本ドラマ史に刻まれた

原作者の山崎豊子は当初、財前役の唐沢寿明にイメージが合わないと難色を示していました。しかし完成した作品を見た山崎は「あなたが財前で良かった。素晴らしかった。感動しました」と絶賛。最終回後には「21世紀の白い巨塔のキャッチフレーズに恥じぬ事ができたと確信した」と評価しました。傲慢でありながら医療への情熱を持つ財前の複雑な人間性を、唐沢寿明は圧倒的な存在感で体現。彼の財前五郎は、田宮二郎版と並ぶ「二大財前」として語り継がれています。

最終回視聴率32.1%の衝撃

平均視聴率23.9%(関東地区)、最終回は32.1%という驚異的な数字を記録。関西地区では最高39.9%に達しました。2クールにわたる長編ドラマにもかかわらず、回を追うごとに視聴率が上昇していく異例の展開。最終回の財前の運命が描かれるシーンでは、日本中の視聴者が画面に釘付けになりました。2003年〜2004年のドラマの中でも圧倒的な数字で、令和の時代には到底実現できないであろう視聴率の金字塔です。

豪華キャストの競演と名シーンの数々

唐沢寿明、江口洋介を二枚看板に、石坂浩二、西田敏行、黒木瞳、矢田亜希子、上川隆也、若村麻由美、伊藤英明、伊武雅刀と、日本を代表する俳優陣が集結。教授会での怒号が飛び交うシーン、法廷での緊迫した証言、そして財前が最期に里見に宛てた手紙のシーン――数多くの名場面が生まれました。財前の最期の手紙「里見よ、君はぼくのたった一人の友人だった」は、日本ドラマ史上最も感動的なシーンの一つとして語り継がれています。

ロケ地ガイド

大阪エリア ― 浪速大学のモデルとなった街

原作の舞台である大阪。道頓堀や北新地など、大阪の繁華街がドラマに関西の空気を吹き込んでいます。

  • 道頓堀川の戎橋:大阪を象徴するスポット。グリコの看板で有名な戎橋は、大阪パートの風景として印象的に登場しました。
  • 道頓堀川の大黒橋:道頓堀の橋のひとつ。大阪の街の雰囲気を伝えるシーンで使われました。
  • 北新地の飲食街:大阪随一の高級飲食街。財前や教授たちの宴席シーンで登場しました。
  • 中之島からOBP方面の風景:大阪の水辺の風景。大阪を象徴するシーンに使われました。

東京・霞が関エリア ― 裁判と権力の舞台

第二部の中心テーマである医療裁判に関わるシーンで、東京の官庁街が使われています。

  • 八王子市役所:大阪高等・地方裁判所の外観として撮影された重要なロケ地。医療裁判の舞台です。
  • 日比谷中日ビル:都心のオフィスビル。ビジネスシーンで登場しました。
  • 松本楼:日比谷公園内の歴史あるレストラン。重要な会食シーンで使われました。
  • 平河町ひさご本店:財前又一と五郎が密談する料亭として登場。権力の裏側を象徴するロケ地です。

川崎エリア ― 浪速大学病院のロケ地

浪速大学医学部附属病院の外観や内部は、複数の施設を組み合わせて撮影されています。

  • 富士通本店・川崎工場:浪速大学病院の外観として使われたメインロケ地。教授会のシーンなどもここで撮影されました。
  • 川崎市立井田病院:病院の内部シーンのロケ地。リアルな医療現場の雰囲気が演出されました。
  • 川崎市民プラザ:川崎の施設で、ドラマのシーンに使われました。

ポーランド ― 財前の海外視察

ドラマではポーランドでの海外ロケが行われ、物語にスケール感を与えています。

千葉・その他エリア ― 物語を支えるロケ地

聖地巡礼のおすすめルート

大阪・道頓堀〜北新地ルート(所要約2時間)

なんば駅から道頓堀へ。戎橋と大黒橋を渡り、大阪名物のネオン街を楽しみます。その後、御堂筋を北上して中之島を散策。OBPの高層ビル群を望む水辺の風景はドラマそのもの。最後に北新地へ足を運び、財前たちが宴を楽しんだ繁華街の雰囲気を味わいます。たこ焼きやお好み焼きなど大阪グルメも楽しめる、充実のルートです。

川崎・浪速大学病院ルート(所要約2時間)

JR川崎駅から富士通本店・川崎工場方面へ。浪速大学病院の外観として使われた建物を眺め、ドラマの重厚な世界観を体感します。その後、川崎市立井田病院方面へ移動して、病院の内部シーンに思いを馳せます。

東京・日比谷〜八王子ルート(所要約半日)

日比谷公園内の松本楼でランチを楽しみ、平河町ひさご本店周辺を散策。その後、中央線で八王子へ移動し、裁判所の外観として使われた八王子市役所を見学。財前の運命を決めた法廷の雰囲気を感じられるルートです。

視聴者の声・評判

Filmarks評価スコア:★4.4(レビュー約6,400件)

Filmarksでは約6,400件のレビューが投稿され、平均★4.4という圧倒的な高評価。日本のテレビドラマの中でもトップクラスの評点を誇ります。平均視聴率23.9%(関東地区)、最終回32.1%という記録は、2000年代のドラマとしては最高峰。関西地区では最高39.9%を達成し、原作の舞台である関西での人気の高さを示しました。

好評だったポイント

最も多い感想は「これぞ日本ドラマの最高傑作」「ドラマ史上10本の指に入る名作」という声です。唐沢寿明の財前五郎は「悪役なのに目が離せない」「人間の弱さと強さを体現している」と絶賛され、江口洋介の里見脩二との対比が物語に深い陰影を与えました。西田敏行の財前又一は「怪演」と評され、石坂浩二の東教授の品格ある佇まいも見事でした。特に最終回の財前の最期のシーンと里見への手紙は「号泣した」「何度見ても泣く」という感想が圧倒的。「生と死」「正義と権力」「友情と信念」という普遍的なテーマを、重厚な脚本と豪華キャストの演技力で描き切った本作は、放送から20年以上経った今でも「見るべきドラマ」として推薦され続けています。2019年の岡田准一版放送時にも「唐沢版を超えるものはない」と再評価の声が上がり、世代を超えて語り継がれる名作の地位を確立しています。

ロケ地マップ47

ロケ地一覧55

富士通本店・川崎工場

浪速大学病院

富士通本店・川崎工場:神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目

北新地の飲食街

花森ケイ子のクラブ「アラジン」のある北新地

北新地の飲食街:大阪府大阪市北区曽根崎新地1丁目

平河町ひさご本店

財前五郎と財前又一が話をしていた料亭「扇屋」

平河町ひさご本店:東京都千代田区平河町1丁目

一軒家

鵜飼良一の住む家

一軒家:東京都世田谷区深沢1丁目

一軒家

財前五郎の住む家

一軒家:東京都渋谷区大山町

マンション

里見脩二の住むマンション

マンション:東京都世田谷区新町3丁目

呑川緑道

里見脩二の住むマンションの近くにある遊歩道

呑川緑道:東京都世田谷区深沢7丁目

呑川の伊勢橋

里見脩二の住むマンションの近くにある橋

呑川の伊勢橋:東京都世田谷区深沢7丁目

マンション

花森ケイ子の住むマンション

マンション:東京都世田谷区松原4丁目

アパート

柳原弘が住むアパート「淀川ハイツ」

アパート:神奈川県川崎市高津区明津

関根産婦人科医院

財前マタニティクリニック

関根産婦人科医院:東京都練馬区早宮2丁目

東京共済病院

里見脩二が働く千成病院

東京共済病院:東京都目黒区中目黒2丁目

川崎市立井田病院

東貞蔵が院長をする近畿労共病院

川崎市立井田病院:神奈川県川崎市中原区井田2丁目

第2井上ビル

関口仁の弁護士事務所

第2井上ビル:東京都中央区日本橋茅場町2丁目

八王子市役所

大阪地方裁判所

八王子市役所:東京都八王子市元本郷町3丁目

中之島からOBP方面の風景

第1話で郵便局のシーンの前に出てきた大阪の導入シーン

中之島からOBP方面の風景:大阪府大阪市北区中之島

道頓堀川の戎橋

第2話で財前五郎と財前杏子が渡っていた橋

道頓堀川の戎橋:大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目

道頓堀川の大黒橋

第2話で財前五郎が電話をかけていた赤レンガの壁

道頓堀川の大黒橋:大阪府大阪市中央区道頓堀2丁目

大黒埠頭

第4話で財前五郎と花森ケイ子が訪れた埠頭

大黒埠頭:神奈川県横浜市鶴見区大黒町

笄公園

第4話で東佐枝子と里見三知代(水野真紀)が話をしていた公園

笄公園:東京都港区西麻布3丁目

虎ノ門パストラルホテル

第4話で菊川昇が到着した「なにわロイヤルホテル」

虎ノ門パストラルホテル:東京都港区虎ノ門4丁目

東八ツ山公園

第5話で財前五郎と花森ケイ子が話をしていたブランコのある公園

東八ツ山公園:東京都品川区北品川1丁目

ロッテ皆吉台カントリー倶楽部

第8話でくれない会ゴルフコンペが行われたゴルフ場

ロッテ皆吉台カントリー倶楽部:千葉県市原市皆吉

築地川公園

第8話で東佐枝子と菊川昇が話をしていた公園

築地川公園:東京都中央区明石町

川崎市民プラザ

第8話で里見脩二が講演した会場

川崎市民プラザ:神奈川県川崎市高津区新作1丁目

瀬田交差点

第8話で東佐枝子がたたずんでいた歩道橋

瀬田交差点:東京都世田谷区玉川台1丁目

東京薬科大学

第9話で菊川昇の勤務する石川大学医学部

東京薬科大学:東京都八王子市堀之内

銀座商店街

第10話で財前五郎の教授就任祝いをした繁華街

銀座商店街:東京都中央区銀座8丁目

SYMPOSION

第10話で花森ケイ子と財前杏子が話をしていたバー

SYMPOSION:東京都渋谷区猿楽町

日比谷中日ビル

第11話で東佐枝子が出てきた面接会場

日比谷中日ビル:東京都千代田区内幸町2丁目

ワルシャワ空港

第11話で財前五郎が到着した空港

ワルシャワ空港:国外/ポーランド

ワルシャワ旧市街

第11話で財前五郎が登っていた塔

ワルシャワ旧市街:国外/ポーランド

ワルシャワ医科大学

第11話で財前五郎が手術を行った「AKADEMIA MEDYCZNA」

ワルシャワ医科大学:国外/ポーランド

科学文化宮殿

第11話で財前五郎が講演した講演会場

科学文化宮殿:国外/ポーランド

Le Royal Meridien Bristol Hotel

第11話で財前五郎が宿泊したホテル

Le Royal Meridien Bristol Hotel:国外/ポーランド

ワジェンキ公園

第11話で財前五郎と花森ケイ子が訪れた公園

ワジェンキ公園:国外/ポーランド

アウシュビッツ強制収容所

第11話で財前五郎と平泉涼子が訪れた場所

アウシュビッツ強制収容所:国外/ポーランド

第2アウシュビッツ ビルケナウ強制収容所

第11話で財前五郎と平泉涼子が訪れた線路のある場所

第2アウシュビッツ ビルケナウ強制収容所:国外/ポーランド

沙門

第12・13話でお弁当の佐々やん

沙門:東京都足立区本木1丁目

中退金ビル

第12話に登場

中退金ビル:東京都港区芝公園1丁目

新芝運河沿いの遊歩道

第13話で関口仁と東佐枝子が里見脩二に会った運河沿いの道

新芝運河沿いの遊歩道:東京都港区芝浦1丁目

九十九電機

第13話で財前教授提訴のニュースが流れていた場所

九十九電機:東京都千代田区外神田4丁目

Cafe Madu 渋谷店

第13話で花森ケイ子が新聞を読んでいたカフェ

Cafe Madu 渋谷店:東京都渋谷区神南1丁目

Mako

第14話で里見三知代が訪れた教授夫人会のあったレストラン

Mako:東京都港区六本木1丁目

宅地造成地

第16話で浪速大学ガンセンター建設予定地

宅地造成地:東京都稲城市若葉台1丁目

大森北商店街

佐々木よし江が弁当を売っていた「久宝寺一番街」(17,終)

大森北商店街:東京都大田区大森北1丁目

浴風会本館

第18話に登場

浴風会本館:東京都杉並区高井戸西1丁目

宅地造成地

第18話で浪速大学ガンセンター建設現場

宅地造成地:神奈川県横浜市青葉区あざみ野南2丁目

目黒川の東山橋

第18話で財前五郎と関口仁が話をしていた橋

目黒川の東山橋:東京都目黒区東山3丁目

LAWRY’S THE PRIME RIB TOKYO

第18話で柳原弘と野田華子が食事をしたレストラン

LAWRY’S THE PRIME RIB TOKYO:東京都港区赤坂2丁目

松本楼

第19話で東佐枝子が両親と食事をしていたレストラン

松本楼:東京都千代田区日比谷公園

フィオーレの森

第20話で花森ケイ子が電話を受けたカフェ

フィオーレの森:神奈川県川崎市高津区久本1丁目

レインボーブリッジ

最終話で財前五郎が乗ったタクシーが走っていた橋

レインボーブリッジ:東京都港区海岸3丁目

茨城県庁

スペシャルで浪速大学附属高度がん医療センター

茨城県庁:茨城県水戸市笠原町

西郷山公園

スペシャルでラストシーンで柳原弘が手をかざしていた公園

西郷山公園:東京都目黒区青葉台2丁目

ロケ地周辺のおすすめホテル