作品紹介
『ストリートワイズ・イン・ワンダーランド〜事件の方が放っておかない探偵〜』は、2017年から2018年にかけてヨーロッパ企画の上田誠脚本でドラマ化された全12話のサスペンスコメディです。安藤政信主演、吉祥寺の和田探偵事務所を舞台に、平凡でささやかな依頼に真正面から向き合うことを信条とする私立探偵・和田が、信条とは裏腹に大事件に巻き込まれていく不条理サスペンスコメディ。吉祥寺・成城・長崎県壱岐島など多彩なロケ地と、ヨーロッパ企画らしい知的でユーモラスな筋運びが評価された異色の探偵ドラマです。
吉祥寺の小さな探偵事務所で、平凡なペット捜しや浮気調査などの"ささやかな依頼"を真摯にこなしてきた私立探偵・和田(安藤政信)。ところが彼の信条とは裏腹に、なぜか毎回事件は大事件へと発展してしまう。ある回では成城大学の教師がUFOを研究しているという依頼から、タイムパトロール隊や永田町地下空間に巻き込まれる。また別の回では長崎県壱岐島の鬼伝説を辿るうち、不気味な影に襲われる——和田の取り巻きたちと共に、各話で繰り広げられる"事件のほうが放っておかない"奇妙な日常が展開していく。
ヨーロッパ企画の上田誠脚本ならではの、知的かつ不条理な笑いと本格的なサスペンス展開が融合。吉祥寺ハーモニカ横丁、ダイヤ街商店街、永田町駅、首都圏外郭放水路庄和排水機場(巨大地下空間)、長崎県壱岐島など、東京と地方の対比が鮮やかなロケが見所。深夜枠ドラマファンに支持された不条理探偵コメディの隠れた佳作です。
話題になったポイント
ヨーロッパ企画・上田誠の脚本
『ドロステのはてで僕ら』『曲がれ! スプーン』のヨーロッパ企画・上田誠が脚本を担当。知的なギミックと不条理ギャグの絶妙な融合で、独特の世界観を構築しました。
安藤政信の探偵役
映画『キッズ・リターン』『東京島』で知られる名優・安藤政信が、ささやかな依頼に真摯に向き合う探偵・和田を熱演。クールな佇まいの中にユーモアを潜ませました。
吉祥寺×壱岐島の対比ロケ
吉祥寺ハーモニカ横丁の都会的な雰囲気と、長崎県壱岐島の鬼伝説の地方ロマンが対比的に描かれる構成。ロケ地の多彩さも本作の魅力でした。
ロケ地ガイド
吉祥寺・和田探偵事務所シーン
和田探偵事務所と吉祥寺の中心ロケ地です。
- スタジオコフ:和田探偵事務所。
- ハーモニカ横丁:和田が「探偵だ」と言われながら歩いた繁華街。
- 吉祥寺ダイヤ街商店街:取り巻き5が和田に声をかけた商店街。
第1話・成城大学のUFO事件シーン
第1話のUFO研究と地下空間のロケ地です。
- 成城大学:依頼人の夫が教師として勤める大学。
- 山下埠頭:依頼人の夫がUFO研究をしていた港の倉庫。
- 道路:和田が黒服の男たちに攫われた場所。
- JR山手線長者丸踏切:和田が三上の運転する車から降りた踏切。
- 酒井書店中央店:依頼人の夫がUFO本を読んでいた書店。
- 国会議事堂:国会議事堂のシーン。
- 東京メトロ有楽町線永田町駅:和田たちが入って行った「永田町駅」。
- 味の素スタジアム:地下空間までの長い廊下。
- 首都圏外郭放水路庄和排水機場:国会議事堂下の地下空間。
- マンション:第1話で依頼人の住むマンション。
- アパート:第1話でタイムパトロール隊に連れ込まれた監視アパート。
- サイバーギグス:第1話で監視部屋の内部。
第2話・長崎県壱岐島の鬼伝説シーン
第2話「壱岐島鬼伝説編」のロケ地です。
- 県道25号線:第2話で和田が小走りした場所。
- お食事処みうらや:第2話で和田がうに飯を食べた「みうらや」。
- 昭和橋:第2話の鬼の看板のある場所。
- 鬼ヶ島伝説モニュメント:第2話の鬼の銅像。
- 平山旅館:第2話で和田たちが宿泊した「平山旅館」。
- 猿岩:第2話の猿の形をした岩。
- はらほげ地蔵:第2話の6つの地蔵。
- 小島神社:第2話の満潮時しか渡れない神社。
- 郷ノ浦港フェリーターミナル:第2話で和田と山田が話したフェリー乗り場。
聖地巡礼のおすすめルート
吉祥寺・和田探偵事務所ルート
スタジオコフ(和田探偵事務所)からハーモニカ横丁、吉祥寺ダイヤ街商店街を巡れば、和田の活動拠点を体感できます。
壱岐島・鬼伝説ルート
鬼ヶ島伝説モニュメント、猿岩、はらほげ地蔵、小島神社を巡ると、第2話の壱岐島鬼伝説の名場面を辿れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
ヨーロッパ企画・上田誠の脚本らしい不条理コメディと本格サスペンスの融合が、深夜枠ドラマファンに支持された隠れた佳作。安藤政信のクールな探偵姿が記憶に残る作品です。
好評だったポイント
「上田誠の脚本らしい知的なギャグ」「安藤政信のクールな探偵姿」「壱岐島鬼伝説の地方ロケが斬新」「吉祥寺の街並みが懐かしい」「不条理な展開がクセになる」といった感想が寄せられました。