作品紹介
『SUITS/スーツ』は、2018年10月から12月にかけてフジテレビ系「月9」枠で放送された全11話の弁護士ドラマです。織田裕二が10年ぶりに月9主演を務めたことで大きな話題となりました。アメリカの人気ドラマ『SUITS』を日本版にリメイクした作品です。
幸村チカ法律事務所のエース弁護士・甲斐正午(織田裕二)は、上司の指示で共に働くアソシエイトを採用することに。面接の場で、司法試験に合格していないにもかかわらず天才的な頭脳と記憶力を持つ青年・鈴木大貴(中島裕翔)と出会います。二人は秘密を共有しながら、難解な訴訟に挑んでいきます。
織田裕二と鈴木保奈美が『東京ラブストーリー』以来約27年ぶりに共演したことも大きな注目ポイントでした。華やかなキャストと洗練されたオフィスドラマの世界観が、月9枠にふさわしいエンターテインメントとして展開されました。好評を受けてシーズン2も制作・放送されています。
話題になったポイント
織田裕二×鈴木保奈美、伝説の共演再び
1991年の『東京ラブストーリー』で社会現象を巻き起こした織田裕二と鈴木保奈美が約27年ぶりにドラマで共演。かつて恋人同士を演じた二人が、今度は弁護士と法律事務所の代表として対峙する姿は、長年のファンにとって感慨深い瞬間となりました。
世界的人気ドラマの日本版リメイク
原作のアメリカ版『SUITS』は世界中で大ヒットし、韓国版なども制作された人気シリーズです。日本版では舞台を東京に移し、日本の法律制度や企業文化に合わせたアレンジが施されました。原作ファンからは賛否両論がありましたが、日本独自の味わいを持つリーガルドラマとして楽しまれました。
月9ドラマの復権への挑戦
視聴率低迷が叫ばれていた月9枠において、織田裕二という大物俳優の起用と人気海外ドラマのリメイクという強力なコンテンツで、枠の復権を目指した意欲作でした。結果としてシーズン2の制作にもつながり、一定の成果を上げました。
ロケ地ガイド
東京・丸の内・大手町エリア
- 大手町ファーストスクエア:甲斐が働く法律事務所の外観として使用された都心の高層ビル。丸の内のビジネス街の風格がドラマの世界観を支えています。
- NTT日比谷ビル:弁護士たちが活躍するオフィス街の風景として登場。日比谷エリアの洗練された雰囲気がドラマを彩ります。
- 日比谷公園:登場人物たちが語り合うシーンで使用。都心のオアシスで繰り広げられる人間ドラマが印象的です。
- パレスサイドビル:ビジネス街のシーンで効果的に使用されたランドマーク的建造物。
お台場・豊洲ウォーターフロントエリア
- グランドニッコー東京 台場:華やかなパーティシーンや重要な会食の場面で使用された高級ホテル。ドラマの上流社会の雰囲気を体現しています。
- KDX豊洲グランスクエア:近代的なオフィスビルとして撮影に使用。豊洲エリアの発展を象徴する風景がドラマの背景を飾ります。
- すみだ水族館:プライベートシーンで登場する癒やしのスポット。仕事から離れた登場人物たちの素顔が垣間見える場面で効果的に使われています。
表参道・渋谷エリア
- クラシカ表参道:格式あるイベントシーンで使用された表参道の名所。洗練された空間が弁護士ドラマの世界観にぴったりマッチしています。
- 神宮外苑のイチョウ並木:秋の美しい風景の中で繰り広げられるシーンに使用。季節感あふれる東京の名所がドラマに華を添えています。
- Bane BAGUS 渋谷店:仕事帰りのシーンで登場するスタイリッシュなバー。
聖地巡礼のおすすめルート
丸の内・日比谷リーガルドラマコース
東京駅丸の内口をスタートし、大手町ファーストスクエア、NTT日比谷ビル、日比谷公園と巡る王道ルート。甲斐と鈴木が駆け回ったビジネス街の空気を肌で感じることができます。日比谷公園では劇中同様にベンチに座って都心の景色を眺めてみてはいかがでしょうか。
お台場・豊洲ウォーターフロントコース
豊洲のKDX豊洲グランスクエアからスタートし、お台場のグランドニッコー東京へ。すみだ水族館にも足を延ばせば、ドラマの華やかな世界観とプライベートシーンの両方を楽しめます。夜景が美しいエリアなので、夕方からの巡礼がおすすめです。
表参道・渋谷おしゃれスポットコース
クラシカ表参道から神宮外苑のイチョウ並木を散策し、渋谷方面へ。特に秋のイチョウの季節に訪れると、ドラマの名シーンを彷彿とさせる黄金色の並木道を楽しめます。カフェやレストランも多いエリアなので、ゆっくりと巡礼を楽しめます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの平均スコアは3.3点(5点満点)。原作の海外ドラマとの比較で賛否が分かれる結果となりましたが、日本のリーガルドラマとしては一定の支持を獲得し、シーズン2の制作につながりました。
好評だったポイント
「織田裕二×鈴木保奈美の共演が胸熱」「海外ドラマファンからは酷評な印象があるけど個人的にはそこそこ良かった」「中島裕翔の演技が新鮮で良い」といった声が寄せられました。一方で「本家のスタイリッシュなハードワークさが全く無い」「東京ラブストーリーのその後にしか見えない」という辛口な意見も。原作を知らずに見た視聴者からは比較的好評で、「テンポの良い展開が楽しい」「オフィスの雰囲気がおしゃれ」という感想が目立ちました。織田裕二のカリスマ性と中島裕翔のフレッシュさのバランスが良いという評価も多く見られます。