作品紹介
『好きっていいなよ。』は、葉月かなえによる人気少女コミック(講談社「デザート」連載)を実写映画化した青春ラブストーリーで、2014年7月12日に公開されました。主演は橘めい役の川口春奈と、黒沢大和役の福士蒼汰。「めいたん」「やまちゃん」のコンビが彩る切なくて甘い恋の物語が、東京の渋谷・新宿エリアを舞台に展開されます。
友人や恋人を作らず、誰とも関わらないように生きてきた16歳の橘めい(川口春奈)。ある日、彼女は学校の人気者・黒沢大和(福士蒼汰)にけがを負わせてしまうが、なぜか大和はそんな彼女を気に入り、勝手に「友達だ」と周囲に宣言。さらにストーカーから守るためのキスをきっかけに、二人の距離が縮まっていく。誰も信じられなかった少女が、ひとりの男の子のまっすぐな思いに少しずつ心を開いていく初恋の物語です。
監督は日向朝子、音楽は鈴木慶一。共演に市川知宏、足立梨花、夏菜、剛力彩芽など。Filmarks平均★2.7点(レビュー27,440件)と評価は分かれるものの、川口春奈と福士蒼汰の透明感ある演技と、渋谷・新宿の若者文化を切り取ったロケーションが「2010年代少女漫画実写映画」の代表作として記憶される一作です。
話題になったポイント
川口春奈×福士蒼汰の初共演
本作で初めてW主演を務めた川口春奈と福士蒼汰。本作後にも『一週間フレンズ。』(2017)や『好きっていいなよ。』のテレビアニメ化など、二人にとって2010年代を象徴するキャリアの起点となった作品です。
少女漫画実写ブームの代表作
「少女漫画原作映画」が流行した2010年代前半の代表作のひとつ。「キスシーンの多さ」が話題になり、SNSで「#好きっていいなよ」がトレンドに。原作ファンも納得の実写化として高評価を得ました。
渋谷・新宿の若者文化を切り取ったロケ
渋谷の宮下公園、シブヤボウリング、override明治通り店、Time Out Cafe&Diner、東京都立中央図書館裏など、2010年代の渋谷の若者カルチャーを丁寧に切り取った映像が魅力。今は再開発で姿を変えた場所も多く、当時の渋谷を記録するアーカイブ的価値も持っています。
ロケ地ガイド
東明高等学校シーン
めいと大和が通う高校の各シーン。
- 旧田沼高等学校:栃木県佐野市栃本町、東明高校の主要ロケ地。
- 田園調布学園大学:神奈川県川崎市麻生区東百合丘3丁目、東明高校の校舎シーン。
- 八王子高等学校:東京都八王子市台町4丁目、東明高校のグラウンド。
- 立川女子高等学校:東京都立川市高松町3丁目、東明高校の下駄箱。
渋谷の若者シーン
2010年代の渋谷カルチャーを象徴するロケ。
- 宮下公園:東京都渋谷区渋谷1丁目、大和がめいにキスをした歩道橋の名シーン。
- シブヤボウリング:東京都渋谷区渋谷1丁目、4人で遊んだボウリング場。
- override明治通り店:東京都渋谷区神宮前6丁目、武藤愛子と立川雅司に出くわした帽子屋。
- 渋谷の路地:東京都渋谷区神南1丁目、大和がモデル誘いを受けた場所。
- オルガン坂近くの階段:東京都渋谷区宇田川町、武藤愛子のシーン。
- 神南郵便局前交差点:東京都渋谷区神南1丁目、街風景。
- Time Out Cafe&Diner:東京都渋谷区東3丁目、中西健志と北川めぐみが再会したカフェ。
東京の街シーン
めいと大和が距離を縮めていく舞台。
- シーズマンベーカー:東京都杉並区方南1丁目、めいがバイトするパン屋。
- 古書コンコ堂:東京都杉並区阿佐谷北2丁目、ストーカーから守るためのキスのシーン。
- 道路:東京都杉並区和田3丁目、ウサギの思い出を話したシーン。
- 階段:東京都新宿区市谷台町、大和がめいにキスをした階段。
- 都電荒川線神田川橋梁:東京都新宿区西早稲田3丁目、電車のシーン。
- 高井戸倶楽部:東京都杉並区下高井戸2丁目、モデル撮影のレストラン。
- 東京ドームシティ:東京都文京区後楽1丁目、北川めぐみとの遊園地シーン。
- 東京都立中央図書館裏の道:東京都港区南麻布5丁目、めいと大和の手繋ぎシーン。
聖地巡礼のおすすめルート
渋谷ラブストーリーコース
渋谷駅を起点に宮下公園→シブヤボウリング→override明治通り店→Time Out Cafe&Dinerと巡る半日コース。原作ファンが映画の名シーンを追体験しやすい都心のルートです。
東明高校+渋谷1日コース
朝に立川女子高校か八王子高校を訪ね、午後は渋谷へ。学校シーンとデートシーンを1日で巡れる定番コースです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarks平均★2.7点(27,440件)。少女漫画実写としては標準的なスコアながら、川口春奈・福士蒼汰のファン層からの高評価が支えています。
好評だったポイント
「川口春奈の透明感がめい役にぴったり」「福士蒼汰のスマートさが大和そのもの」「キスシーンが多くてキュンキュン」「渋谷ロケがおしゃれ」「原作の世界観が再現されている」といった感想が多く、2010年代の少女漫画実写映画ブームを代表する一本として位置づけられています。