作品紹介
『スミカスミレ 45歳若返った女』は、2016年2月5日から3月25日までテレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠で放送された連続ドラマで、高梨みつばによる同名漫画を原作としています。主演は桐谷美玲で、中身は65歳の老女・如月澄、外見は20歳の女子大生・すみれという二面性のあるヒロインを瑞々しく演じました。
物語は、幼い頃から家業の手伝いと家族の介護に追われ続け、恋愛も青春も経験できないまま65歳を迎えた如月澄が、飼い猫のクロから「人生をやり直したい?」と問いかけられるところから始まります。願いを口にした瞬間、澄は20歳の姿に若返り、大学生・すみれとして第二の人生を歩み始めます。
初めての友達、初めての恋、初めての青春——すみれが体験する一つひとつの「初めて」が丁寧に描かれ、年齢を重ねた視聴者にも若い世代にも響く「人生応援ドラマ」として放送時期に話題を呼びました。桐谷美玲の透明感あふれる演技と、共演の松井愛莉、迫田孝也らが物語を彩ります。
話題になったポイント
65歳の中身×20歳の外見という奇抜な設定
他のタイムスリップ・若返りドラマとは異なり、「中身は65歳のまま、外見だけが若返る」という設定が斬新でした。言葉遣いや立ち居振る舞いの端々に出る「昭和のおばあちゃん感」が絶妙にコミカルで、桐谷美玲の新境地として大きな話題となりました。
青春の1ページを取り戻す切なさと希望
原作ファンの間では「泣けるファンタジー」として知られていた本作。介護や家族の世話で自分の人生を諦めてきた女性たちへのエールとして、切なくも温かいメッセージ性が評価されました。
桐谷美玲の女子大生役と豪華ロケ地
ヒロインが通う大学シーンはもちろん、デートスポットや旅行先など、若者の青春感あふれるロケ地が毎話登場。放送当時、ロケ地を巡るファンも多く、聖地巡礼ドラマとしても注目を集めました。
ロケ地ガイド
大学・キャンパスエリア
ヒロインすみれが通う大学のシーンは、実在の名門大学キャンパスで撮影されました。美しい建築と広々とした敷地が、青春の舞台にふさわしい雰囲気を醸し出しています。
神奈川デート・イベントエリア
すみれと仲間たちが過ごす休日シーン、そしてロマンチックな場面の多くは神奈川県の海沿いや郊外エリアで撮影されました。
- 修廣寺:静謐な境内が物語の情感あるシーンで印象的に登場しました。
- センター北シンボル広場:横浜市都筑区の街の待ち合わせや日常シーンで使用されました。
- シーボニアマリーナ:三浦半島の美しいマリーナがデートシーンの舞台に。
- 城ヶ島灯台:白亜の灯台を背景にした印象的な屋外シーンが撮影されました。
東京・千葉レジャーエリア
青春らしいアクティブなロケ地も豊富で、若返ったすみれが「人生初」の体験をする場所として効果的に使われました。
- 葛西臨海公園:東京湾を望む広々とした公園で、心温まる会話シーンが撮影されました。
- 神宮外苑のイチョウ並木:言わずと知れた東京屈指のロマンチックスポットが、物語のハイライトで登場します。
関東近郊レジャーエリア
仲間との旅行シーンでは、山梨・栃木まで足を延ばした大規模なロケが行われました。
- 富士急ハイランド:すみれが若い体で絶叫マシンに挑戦する、ドラマ屈指の名シーンの舞台。
- ハンターマウンテン塩原:栃木のスキーリゾートでの雪景色シーンは、物語の転機を演出する美しい場面となりました。
聖地巡礼のおすすめルート
横浜・三浦半島一日デートコース
センター北で朝の街ブラからスタートし、シーボニアマリーナ、城ヶ島灯台と三浦半島の海を巡るドライブコース。すみれと湊斗のデートを追体験できる、ロマンチックなルートです。カップルで訪れるのにも最適。
東京青春スポット巡りコース
葛西臨海公園で海風を感じた後、神宮外苑のイチョウ並木(秋がベストシーズン)を散歩。大学キャンパス巡りとして東京女子大学・創価大学の外観見学(学外のみ)を加えれば、すみれの日常を体感できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksやザテレビジョンのレビューでは、桐谷美玲の演技と原作の世界観を丁寧に描いた点が評価され、深夜枠ながら「週末の楽しみ」と語るファンが多い作品となりました。
好評だったポイント
「夢物語とは言え好感を持って見られる」「桐谷美玲の昭和のおばあちゃんらしい所作が絶妙」「介護経験のある世代には刺さる内容」といった感想が数多く寄せられました。また、共演者の松井愛莉との友情シーン、優しいトーンの演出、そしてロマンチックなロケ地の数々が、ファンタジーと現実の狭間を見事に表現していると好評でした。特に中高年女性層から「もう一度青春をやり直したい気持ちに共感した」との感想が多く、世代を超えて愛される一作となっています。