作品紹介
『TEAM〜警視庁特別犯罪捜査本部』は2014年4月16日から6月11日まで、テレビ朝日系列「水曜21時」枠で放送された全9話の本格刑事ドラマです。主演は小澤征悦で、彼にとっての連続ドラマ初主演作。共演には田辺誠一、塚本高史、神尾佑、西田敏行ら実力派俳優が結集し、東映制作による硬派なクライムサスペンスとして放送当時から注目を集めました。
主人公は、ノンキャリアながら史上最年少で警視に抜擢された警視庁の管理官・佐久真吾(小澤征悦)。彼は現場の刑事たちに「お前たちは俺の駒だ」と言い放ち、徹底して結果を求める冷徹な指揮を執ります。当初は反発していた刑事たちも、「事件を解決する」という共通の目的のもと、次第に一つのチームとして結束していきます。
ジャニーズや若手イケメン俳優、コメディ要素や恋愛要素を一切排除し、純粋に事件の捜査と人間ドラマだけで勝負するという潔いスタイルが、大人の視聴者から熱い支持を集めた本格派ドラマとなりました。
話題になったポイント
小澤征悦の連続ドラマ初主演
世界的指揮者・小澤征爾を父に持つ小澤征悦が、満を持して挑んだ連続ドラマ初主演作。冷徹な管理官という難役を見事に演じきり、新たな代表作となりました。
ハードボイルド一直線の硬派な作風
「ジャニーズ・若手イケメン・コメディ・恋愛要素、すべてを排除した本格刑事ドラマ」として、近年のトレンドと一線を画す硬派な作りが視聴者に新鮮な印象を与えました。
霞が関の官庁街を舞台にしたリアリティ
警視庁、検察庁、外務省など実在する官庁街がふんだんにロケ地として使われ、骨太な警察組織内ドラマにふさわしい緊張感あふれる映像が実現しました。
ロケ地ガイド
霞が関・官庁街エリア
本作の中心となる舞台が、東京の中央官庁が集まる霞が関エリア。日本の中枢を象徴する建築群が物語に重みを与えます。
- 警視庁:本作の象徴とも言える警視庁本部。佐久たちの活動拠点として登場。
- 検察庁:捜査の重要局面で登場する司法の中枢。
- 外務省:国際的な事件に関わる場面で登場し、本作のスケール感を高めます。
- コンワビル:港区西新橋にあるオフィスビル。捜査のシーンに登場。
日比谷・皇居周辺エリア
霞が関に隣接する日比谷公園や皇居前のエリアが、移動シーンや張り込みシーンで効果的に使われています。
- 日比谷公園横の歩道橋:都心の歩道橋からの俯瞰ショットが印象的なシーンに。
- 国会正門前交差点:日本の政治の中枢を象徴するロケ地。
- 行幸通り:東京駅丸の内口から皇居へ伸びる象徴的な大通りが、緊張感あふれるシーンの背景に。
下町・浅草エリア
官庁街の硬質さに対するコントラストとして、下町情緒漂う浅草・隅田川エリアもロケ地に使われ、物語に厚みを加えています。
- 浅草寺:東京を代表する観光名所。事件にまつわる人物を追うシーンで登場。
- 隅田公園:隅田川沿いの公園が、人物の心情を映す静かなシーンに使われました。
- 隅田川の駒形橋:浅草と本所を結ぶ橋。捜査の重要な舞台に。
聖地巡礼のおすすめルート
霞が関 官庁街めぐりコース
地下鉄霞ヶ関駅を起点に、警視庁・検察庁・外務省を巡り、行幸通りから国会正門前交差点へ。日本の中枢を歩きながら、佐久管理官の世界観に浸ることができます。日比谷公園で休憩するのもおすすめです。
浅草・隅田川下町コース
浅草駅から浅草寺へ参拝、その後駒形橋を渡って隅田公園を散策。下町情緒に包まれながら、ハードボイルドな世界とのギャップを楽しめます。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksドラマでのレビュー数は130件を超え、平均スコアは★3.7点。「9話で終わってしまったのが惜しい」と続編を望む声も多く、隠れた良作としてじわじわと評価を高めてきた作品です。
好評だったポイント
「ジャニーズも若手イケメンも恋愛もコメディもない、純度100%のハードボイルド刑事ドラマ」「小澤征悦の冷徹な管理官役がハマっている」「西田敏行ら脇を固める実力派俳優の演技が素晴らしい」「物語に集中できる骨太な作り」といった声が多数。派手さはないものの、本物の刑事ドラマを求める大人の視聴者から絶大な支持を集めた一作です。