作品紹介
『鉄板少女アカネ!!』は、2006年10月から12月にかけてTBS系「日曜劇場」枠で放送された連続ドラマです。主演は堀北真希。青木健生原作・ありがひとし作画の同名漫画を実写化した作品で、堀北真希にとって地上波連続ドラマ初主演作であり、日曜劇場史上最年少の主演としても話題となりました。
東京の下町にある鉄板焼き屋「ちゆき」の一人娘・神楽アカネ(堀北真希)は、「日本一の鉄板料理人」と呼ばれた父・鉄馬と暮らしていました。しかし母・ちゆきの病死後、父は突如として失踪。それ以来、アカネは一人で店を切り盛りしていましたが、ある日、父から全国各地の食材が届き始めます。父の行方を追うアカネは、老舗料亭の息子・一条心太(塚本高史)とともに日本各地を旅することに。行く先々で出会う食材と人情に触れながら、天才的な鉄板焼きの腕で問題を解決していく、人情グルメロードムービーです。
片瀬那奈、竜雷太、陣内孝則、デビット伊東らの個性豊かなキャスト陣も出演。全9話(当初10話予定)で放送されました。
話題になったポイント
堀北真希の地上波ドラマ初主演
『野ブタ。をプロデュース』『花ざかりの君たちへ』で人気急上昇中だった堀北真希が、満を持して地上波連続ドラマの初主演を務めたことが最大の話題でした。元気いっぱいで天真爛漫な鉄板焼き少女・アカネ役は、これまでの役柄とは異なる明るいキャラクターで、堀北真希の新たな魅力を引き出しました。「堀北真希が可愛い」「元気なアカネ役が似合っている」と、ファンから好意的な声が多く寄せられました。
鉄板焼きバトルという斬新な設定
料理漫画原作ならではの「鉄板焼きバトル」という設定は、日曜劇場としては異色の試みでした。毎回登場する各地の食材を活かした鉄板焼き料理と、アカネの天才的な料理の腕前が見どころで、「料理シーンが美味しそう」「鉄板焼きが食べたくなる」と食欲を刺激される視聴者も多くいました。全国各地を旅するロードムービー形式のストーリー展開も新鮮でした。
個性豊かなキャスト陣の掛け合い
塚本高史演じるイケメン料亭御曹司・心太との凸凹コンビは、「二人のやり取りが楽しい」と好評。片瀬那奈演じる大手食品メーカーの令嬢・エレナの華やかな悪役ぶりや、陣内孝則のコミカルな演技も見どころの一つでした。ベテラン俳優の竜雷太も重厚な演技で物語を引き締め、幅広い層が楽しめるキャスティングとなっています。
ロケ地ガイド
東京・八王子/多摩エリア ― アカネの生活圏
アカネが暮らす下町の鉄板焼き屋の周辺として、八王子・多摩エリアが使用されています。
- 拓殖大学八王子キャンパス:劇中の学校シーンなどで使用された大学キャンパスです。
- 浅間神社:地元の神社として登場し、アカネの日常を映し出すシーンに使われました。
- 国立あおいとり保育園:地域の施設として劇中に登場しました。
- 南阿佐ヶ谷すずらん通り商店街:下町の商店街の雰囲気が漂うロケ地で、アカネの生活圏として使用されました。
東京・六本木/赤坂エリア ― 料理バトルの舞台
鉄板焼きバトルのシーンでは、六本木・赤坂エリアの高級レストランやバーが使用されています。
- ウルフギャング・パック・カフェ六本木ロアビル店:六本木の人気カフェとして、食事シーンに使用されました。
- 六本木クラブチック:六本木のクラブとして、夜のシーンに登場しました。
- Royal Garden Cafe青山店:青山のおしゃれなカフェで、デートシーンなどに使用されました。
- 新宿アイランドタワー:新宿の高層ビルとして、ビジネスシーンの背景に使われました。
- bar segredo:雰囲気のあるバーとして、大人のシーンに登場しました。
東京・お台場/湾岸エリア ― 都会の風景
お台場・湾岸エリアの近代的な風景も、ドラマの背景として使われています。
- お台場海浜公園:東京湾を望む人気スポットで、印象的なシーンが撮影されました。
- 東八ツ山公園:品川エリアの公園で、日常的なシーンに使用されました。
- 八重洲ブックセンター:東京駅前の大型書店として劇中に登場しました。
- タブローズ代官山:代官山のレストランで、食事シーンが撮影されました。
東京・下町エリア ― 人情の街
アカネの鉄板焼き屋「ちゆき」の雰囲気を映し出す、下町情緒あふれるロケ地も多く使われています。
- カフェテラス古瀬戸:レトロな雰囲気のカフェとして、温かみのあるシーンに登場しました。
- 和菓子たつみや:昔ながらの和菓子屋として、下町の人情を感じるシーンに使用されました。
- 諏方神社:地域の神社として、人々の暮らしに根ざしたシーンに登場しました。
- サロンド冨山房FOLIO:文化的な雰囲気の施設として、印象的なシーンに使われました。
聖地巡礼のおすすめルート
六本木・青山グルメコース(半日)
ウルフギャング・パック・カフェでランチを楽しんだ後、Royal Garden Cafe青山店でカフェタイム。六本木クラブチック周辺の夜の六本木も散策すれば、ドラマの華やかなシーンを追体験できます。料理ドラマの聖地巡礼らしく、グルメを楽しみながら巡りましょう。
下町人情散策コース(半日)
南阿佐ヶ谷すずらん通り商店街からスタートし、下町の雰囲気を楽しみましょう。和菓子たつみやで昔ながらの和菓子を味わい、諏方神社を参拝。カフェテラス古瀬戸で一息つけば、アカネが守った「ちゆき」のような温かい下町の雰囲気に浸れます。
お台場・品川 都会散策コース(半日)
お台場海浜公園で海風を感じた後、東八ツ山公園を経て品川方面へ。タブローズ代官山でディナーを楽しめば、ドラマの世界と美食を同時に堪能できるコースです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは約440件のレビューが寄せられ、平均3.2点(5.0点満点)。平均視聴率は8.8%で日曜劇場枠としては厳しい数字に終わり、全10話の予定が9話に短縮されました。しかし、根強いファンからは今なお愛されている作品です。
好評だったポイント
最も多い好意的な感想は「堀北真希が可愛い」「アカネ役がハマっている」というキャストの魅力に関するものです。料理シーンについても「鉄板焼きが美味しそう」「見ていてお腹が空く」と評価されています。塚本高史との掛け合いは「テンポが良い」「もっと見たかった」と好評で、全国各地を旅するロードムービー形式のストーリーも「毎週違う景色が楽しい」と楽しまれました。一方で「ストーリーが浅い」「もう少し深みがあれば」という意見もありますが、堀北真希の初々しい主演デビュー作として、またグルメドラマとしての楽しさは多くの視聴者に認められています。