作品紹介
『トイレの神様』は、2011年1月5日にMBS・TBS系で放送された全2夜のスペシャルドラマです。シンガーソングライター・植村花菜の同名ヒット曲(2010年「第61回NHK紅白歌合戦」で歌唱、社会現象に)を原作に、植村本人の幼少期からおばあちゃんとの絆、母娘の生活、シンガー・ソングライターとしての旅立ちまでを実話ベースで映像化。子供時代の花菜役には子役時代の芦田愛菜、おばあちゃん役には岩下志麻、母・洋子役には夏川結衣、高校生になった花菜役には北乃きいというキャスト陣で制作された感動作です。
兵庫県川西市。両親が幼くして離婚した小学生・花菜(芦田愛菜)は、明るく働き者だが衝動的な母・洋子(夏川結衣)に時に悲しい思いをしながらも、隣に住む祖母・和栄(岩下志麻)に見守られて育つ。祖父の死後、花菜は祖母と暮らすことに。「トイレには神様がいて、毎日掃除すると別嬪さんになれる」と教えられ、最初は嫌がっていた花菜も次第に祖母と心を通わせていく。やがて高校生になった花菜(北乃きい)は音楽の道を志し、東京へ——。「トイレの神様」誕生の背景にある、3世代の女たちの愛と絆を温かく描いた感動作です。
植村花菜の故郷・兵庫県川西市、西宮、大阪、和歌山と関西一円でロケを敢行。本人の実家や母校もロケ地として登場し、楽曲ファン必見の聖地となっています。
話題になったポイント
植村花菜の楽曲を実話ベースで映像化
2010年に紅白歌合戦で歌われ社会現象となった「トイレの神様」。9分半の長尺曲が映像化されることで、おばあちゃんと孫の絆、後悔と感謝の物語が立体的に蘇り、多くの視聴者が涙したと話題になりました。
芦田愛菜×北乃きい×岩下志麻の女優競演
子役時代絶頂期の芦田愛菜が幼少期の花菜を、北乃きいが高校生時代の花菜を、そして岩下志麻が祖母を演じる豪華キャスト。3世代の女性たちの愛情を本格派演技で見せた、女優陣の競演が話題に。
関西の家族の温度感
兵庫・大阪・和歌山の関西文化圏を舞台に、関西弁の温かい家族会話・人情の機微を丁寧に描写。関西出身の植村花菜の楽曲世界をそのまま映像にしたリアル感が好評でした。
ロケ地ガイド
兵庫・川西市と西宮(花菜の故郷)
幼少期から高校時代までの花菜の生活圏。
- 正司家住宅:神戸市北区、植村家のロケ地。
- 雲雀丘学園小学校:宝塚市雲雀丘、花菜が通う小学校。
- 阪急電鉄川西能勢口駅:川西市栄町、和嘉が花菜を迎えに行った駅。
- 噂の八百屋:川西市丸の内町、洋子が倒れた八百屋。
- 兵庫県立西宮高校:西宮市上甲東園、花菜が通う高校。
- 東三公園:花菜が大介と話をしていた公園。
- ライブハウスVARIT:神戸市中央区下山手通、花菜の初ライブ会場(実在の名門ライブハウス)。
- チェサピーク緑台本店:花菜が東京でアルバイトしたレストランのロケ地。
- 川西市立川西病院:川西市火打、和嘉が入院した病院。
大阪・洋子の活動拠点
母・洋子の働く場所と関西文化シーン。
- ホテル京阪ユニバーサルタワー:大阪市此花区島屋、洋子が働くホテル。
- 新淀川の堤防:大阪市淀川区、よく出てくる堤防。
- 山笠:和嘉と花菜がうどんを食べた「福とくうどん」。
- なんばグランド花月:大阪市中央区難波、和嘉が花菜を連れて行った劇場。
- ふる里:洋子がチラシを配りに行ったお好み焼き店。
- JR大阪環状線西九条駅:大阪市此花区西九条、花菜が歌っていたガード下。
和歌山・夏の海岸シーン
花菜の青春の風景。
聖地巡礼のおすすめルート
川西市・植村家ルート
阪急電鉄川西能勢口駅から噂の八百屋、川西市立川西病院を巡る兵庫県川西市の聖地巡礼。植村花菜の故郷を体感できる王道コース。
大阪・関西文化ルート
JR大阪環状線西九条駅からなんばグランド花月、ホテル京阪ユニバーサルタワーを巡る大阪コース。母・洋子と花菜の関西人としての日常を辿れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
2011年正月SP放送、平均視聴率18.6%という高視聴率を記録。「トイレの神様」の楽曲とともに長く愛される感動ドラマとして記憶されています。
好評だったポイント
「芦田愛菜が可愛すぎる」「岩下志麻のおばあちゃんに泣ける」「楽曲の世界が見事に映像化」「家族の絆に感動」「関西弁の温かさ」「祖母との思い出に重ねた」と多くの視聴者の心を打ち、植村花菜のヒット曲を超えた家族の名作として愛されています。