作品紹介
『とめはねっ! 鈴里高校書道部』は、2010年1月7日から2月11日までNHK総合「ドラマ8」枠で放送された全6話の青春ドラマです。原作は河合克敏の同名漫画(「ヤングサンデー」「ビッグコミックスピリッツ」連載、書道を題材にしたヒット作)。主演に大江縁役の池松壮亮、ヒロイン・望月結希役には朝倉あきが抜擢、本作で連続ドラマ初主演を飾りました。共演に中村優一、入江甚儀、徳永えりほか。神奈川県立七里ガ浜高等学校を主要ロケ地に、鎌倉を中心とした湘南で撮影された爽やかな書道青春ドラマです。
カナダ帰りの帰国子女・大江縁(池松壮亮)は、達筆だが内気な性格。同じ鈴里高校の柔道部のホープ・望月結希(朝倉あき)は美少女ながら字が下手という弱点を抱えていた。先輩の加茂杏子と三輪詩織の策略で、廃部の危機にあった鈴里高校書道部に入部させられた二人。書道甲子園を目指して練習を始めるうちに、書道の奥深さと先輩・仲間との絆を知り、それぞれの成長と恋を経験していく——。書道という珍しい題材を、青春の爽やかさと「字に込められた思い」のテーマで丁寧に描いた佳作です。
神奈川県立七里ガ浜高校を「鈴里高校」のロケ地に、稲村ヶ崎、湘南海岸公園、片瀬江ノ島駅などの湘南エリア、茨城県坂東市の岩井体育館・図書館・八坂公園など、関東一円でロケ。書道甲子園の場面は茨城県坂東市で撮影され、漫画ファンの聖地となりました。
話題になったポイント
朝倉あきの連続ドラマ初主演
女優・朝倉あきが本作で連続ドラマ初主演。柔道部のホープでありながら字の下手さに悩む高校生・望月結希を、明るく素朴に演じてブレイクのきっかけに。原作では大江縁が主人公だが、ドラマ版では結希を中心に展開する独自の構成も話題になりました。
池松壮亮×朝倉あきの初々しさ
当時19歳の池松壮亮と20歳の朝倉あきという、瑞々しい二人の主演。書道部で本格的な書道を実演する姿と、高校生らしい不器用な恋心が、観る者の心を和ませました。
七里ガ浜・鎌倉の湘南ロケ
神奈川県立七里ガ浜高校が「鈴里高校」として登場。稲村ヶ崎の海岸、片瀬江ノ島駅、遊行寺など、湘南・鎌倉の名所を散りばめたロケが、原作ファン・湘南ファンの聖地巡礼スポットとなりました。
ロケ地ガイド
湘南・鎌倉(鈴里高校とその周辺)
鈴里高校書道部の活動エリア。
- 七里ガ浜高校:鎌倉市七里ガ浜東、「鈴里高校」のロケ地。
- 一軒家:大江縁の家のロケ地。
- 稲村ケ崎:鎌倉市稲村ガ崎、第2話で望月結希がサーファーを投げた砂浜。
- 遊行寺:藤沢市西富、第3話に登場。
- 湘南海岸公園:藤沢市片瀬海岸、第4話で日野よしみと結希たちが言い合っていた場所。
- 片瀬江ノ島駅:藤沢市片瀬海岸、第5話で結希と縁が義之を探しに行った駅前。
- 海岸:第5話で大江義之がいた砂浜。
- JR東海道本線 藤沢駅:藤沢市藤沢、最終話で結希が四国の実家からの電話を受けた場所。
- 北下浦海岸通り:横須賀市、最終話で結希と縁が話していた海岸。
- 天嶽院:藤沢市渡内、最終話で三浦清風が結希に相談しようとした寺。
- 北下浦海岸通り:横須賀市、最終話で結希が縁に手紙を渡したバス停。
茨城・書道甲子園のロケ地
第2話以降の書道甲子園シーン。
- 常総メディカル:常総市、第1話で大江縁が診察を受けた「鎌西病院」。
- 広場:第2話で鵠沼学園が書道パフォーマンスを披露したふれあい広場。
- 坂東市立岩井図書館:坂東市岩井、第2話で結希が曲を探しに行った図書館。
- 八坂公園:坂東市岩井、第4話で日野ひろみたちが書道甲子園パフォーマンスについて話していた公園。
- 坂東市岩井体育館:坂東市岩井、第4話のインターハイ柔道大会会場。
聖地巡礼のおすすめルート
湘南・鈴里高校書道部ルート
七里ガ浜高校から稲村ケ崎、片瀬江ノ島駅を巡る湘南鎌倉コース。鈴里高校書道部の青春の舞台を辿れます。
茨城・書道甲子園ルート
坂東市岩井体育館から八坂公園、坂東市立岩井図書館を巡る坂東市コース。書道甲子園の場所です。
視聴者の声・評判
評価スコア
2010年NHK放送、青春書道ドラマとして好評。NHK「ドラマ8」枠の最終作品となった本作は、書道ファン・原作ファンに支持されました。
好評だったポイント
「池松壮亮と朝倉あきの初々しさ」「書道シーンが本格的」「湘南ロケが美しい」「青春ドラマの王道」「書道の奥深さが伝わる」と評価され、書道を題材にした青春ドラマの代表作として記憶されています。