作品紹介
『Tomorrow〜陽はまたのぼる〜』は、2008年7月6日から9月7日までTBS系「日曜劇場」枠で放送された全10話の医療ドラマです。竹野内豊と菅野美穂のW主演、架空の地方都市・西山室市を舞台に、過去の医療事故から元外科医となった市役所職員が、再びメスを握る決意をする再生の物語。深刻な経営難で閉鎖寸前の市民病院を背景に、地方の医療崩壊問題に切り込んだ社会派の人間ドラマとして、TBS日曜劇場の伝統を継承する一作です。
かつて将来を嘱望された外科医だった森山航平(竹野内豊)は、過去の医療事故で外科医を辞め、現在は西山室市の市役所職員として働いている。西山室市民病院は、市民にとって重要な医療施設だが、300億円の負債を抱え、半数以上の病棟が閉鎖、医師不足に直面していた。航平は、市が立ち上げた病院再建プロジェクトに参加するが、市民病院の看護師・田中愛子(菅野美穂)と出会い、再びメスを握る決意を固める。航平と愛子は、地方医療崩壊という深刻な現実に立ち向かいながら、病院再生のため奮闘していく——。
静岡県の伊豆稲取温泉、千葉県の南房総、神奈川県の三崎日の出商店街など、地方都市の風景をフル活用した本格ロケ。地方の医療崩壊・医師不足という現代日本の深刻な社会問題を真正面から扱った社会派ドラマとして、視聴者の心に強い印象を残しました。
話題になったポイント
地方医療崩壊への問題提起
地方都市の医師不足・経営難・病棟閉鎖という現代日本の医療崩壊問題を、TBS日曜劇場で真正面から扱った社会派ドラマ。視聴者に医療崩壊への意識づけを促した意欲作です。
竹野内豊の元外科医像
竹野内豊が、医療事故をきっかけに外科医を辞めた市役所職員という複雑なキャラクターを熱演。再びメスを握る決意までの心の葛藤を、繊細な演技で表現しました。
菅野美穂の看護師像
菅野美穂が地方の市民病院で働く看護師・田中愛子を演じ、地方医療現場のリアルな姿を映し出しました。航平との出会いが彼女の人生も変えていく感動のストーリーです。
ロケ地ガイド
西山室市・伊豆稲取シーン
西山室市を再現した伊豆稲取のロケ地です。
- 東伊豆町役場:西山室市役所。
- 稲取温泉:西山室市街。
- 稲取温泉街:西山室市の商店街。
- 伊豆急行片瀬白田駅:第1話で森山航平が安田涼子と救急車に乗った西山室駅。
- 道路:第1話で救急車が走った海岸の道。
- 道路:第2話で森山がバイクを止めた横断歩道。
- 野田精肉店:第2話で田中とラーメン屋がぶつかりそうになった野田精肉店。
- 稲取港:第2話で森山が田中に病名を話した海岸。
西山室市民病院シーン
市民病院のロケ地です。
- 公立長生病院:西山室市民病院。
- アスド会館:西山室市民病院。
- 千葉市立海浜病院:遠藤紗綾の母親が入院する嶋脳外科専門病院。
- 長生郡市広域市町村圏組合管理棟:第6話で田中愛子たちが取調べを受けた西山室警察署。
東京・神奈川・千葉のシーン
愛子・航平の家族や登場人物のロケ地です。
- アパート:田中七海が住む東京のアパート。
- 三崎日の出商店街:第3話で森山が村上伸介に出会った商店街。
- 有魚亭:第3話で田中愛子が後輩と飲んだ居酒屋。
- 南房総市立富浦小学校:第3話で村上伸介が遊具にペンキを塗った学校。
- ソリッドスクエア:第3話で田中が村上の息子を訪問したビル。
- 一軒家:第3話に登場。
千葉・最終話関連シーン
千葉県のロケ地です。
- 路地:第4話で森山が河原のぶ子を見つけた路上。
- 野島埼灯台:第4話で森山が河原を探しに行った灯台。
- 鶴枝小学校:第5話で蓮見洋治の娘の小学校。
- 木更津市市民総合福祉会館:第7話で遠藤紗綾が落下した市民会館。
- 大原漁港:第8話で田中が訪れた小倉雅夫が住む港。
聖地巡礼のおすすめルート
西山室市・稲取温泉ルート
東伊豆町役場(西山室市役所)から稲取温泉、伊豆急行片瀬白田駅、稲取港を巡れば、森山と田中の街・西山室市の世界を体感できます。
千葉・房総ルート
野島埼灯台、鶴枝小学校、大原漁港を巡ると、各話のエピソードの舞台を辿れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
地方医療崩壊という現代日本の深刻な社会問題を真正面から扱った社会派ドラマとして、TBS日曜劇場の伝統を継承する意欲作。竹野内豊・菅野美穂のW主演が好評を博した一作です。
好評だったポイント
「竹野内豊の元外科医役が深い」「菅野美穂の看護師が誠実」「地方医療崩壊のテーマが切実」「伊豆稲取の景色が美しい」「再生のストーリーに泣ける」といった感想が寄せられました。