作品紹介
『津田梅子〜お札になった留学生〜』は2022年3月5日にテレビ朝日系列で放送された歴史ドラマ。新5000円札の顔となった津田梅子の青春時代を描いたテレビ朝日開局60周年特別企画。主演は広瀬すず(津田梅子役)、共演に佐久間由衣、池田エライザ、伊藤英明、内田有紀、寺島しのぶ、佐野史郎、橋爪功、ディーン・フジオカなど豪華キャスト。脚本は橋部敦子、演出は河毛俊作。日本の女子教育の先駆者・津田梅子(津田塾大学創設者)の知られざる青春と挫折、そして再起の物語を、明治の時代背景とともに描いた感動の歴史ドラマです。Filmarks平均★3.5、レビュー数809件と一定の評価を獲得しました。
本作は、アメリカ留学から帰国した17歳の津田梅子が、再びアメリカへ留学する25歳までの8年間を中心に描きます。6歳でアメリカに渡り、11年間に渡る留学を終えて帰国した梅子(広瀬すず)。しかし故郷に戻った彼女は、日本語が思うように話せず、思うような仕事に就けずに思い悩みます。結婚という道を選ぶ同世代の女性たちを横目に、自分は何をしたいのか、何をすべきなのか――梅子は自分の使命を模索していきます。
同じく留学生だった山川捨松(池田エライザ)、瓜生繁子(佐久間由衣)との女子留学生3人の友情、家族との葛藤、明治政府の元勲・伊藤博文(伊藤英明)との出会いなど、激動の明治時代を背景に展開する青春群像劇。ロケは旧吉田家住宅歴史公園(千葉県柏市)、博物館明治村(愛知県犬山市)、和敬塾本館(東京都文京区)、横浜三渓園、旧古河邸など、明治期の建築や歴史的庭園を舞台に展開。当時の華族邸や政府機関を見事に再現した美術と衣装も大きな見どころです。
話題になったポイント
新5000円札の顔・津田梅子の生涯ドラマ化
2024年から発行される新5000円札の肖像となる津田梅子の生涯を、お札発行に先駆けてドラマ化。日本女子教育の先駆者として再評価される津田梅子の人物像が、広瀬すずの好演で生き生きと蘇りました。
広瀬すずが見せる留学生としての孤独と再起
主演の広瀬すずが、6歳から11年間アメリカで暮らし日本語が話せない若き梅子の戸惑いと、自分の使命を見出していく成長を繊細に演じ分け、「広瀬すずの代表作の一つ」との評価を獲得しました。
明治期の華族邸・歴史建築のロケ
博物館明治村(旧西郷従道邸、旧三重県庁舎、内閣文庫、日本赤十字社中央病院病棟など)、和敬塾本館、旧古河邸、清泉女子大学(旧島津公爵邸)、旧堀田邸、旧吉田家住宅など、明治期の華族邸・公官庁建築を縦横に活用した美術設計が、本作のリアリティを支えました。
ロケ地ガイド
博物館明治村エリア
愛知県犬山市・明治期の建築群。
- 明治村 内閣文庫:犬山市内山、明治期の政府機関建築。
- 明治村 三重県尋常師範学校・蔵持小学校:犬山市内山。
- 明治村 旧三重県庁舎:犬山市内山。
- 明治村 旧西郷従道邸:犬山市内山、華族邸の代表例。
- 明治村 日本赤十字社中央病院病棟:犬山市内山。
- 明治村 名古屋衛戍病院:犬山市内山。
千葉県・茨城県エリア
明治期の歴史的建造物。
- 旧吉田家住宅歴史公園:柏市花野井、江戸〜明治の豪農邸。
- 牛久シャトー:牛久市中央3丁目、日本最古のワイン醸造所。
- 旧堀田邸:佐倉市鏑木町、佐倉藩主邸。
- 千葉県立房総のむら:印旛郡栄町龍角寺、明治期の街並み再現施設。
- 旧学習院初等科正堂:成田市大竹、明治期の学校建築。
- 千葉県立房総のむら 武家屋敷:印旛郡栄町龍角寺。
- 旧茨城県立土浦中学校本館:土浦市真鍋4丁目、明治期の学校建築。
- 千葉県立房総のむら 農家:印旛郡栄町龍角寺。
東京・神奈川エリア
都内の華族邸・歴史建築。
- 日本丸メモリアルパーク:横浜市西区みなとみらい2丁目、明治期の帆船。
- 和敬塾本館:文京区目白台1丁目、旧細川侯爵邸。
- 東京国立近代美術館工芸館:千代田区北の丸公園、旧近衛師団司令部。
- 旧古河邸:北区西ヶ原1丁目、明治期の洋館庭園。
- 横浜三渓園:横浜市中区本牧、原三渓の名園。
- 清泉女子大学(旧島津公爵邸):品川区東五反田3丁目。
聖地巡礼のおすすめルート
博物館明治村1日コース
愛知県犬山市の旧西郷従道邸から旧三重県庁舎、内閣文庫を巡る、明治建築の宝庫1日コース。
東京華族邸ルート
和敬塾本館(旧細川邸)から旧古河邸、清泉女子大学(旧島津邸)を巡る、明治期の華族邸建築巡り。
千葉房総のむらルート
千葉県立房総のむらと旧吉田家住宅歴史公園を巡り、明治期の街並みと豪農邸を体感するコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarks平均★3.5、レビュー数809件。広瀬すず主演の歴史ドラマとして好評を得て、新5000円札のお披露目に向けた津田梅子再評価の機運を高めました。
好評だったポイント
「広瀬すずの繊細な演技」「明治期の建築美術が美しい」「池田エライザ・佐久間由衣との女子留学生友情」「教育者としての梅子の使命感に感動」「華族邸ロケが豪華」「日本女子教育の歴史を学べる」といった声が寄せられ、新札発行に向けて津田梅子の業績を広く伝えた意欲的な歴史ドラマとして評価されました。