作品紹介
『ユニコーンに乗って』は、2022年7月から9月までTBS系「火曜ドラマ」枠で放送されたスタートアップ×ヒューマンドラマです。主演は永野芽郁。教育系ITスタートアップ「ドリームポニー」のCEO・成川佐奈(永野芽郁)が、仕事に恋に奮闘しながら夢に向かって成長していく姿を描く「大人の青春ドラマ」です。
「ITの力でどんな差も埋められる」という起業家・羽田早智の言葉に心を動かされた佐奈は、慶成大学に潜り込んで独学で学び、そこで出会った須崎功(杉野遥亮)、栗木次郎(前原滉)と3人でEdTech企業「ドリームポニー」を起業。しかし3年が経ち、売上は伸び悩み技術的にも行き詰まっていました。そんな時、26年勤めた地方銀行を辞めた48歳の中年サラリーマン・小鳥智志(西島秀俊)が転職してきたことで、佐奈たちの環境は大きく変わり始めます。世代も価値観も異なるメンバーが、スタートアップという舞台で互いを認め合い成長していく物語です。
話題になったポイント
永野芽郁の新境地・CEOキャラクター
NHK朝ドラ『半分、青い。』で国民的女優となった永野芽郁が、23歳のスタートアップCEOという新たなキャラクターに挑戦。がむしゃらに突き進む佐奈のひたむきさを瑞々しく演じ、「永野芽郁の透明感がドラマを成立させている」「この夏の夜、頬をそっと撫でる爽やかな風のようなドラマ」と絶賛されました。
西島秀俊の「おじさん転職」が共感を呼ぶ
48歳で銀行を辞めてスタートアップに飛び込む小鳥を演じた西島秀俊の存在感が抜群。若い世代のスピード感に戸惑いながらも、豊富な人生経験で佐奈たちを支える姿に、40代50代の視聴者から「自分も頑張ろうと思えた」「世代を超えた絆に泣けた」と大きな共感を集めました。
リアルなスタートアップ描写
資金調達、M&A、ユニコーン企業(評価額10億ドル超)を目指す過程など、スタートアップ業界のリアルな姿を描いた点が新鮮でした。IT業界やベンチャー関係者からも「意外とリアル」「起業の厳しさと楽しさが伝わる」と好評。夢を追いかけるすべての人に響く作品となりました。
ロケ地ガイド
東京都エリア
スタートアップの活気あふれるオフィス街や、登場人物たちの日常の舞台が都内各所に点在しています。
- 国際基督教大学(ICU):佐奈が潜り込んで独学で学んだ大学のロケ地。三鷹市にある緑豊かなキャンパスが、佐奈の原点となる場所として印象的に描かれています。
- 常盤橋タワー:羽田がCEOを務める大企業「サイバーモバイル」の外観として使用。東京駅前にそびえる超高層ビルが、佐奈たちが目指す「ユニコーン企業」の象徴として登場します。
- 武蔵野プレイス:武蔵野市にある先進的な図書館・市民活動施設。モダンなデザインの建物が、IT企業のシーンにマッチする形で使用されました。
山梨県エリア
第7話を中心に、山梨県でのロケが印象的なシーンを生み出しました。リフレッシュ合宿やドライブのシーンで美しい自然が登場します。
- 山梨県立図書館:甲府市にある近代的な図書館。佐奈が小鳥からドリームポニーで一緒に働きたい理由を聞いた印象的なシーンのロケ地。開放的なガラス張りの建築が美しいスポットです。
- 河口湖:ドリームポニーのメンバーがリフレッシュ合宿で訪れた場所。富士山を望む雄大な景色の中でのドライブシーンが撮影されました。
- 北口本宮冨士浅間神社:富士吉田市にある歴史ある神社。リフレッシュ合宿の最後にドリームポニーのメンバーが訪れ、チームの結束を確かめ合うシーンで使用されました。荘厳な杉並木の参道が印象的です。
埼玉県エリア
都心から少し離れた自然豊かな場所が、登場人物の心の動きを映すシーンに選ばれています。
- 嵐山渓谷の公園:小鳥がバードウォッチングを楽しんでいた場所。埼玉県嵐山町にある美しい渓谷は、48歳の小鳥の穏やかな人柄を象徴するようなロケーションです。
神奈川県エリア
横浜のビジネス街がドラマの重要な舞台として登場しています。
- みなとみらいグランドセントラルタワー:横浜みなとみらいにあるオフィスビル。ドリームポニーの取引先である「ゲームアカデミア」のロビーとして使用されました。港町・横浜の洗練された雰囲気がビジネスシーンを彩ります。
千葉県エリア
アウトドアのシーンや、意外な場所が撮影に使用されました。
- フォレストアドベンチャー・千葉:千葉市にある森林アドベンチャー施設。小鳥と早智がM&Aについて話し合った公園のシーンで使用。ビジネスの重要な話を自然の中で交わすという対比が効果的でした。
- 浦安市郷土博物館:千葉県浦安市にある博物館。建物の外観が図書館として使われるなど、意外な転用がされたロケ地です。
聖地巡礼のおすすめルート
東京・スタートアップ聖地巡りコース(半日)
東京駅前の常盤橋タワーでサイバーモバイルの迫力を体感した後、武蔵野プレイスへ足を延ばしてモダンな空間を楽しむコース。佐奈が潜り込んだ国際基督教大学にも立ち寄れば、ドリームポニー誕生の原点を感じられます。
山梨・リフレッシュ合宿再現コース(1泊2日)
ドリームポニーのメンバーが訪れたルートを再現。甲府市の山梨県立図書館を見学した後、河口湖でドライブと富士山の絶景を堪能。翌日は北口本宮冨士浅間神社の荘厳な参道を歩いて心を整えます。ドラマのように、仲間との絆を深める旅にぴったりです。
嵐山渓谷・小鳥さん的バードウォッチングコース(半日)
小鳥のように嵐山渓谷でのんびりバードウォッチングを楽しむ癒しのコース。都心から約1時間とアクセスも良く、紅葉の季節は特に美しい景色が広がります。ドラマの小鳥のように、自然の中で新しい一歩を踏み出す勇気をもらえるかもしれません。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは7,452件のレビューが寄せられ、注目度の高さがうかがえます。平均視聴率は約8.0%を記録し、同時期のドラマの中では安定した数字でした。Netflixでも配信され、幅広い層に視聴されています。
好評だったポイント
「永野芽郁の透明感と頑張り屋さんのキャラがぴったり」「西島秀俊が演じる48歳の転職組に勇気をもらった」「スタートアップのリアルな描写が面白い」といった評価が目立ちます。特に世代を超えたチームワークの描写が共感を呼び、「仕事のモチベーションが上がるドラマ」「年齢に関係なく夢を追いかけていいんだと思えた」という前向きな感想が多いのが特徴的。杉野遥亮演じる功の佐奈への恋心も大きな話題となり、青春ドラマとしての魅力も十分に発揮された作品です。