作品紹介
『嘘解きレトリック』は、2024年10月7日から12月23日までフジテレビ系「月9」枠で放送された全11話の連続ドラマです。都戸利津の同名漫画を原作に、鈴鹿央士と松本穂香のW主演でレトロモダンなミステリーが展開。昭和初期の架空の町・九十九夜町を舞台に、嘘を聞き分ける能力を持つ少女・浦部鹿乃子と借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬が、不思議な事件を次々と解決していく大正&昭和初期テイストの連続ミステリーです。
大正末期、相手の嘘を音で聞き分けることができる少女・浦部鹿乃子(松本穂香)は、その異能ゆえに村にいられなくなり、家を出る。空腹で倒れていたところを、九十九夜町で借金まみれの探偵事務所を営む祝左右馬(鈴鹿央士)に救われた鹿乃子は、彼の探偵助手として住み込みで働き始める。鋭い観察眼を持つ左右馬と、嘘を聞き分ける鹿乃子のコンビが、九十九夜町に潜む「美術品の盗難」「人形屋敷の謎」「三十三番街の幽霊屋敷」「人形を操る殺人事件」など、不可解な事件を解明していく——。
昭和初期の九十九夜町という架空の町を舞台にしたレトロな世界観、原作漫画のキラキラとした絵柄を実写で再現した美術設計、千葉県の古民家・茨城県の旧家・神奈川の洋館など、レトロな建造物を豊富に活用したロケが魅力。月9枠としては珍しいコスチューム・ミステリーで、原作ファンと月9ファン双方の支持を集めました。
話題になったポイント
レトロモダンな月9
昭和初期テイストの世界観で展開する月9という珍しい構成。フジテレビ月9枠の新たなジャンル開拓として、コスチュームドラマファンにも好評を博しました。
鈴鹿央士×松本穂香のW主演
『なつぞら』の鈴鹿央士と『この世界の片隅に』の松本穂香がW主演。爽やかなビジュアルと丁寧な演技で、原作漫画のキャラクターを実写化しました。
1話完結ミステリーの面白さ
九十九夜町に集まる不可解な事件を、左右馬と鹿乃子のコンビが1話完結で解決する構成。"嘘を聞き分ける能力"という独特の探偵ガジェットが、毎週の謎解きを彩りました。
ロケ地ガイド
九十九夜町・古い町並みシーン
昭和初期の九十九夜町を再現したロケ地です。
- 千葉県立房総のむら:古い町並みのシーン。
- 小野川沿いの町並み:第3話で木製の橋がある古い町並み。
- 小野川沿いの道路:第9話で鹿乃子が手紙を出したポストのある川沿いの道。
- 鳩山会館:最終話で槇原鈴乃が住む屋敷。
第1話・浦部鹿乃子の故郷シーン
鹿乃子が能力ゆえに村を追われた故郷のロケ地です。
- 旧福沢小学校:第1話で鹿乃子が通った福町尋常高等小学校。
- 足柄の古民家:鹿乃子が住んでいた農家。
- JR只見線の滝谷川橋梁:第1話で蒸気機関車が渡ったトラス橋。
- JR肥薩線のトンネル:第1話で蒸気機関車が出てきた煉瓦造りのトンネル。
- 二岡神社:第1話で左右馬と端崎馨が歩いた稲荷神社の参道。
第2〜5話・各事件の舞台
2話以降の事件のロケ地です。
- 飯高寺:第2話で稲荷神社のある場所。
- 八鶴亭:第2話で藤島家。
- 安藤家住宅:第3話に登場。
- 多摩川の鳩ノ巣小橋:第4・5話で事件があった峡谷。
- 牛久シャトー:第4話で端崎雅から仕事の依頼を受けた赤煉瓦の建物。
- 小湊鉄道月崎駅:第4話に登場。
- 柿木台第二トンネル:第4話の人形屋敷へのトンネル。
- 水海道風土博物館「坂野家住宅」:第4・5話の人形屋敷。
- 矢中の杜:第4話でイネが駆け込んだ柴田医院。
- 埼玉県立深谷商業高等学校:第5話に登場。
第7〜9話・三十三番街と地方シーン
第7話以降の重要シーンのロケ地です。
- 旧杉浦医院:第7話で桐野貫二が歩いた水色の洋館。
- 旧松永家住宅:第7話で事件があった三十三番街の屋敷。
- 旧エンバーソン邸:第7話で三十三番街の幽霊屋敷。
- 旧東武鉄道下小代駅:第9話に登場。
- 旧華頂宮邸:第9話に登場。
聖地巡礼のおすすめルート
九十九夜町・千葉ロケルート
千葉県立房総のむらから小野川沿いの町並み、八鶴亭、水海道風土博物館「坂野家住宅」、小湊鉄道月崎駅を巡れば、九十九夜町の世界を体感できます。
三十三番街・洋館ルート
旧杉浦医院、旧松永家住宅、旧エンバーソン邸、旧華頂宮邸を巡ると、第7・9話のレトロな洋館の世界を辿れます。
視聴者の声・評判
評価スコア
原作ファンと月9ファン双方の支持を集めたレトロモダン・ミステリー。一部評価は割れたものの、世界観の作り込みと松本穂香・鈴鹿央士のW主演に好意的評価が集まりました。
好評だったポイント
「九十九夜町の世界観が好き」「鈴鹿央士の探偵姿が爽やか」「松本穂香の落ち着いた演技が良い」「1話完結で見やすい」「レトロな洋館・古民家ロケが美しい」といった感想が寄せられました。