作品紹介
『ヴァンパイア・ヘヴン』は、2013年4月から7月までテレビ東京系の深夜枠(金曜24:52〜25:23)で全12話が放送されたファンタジー恋愛ドラマです。美少女ヴァンパイアと人間の青年の禁断の恋を描いた、キュートでポップな深夜ドラマとして話題を集めました。
ヴァンパイア界で伯爵(篠井英介)から求愛される絶世の美少女ヴァンパイア・桜子(大政絢)。桜子を救うため、親友の小町(本田翼)はヴァンパイア界の禁忌を破り人間界へ降り立ちます。そこで二人は一人の人間の青年・隼人(平岡祐太)と出会い、桜子は恋に落ちてしまいます。
しかしヴァンパイアには残酷な宿命がありました。相手を好きになればなるほど、相手の血を求めてしまうのです。桜子は音楽を奏でることで吸血衝動を抑えられることに気づき、愛する人を想いながらギターをかき鳴らします。やがて小町も隼人に惹かれ始め、美しい三角関係が展開。江口のりこが演じる謎のヴァンパイア・葵も物語に不思議な彩りを添えました。
話題になったポイント
大政絢×本田翼の美女ヴァンパイアコンビ
当時最も注目されていた若手女優の大政絢と本田翼がW主演で美少女ヴァンパイアを演じるという豪華なキャスティングが話題に。二人の美しさとヴァンパイアの退廃的な世界観のマッチングが絶妙で、「ビジュアルだけで見る価値がある」と評されました。特に本田翼はこの時期ブレイク直前で、後の大躍進を予感させる魅力を放っていました。
深夜ドラマならではの独特の世界観
テレビ東京の深夜枠ならではの自由な演出と、ポップでキュートなヴァンパイアの世界観が視聴者を魅了しました。ゴシックホラーではなく、あくまで「かわいいヴァンパイア」として描いた点が斬新で、恋愛とファンタジーが絶妙に融合した独自の作品世界を構築しています。
音楽と吸血衝動のユニークな設定
「好きな人の血を吸いたくなる」というヴァンパイアの宿命を、「音楽で衝動を抑える」という設定で解決するアイデアが独創的でした。桜子がギターをかき鳴らすシーンは作品の象徴的な場面となり、音楽と恋愛が一体となった演出が視聴者の記憶に残りました。
ロケ地ガイド
横浜エリア(メインロケ地)
- ZAIM(旧横浜地方裁判所刑事庁舎):ヴァンパイアたちの秘密の拠点として使用されたゴシック感あふれる歴史的建造物です
- 港の見える丘公園:桜子と隼人のロマンチックなシーンが撮影された横浜を代表する絶景スポット
- 象の鼻パーク:港を背景にした印象的なシーンで使用されました
- 国際大通りのみなとみらい橋:みなとみらいの夜景を背景にしたドラマチックなシーンの舞台です
- 山手イタリア山庭園:ヨーロッパ風の庭園がヴァンパイアの世界観にぴったりのロケ地として使用されました
- 大倉山記念館:クラシカルな建築がヴァンパイアの荘厳な雰囲気を演出しています
- 開港広場:横浜の歴史を感じさせる広場でのシーンが撮影されました
東京エリア
- RIVIERA AOYAMA:華やかなパーティーシーンで使用された青山の名門施設です
- 府中の森公園:緑豊かな公園でのシーンが撮影されました
- 駒沢オリンピック公園:登場人物たちの日常シーンで使用された広大な公園です
- セント・マリー・チャーチ:教会のシーンにふさわしい荘厳な建物として印象的に登場
- 豊洲公園:水辺の風景が美しいシーンの背景として使用されています
埼玉・千葉エリア
山梨・静岡エリア
聖地巡礼のおすすめルート
横浜ゴシック散歩ルート(1日コース)
みなとみらい線元町・中華街駅からスタートし、港の見える丘公園で横浜港の絶景を楽しみます。山手イタリア山庭園のヨーロッパ風庭園はヴァンパイアの世界観そのもの。開港広場やZAIM周辺を散策して歴史的建造物の重厚感を味わい、象の鼻パークへ。大倉山記念館まで足を延ばせば、クラシカルな建築美を堪能できます。横浜の洋館巡りと組み合わせれば、ドラマの幻想的な世界に浸れる1日になるでしょう。
東京&富士急ハイランドルート(1日コース)
RIVIERA AOYAMAの優雅な雰囲気を楽しんだ後、駒沢オリンピック公園で散策。別日に富士急ハイランドへ足を延ばせば、ドラマのデートシーンの気分を味わえます。セント・マリー・チャーチの荘厳な雰囲気も、ヴァンパイアドラマのファンなら必見です。
伊豆ビーチルート(1日コース)
伊豆方面の入田浜海水浴場は白い砂浜が美しいビーチで、夏には海水浴も楽しめます。川奈港で漁港の雰囲気を味わい、竜宮公園の二穴洞窟など神秘的なスポットも巡れば、ファンタジードラマにふさわしい冒険気分を味わえるルートです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは167件のレビューが投稿され、平均スコア★3.0(5.0満点)。深夜ドラマとしては標準的な評価ですが、熱烈なファンからは根強い支持を受けている作品です。
好評だったポイント
「大政絢と本田翼がとにかくかわいい。ビジュアルだけで癒される」「深夜ドラマならではの自由な世界観が好き」「最終回は予想外の展開で泣いてしまった」という声が寄せられています。江口のりこの独特な存在感も「味があっていい」と好評で、篠井英介の伯爵役も「怪しくて面白い」と楽しまれました。「ヴァンパイアものなのにホラー要素が少なく、純粋にラブストーリーとして楽しめる」「音楽を使った演出がおしゃれ」という感想も多く、深夜ドラマの隠れた名作として再評価の声も上がっています。本田翼のブレイク前の貴重な出演作としても、ファンの間で注目されている作品です。