作品紹介
『血の轍』は2014年1月〜2月にWOWOW「連続ドラマW」枠で放送された、全4話のハードボイルド社会派サスペンス。原作は相場英雄の同名小説(『震える牛』と同世界観)で、脚本は篠崎絵里子、監督は『アンフェア』の小林義則。主演は谷原章介、共演に原田泰造・高嶋政伸・TAOなど、WOWOWならではの硬派布陣で話題を集めました。
元刑事が殺害された事件を軸に、警察内部の「刑事部」と「公安部」が1枚のメモリーカードをめぐって激しく対立。大企業の不正、社会の闇、警察組織の力学が複雑に絡み合う濃密な4話構成で、WOWOWらしい骨太ドラマを楽しめる作品です。
話題になったポイント
刑事 vs 公安のバトル
警察内部の対立構造を真正面から描く社会派サスペンス。同じ警察でも「刑事部」「公安部」で根本的に異なるロジックとメンタリティを持つことを、スピーディな展開のなかで浮き彫りにします。
谷原章介の渋いハードボイルド
主人公・兎沢実を演じた谷原章介は、これまでのイメージを覆す渋い刑事像を確立。WOWOWドラマを代表する硬派な演技として記憶されています。
ハリウッド帰りのTAOが登場
『ウルヴァリン: SAMURAI』出演後の日本国内ドラマ初出演となったTAO(武井咲ではなく、スーパーモデル/女優)が重要な役どころで登場し、話題を呼びました。
ロケ地ガイド
警察・官庁エリア
刑事ドラマの象徴ともいえる警察・官庁街は、霞が関・新橋・飯田橋の都心スポットで撮影されています。
- 警視庁:霞が関の警視庁外観。作品を象徴するカット。
- 都営大江戸線飯田橋駅:捜査員の通勤/追跡シーンなどに。
- 国会前庭洋式庭園:公安関連のシーンで使用。
- アーバン新橋ビル:サラリーマンが行き交う新橋の象徴。
- 赤レンガ通り:新橋の裏通り。尾行シーンにぴったり。
新宿・高田馬場エリア
聞き込みや情報屋に会う場面では、新宿・高田馬場の繁華街・駅周辺が使われました。
- 高田馬場駅:サラリーマン街の代表格。
- 高田馬場駅前バスロータリー:待ち合わせ・尾行シーンの舞台。
- 西武新宿線沿いの道:夜の裏道での緊張感あるシーン。
- 新千歳街:新宿2丁目の細い裏路地。
地方ロケ(山形・栃木)
事件の核心に迫る地方パートでは、山形・栃木の実在地点を効果的に使用。
聖地巡礼のおすすめルート
霞が関〜新橋 ハードボイルド散歩
警視庁→国会前庭洋式庭園→新橋アーバンビル→赤レンガ通りと、警察・官庁・サラリーマン街を繋ぐ半日プラン。新橋のガード下で締めれば完璧です。
山形 赤湯〜山形駅ロングツアー
東北新幹線で赤湯駅へ入り、奥羽本線で山形駅へ。温泉と米沢牛、そして作品に登場した情景を楽しむ地方遠征プラン。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarks評価は★3.2、レビュー200件超。「4話で凝縮されていて濃密」「TAOの存在感が印象的」といった感想が並びます。
好評だったポイント
WOWOWらしい骨太な社会派脚本、谷原章介・原田泰造・高嶋政伸ら実力派の共演、霞が関〜地方を結ぶロケの広がり。連続ドラマWのシリーズの中でも"通好みの一本"として挙げられる作品です。