作品紹介
『Wの悲劇』は2012年4月から6月までテレビ朝日系「木曜ドラマ」枠で放送された全8話のサスペンスドラマです。主演は武井咲(倉沢さつき/和辻摩子の1人2役)、共演は桐谷健太、福田沙紀、松下由樹、中村俊介、若村麻由美、野際陽子、DAIGO、益子梨恵ら。原作は夏樹静子の同名小説(1982年刊)、過去に薬師丸ひろ子主演で映画化もされた名作ミステリーを2012年に武井咲主演でテレビドラマ化。武井咲が性格の異なる2人の女性を1人2役で演じ、彼女の演技の幅を広げた意欲作です。
主人公その1・和辻摩子(武井咲)は、大富豪の和辻製薬家で何不自由なく育つ箱入り娘。自分の手で人生をつかみたいと願っています。一方、倉沢さつき(武井咲・二役)は親のない子として育ち、愛に飢えながら権力と金を何よりも望む野心家。全く違う人生を歩む二人は、運命に導かれるように出会い、"お互いの人生を入れ替える"ことを決意します。そして始まる、二人の人生を巻き込む衝撃の事件——。
武井咲の繊細な二人の演じ分け、桐谷健太演じる弓坂圭一郎刑事の追跡、若村麻由美・野際陽子ら和辻家一族の闇。夏樹静子原作ならではの骨太のサスペンスを、武井咲のフレッシュな主演で現代的に再構築した一作です。
話題になったポイント
武井咲の一人二役
性格・境遇が真逆の摩子とさつきを武井咲が一人で演じ分ける挑戦的な配役。声のトーン、仕草、表情の違いで二人を別人として表現し、彼女の演技力が大きく評価されました。
夏樹静子原作の現代リメイク
1982年刊行、1984年に薬師丸ひろ子主演で映画化された名作ミステリーを、2012年に現代風にリメイク。原作ファンと新世代視聴者双方に届けた作品です。
桐谷健太×武井咲
ちょい悪刑事・弓坂圭一郎を桐谷健太が演じ、武井咲の二役とぶつかる緊張感ある演技合戦を展開。2人のフレッシュなケミストリーが話題になりました。
ロケ地ガイド
和辻家と大富豪の世界
和辻製薬の豪邸、祝賀会場、社交場は、関東の歴史的建造物・高級ホテルで撮影されました。
- British Hills:和辻家(福島)
- ホテル椿山荘東京:第1話の和辻製薬130周年記念祝賀会
- 蕉雨園:第2話のお茶けいこ
- プリンセスガーデン:第2話の身代わりホテル
- 城西大学:第3話のDNA鑑定大学
- リーガロイヤルホテル東京:第4話の宿泊ホテル
倉沢さつきの世界
ショーパブ勤務のさつきの生活圏と、事件のシーンは、都心の繁華街で撮影されました。
- 明広ビル:ショーパブ「マスカレード」
- ガード下:第1話の男を襲ったガード下
- 府中市役所:新宿東警察署
- シャングリ・ラホテル東京:第1話の高級ホテル
- 六本木トンネル:第1話の弓坂救出
- カプセルホテル新宿510:第5話のビルの屋上
- 新宿丸港水産:第6話の居酒屋
クライマックスの舞台
最終話に向けてのクライマックスは、静岡県伊豆下田の海岸で撮影されました。
聖地巡礼のおすすめルート
和辻家ゴージャスルート
ホテル椿山荘東京→シャングリ・ラホテル東京→リーガロイヤルホテル東京と、和辻家の豪華世界を巡るハイエンドホテルコース。
伊豆下田最終話ルート
城ヶ崎海岸→爪木崎公園駐車場と、伊豆のクライマックス舞台を辿るドライブコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
武井咲の一人二役の芝居が評価され、夏樹静子原作リメイクとしての完成度も好評。ミステリードラマとして安定した視聴率を記録しました。
好評だったポイント
武井咲の二役演じ分け、桐谷健太の刑事像、若村麻由美・野際陽子の和辻家、夏樹静子原作の骨太な構成。ミステリードラマの秀作として記憶される一作です。