作品紹介
『やんパパ』は2002年10月から12月までTBS系金曜22時ドラマ枠で放送された、長瀬智也主演のホームコメディ。売れっ子漫画家・風見唯のアシスタントを務めていた真淵優作(長瀬智也)が、慕っていた先生と結婚した矢先に突然妻を事故で失い、3人の子どもたちの"パパ"になることを決意するという、若き継父の奮闘を描いた物語です。
長瀬が演じる24歳の若すぎる父親・優作、長女の薫子(後藤真希)、次女の桜子(石田未来)、末っ子の淳之介(笘篠和馬)との家族再生の日々が、井の頭公園近くの赤いレンガの家を舞台に紡がれます。加藤あい演じる恋人候補・里早との恋模様、藤谷美和子演じる年上の女性・美菜子との関係も絡みながら、"血のつながらない家族"の形を優しくユーモラスに描いた佳作です。
話題になったポイント
長瀬智也の若パパ像
当時24歳の長瀬智也が演じる"3人の子持ちの若パパ"は、TOKIOとしての爽やかさと不器用さを併せ持つキャラクターとして人気に。『泣くな、はらちゃん』『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』へと続く長瀬ドラマの系譜を感じさせる役柄です。
モーニング娘。期の後藤真希出演
当時モーニング娘。のセンターとして活躍していた後藤真希が長女・薫子役で女優挑戦。"反抗期の女子高生"を体当たりで演じ、ドラマ初主演級の若手として注目を集めました。
井の頭公園エリアの舞台美術
井の頭公園沿いの赤いレンガの家、吉祥寺の商店街、アンナミラーズ吉祥寺店(現存せず)など、2000年代の吉祥寺カルチャーを濃厚に切り取ったロケ地は、放送当時の街の空気を記録した貴重な映像資料にもなっています。
ロケ地ガイド
東京都・吉祥寺〜井の頭公園エリア(風見家の日常)
主人公たちが暮らす風見家と、優作の散歩道である井の頭公園。ドラマの基調となる街並みが集結するエリアです。
- 井の頭公園沿いの赤いレンガの家:風見家
- アパート:優作が住む「武蔵野荘」
- 井の頭公園:優作が太極拳やダンス練習をする池
- 京王井の頭線井の頭公園駅:薫子をつけた駅
- アンナミラーズ吉祥寺店:優作が子どもたちと対面した風見ビル
- 東急百貨店吉祥寺店:ダンス練習をしていた屋根
- 武蔵野市役所:優作と唯が婚姻届を出した場所
都内の仕事・デートスポット
アニメ制作会社や、里早の出版社、大人たちの交友関係を彩る東京のスポット。
- ヘアークラブ カグー:アニメ制作会社「BIG GATE」
- 三信電気本社ビル:里早の勤める集光出版
- 小倉病院:ルリ子が入院した病院
- アビアント:優作と里早が食事に行った場所
- 東京タワー:子どもたちが自立宣言した場所
特別なシーンのロケ地
聖地巡礼のおすすめルート
吉祥寺家族の日常コース
京王井の頭線井の頭公園駅から井の頭公園を散策し、風見家の外観を眺めたあと吉祥寺駅前へ。東急百貨店、当時のアンナミラーズ跡地、武蔵野市役所と回れば優作の生活圏を一日で網羅できます。
家族の思い出フォトコース
芝公園〜東京タワー〜新宿パークタワーを結ぶ都心ルート。家族の重要な場面の舞台になった場所を順に訪ねると、物語の転機を噛みしめられます。遠出するなら神奈川県横須賀市の三戸浜海岸も外せません。
視聴者の声・評判
評価スコア
当時の平均視聴率は二桁台で堅調。長瀬智也ファンと後藤真希ファンの両方から支持を集めたホームコメディとして記憶されています。
好評だったポイント
「長瀬智也の若パパがチャーミング」「後藤真希の女優挑戦が初々しい」「家族が再生していく過程が温かい」などの声が代表的。2000年代前半の吉祥寺の空気をそのまま閉じ込めた作品として、現在でもDVDで観返すファンが多い一本です。