作品紹介
『地獄の沙汰もヨメ次第』は2007年7月から9月までTBS系「木9ドラマ」枠で放送された全10話のホームコメディです。主演は江角マキコ、共演は沢村一樹、野際陽子ら。仕事一筋のキャリアウーマン社長が、親孝行で知られる男性と結婚して彼の実家で同居することになり、昭和型専業主婦の姑と価値観がぶつかり合う嫁姑バトルをコミカルに描きます。
主人公・橘真琴(江角マキコ)は、おむすびカフェを展開する会社「おむす美」の社長。婚活パーティーで出会った森福三四郎(沢村一樹)と電撃結婚し、夫の実家・森福家で義父母・祖父母との同居生活を始めることに。しかし、真琴の仕事ファーストのライフスタイルと、専業主婦として生きてきた姑・千代子(野際陽子)の価値観は真っ向から対立。大家族同居の日々は毎日がバトルとなります。
共演は伊東四朗、浅田美代子、大杉漣、鈴木一真ら豪華な家族キャストに加え、池之端省吾(緒方直人)など真琴の仕事仲間も登場。"働く妻"と"しきたり重視の姑"という、2000年代後半の日本家族の本音を軽快なコメディに落とし込んだ娯楽作として楽しめます。
話題になったポイント
江角マキコ×野際陽子の嫁姑バトル
『ショムニ』で強気な女性を演じてきた江角マキコと、品の良さと意地の悪さを併せ持つ野際陽子の対峙は、毎話の見どころ。互いに譲らない会話劇に視聴者も思わず笑ってしまう仕上がりです。
"事実婚"という当時の先駆的テーマ
第2話で真琴と三四郎の結婚形態が事実婚として語られるなど、2007年当時としては先進的なテーマを軽妙に取り込んでいる点が、現代から見ると時代の空気を感じさせる要素として注目されます。
沢村一樹の優しい夫
姑と妻の板挟みになりつつ、誠実に両方の関係を守ろうとする三四郎を沢村一樹が好演。"妻に寄り添える現代的な夫像"を描いた先駆的な作品とも言えます。
ロケ地ガイド
森福家と橘真琴の生活圏
大家族の森福家、真琴の仕事場所は、神奈川・東京の閑静なエリアで撮影されました。
真琴の仕事と交友関係
真琴の外出シーンや打ち合わせは、都内のトレンドスポットで撮影されました。
- pangea solarium:第1話の池之端省吾の撮影スタジオ
- 乃木会館:第1話の結婚式会場
- rieta nero:第2話の事実婚について話したカフェダイナー
- MODA POLITICA:第4話の池之端省吾展会場
- 泉ガーデンタワー:最終話の契約継続交渉ビル
千代子と家族のシーン
姑・千代子や家族の交流シーンは、都内・神奈川・千葉の様々なロケ地で撮影されました。
- 夕日の滝:千代子と真琴が滝行した滝
- 森戸川の森戸橋:第5話で千代子が三四郎を見かけた橋
- ホテル・アクシオン館山:第6話の沖縄のホテル設定
- 杉並公会堂:第6話の吉田兄弟の三味線コンサート
- 日本鋼管病院:第9話の出産した病院
聖地巡礼のおすすめルート
南青山おむすびカフェルート
おむす美の本社周辺の南青山エリアを歩き、MODA POLITICA、pangea solariumと巡るトレンドスポット巡り。洗練された大人の街を実感できます。
葉山・森戸海岸家族ルート
長者ヶ崎海岸→森戸海水浴場→森戸川森戸橋と、湘南の爽やかな海を巡るコース。家族シーンを思い出しながら海風を楽しめます。
視聴者の声・評判
評価スコア
江角マキコの安定したコメディ芝居と野際陽子の貫禄ある姑役で、木9ドラマ枠として安定した視聴を得ました。"肩の力を抜いて観られる"作品として評価されています。
好評だったポイント
江角マキコのキャリアウーマン役の安定感、野際陽子の姑としての貫禄、沢村一樹の優しい夫像、そして大家族ならではのほのぼのした空気感。家族コメディの王道を楽しめる作品です。