作品紹介
『さよならぼくたちのようちえん』は2011年3月30日に日本テレビ系で21時から23時09分にかけて放送された2時間スペシャルのヒューマンドラマです。主演は芦田愛菜(当時6歳、"史上最年少のドラマ主演"と番組広報で謳われた)、共演は橋本智哉、佐藤瑠生亮、本田望結、黒田博之、庵原涼香、満島ひかり(第33回東京ドラマアウォード助演女優賞受賞)、陣内孝則、小日向文世ら。脚本は坂元裕二、演出は水田伸生。東京ドラマアウォード2011の優秀賞(単発ドラマ)、芦田愛菜が主演女優賞を受賞した感動作。
物語は、幼稚園卒園を間近に控えた"ひなた幼稚園すみれ組"の6歳児たちによる、小さな大冒険。主人公・山崎カンナ(芦田愛菜)は、入院中の同級生・谷口洋武(橋本智哉)に"卒園アルバム"を渡すため、仲間の植原拓実(佐藤瑠生亮)、持田美琴(本田望結)、堀川俊祐(黒田博之)、岸本優衣(庵原涼香)の5人で幼稚園を抜け出し、新宿から中央線に乗って、長野県小海町(洋武の入院先)を目指します——。
5人の6歳児が大人に内緒で決めた"何があっても絶対に泣かないこと"の約束を胸に、小さな足で500キロを超える旅をする姿は、日本中の視聴者の涙を誘いました。芦田愛菜の主演力、満島ひかりの保育士役、坂元裕二脚本の温かさ——すべてが噛み合った2011年邦ドラマの珠玉作です。
話題になったポイント
芦田愛菜の史上最年少主演
当時6歳の芦田愛菜が番組広報で"史上最年少のドラマ主演"と銘打たれ、主演女優賞を受賞。大人を圧倒する演技力で日本中を魅了した、彼女のキャリア屈指の名作です。
坂元裕二脚本の温かさ
『最高の離婚』『カルテット』『anone』などで知られる坂元裕二が、6歳児目線で描いたハートフルドラマ。子供の純粋さと大人の葛藤を並走させる脚本が秀逸です。
小海線ロケの美しさ
JR小海線の鉄橋、大カーブ、千曲川など、信州の鉄道と自然を全編で活用。鉄道ファン・自然好きからも支持を集めました。
ロケ地ガイド
カンナたちの幼稚園と出発
物語の発端となる幼稚園と、新宿駅・高尾駅などの出発シーン。
信州・小海線の旅
JR小海線沿線での旅のシーンは、信州の美しい自然の中で撮影されました。
- JR中央本線小淵沢駅:小海線乗換駅
- JR小海線信濃川上駅:途中下車の駅
- 川上村立川上第一小学校:小学校
- JR小海線の小淵沢の大カーブ:飴を配ったカーブ
- 千曲川のJR小海線の鉄橋:水遊びの鉄橋
- 千曲川の向橋:靴を乾かした橋
- 丘:凧揚げの見晴らしの良い丘
小海町と病院の舞台
洋武が入院する病院と、小海町の象徴的な場所。
- 佐久総合病院小海分院:洋武の入院病院
- 小海町交番:堀川俊祐が保護された交番
- JR小海線佐久広瀬駅:クレヨンを落とした駅
- JR小海線小海駅:拓実が泣き出した駅
- 千曲川の清流ふれあい橋:持田美琴の渡った橋
- 川俣川の八ヶ岳高原大橋:吉木万里がカンナを抱きしめた場所
- 岡谷塩嶺病院:スロープのある病院
聖地巡礼のおすすめルート
JR小海線鉄道旅ルート
JR小淵沢駅→小淵沢大カーブ→信濃川上駅→佐久広瀬駅→小海駅と、小海線沿線を1日かけて辿る鉄道旅。実際に劇中のルートを再現できます。
小海町・千曲川ルート
千曲川のJR小海線の鉄橋→千曲川の向橋→千曲川の清流ふれあい橋と、千曲川の橋を巡るコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
東京ドラマアウォード2011優秀賞(単発ドラマ)+主演女優賞+助演女優賞の3冠。日本中に感動を届けた2011年邦ドラマの代表作として記憶されています。
好評だったポイント
芦田愛菜の史上最年少主演、満島ひかりの保育士、子役陣の純粋な演技、坂元裕二脚本の温かさ、水田伸生演出の温度感。"泣ける名作"として今も再放送で語り継がれる一作です。