作品紹介
『もう誘拐なんてしない』は、2012年1月3日にフジテレビ系で放送された新春スペシャルドラマです。原作は東川篤哉のミステリー小説『もう誘拐なんてしない』(文春文庫)。主演は嵐の大野智、ヒロインに新垣結衣、共演に佐藤隆太、貫地谷しほり、高嶋政宏、安田章大、成宮寛貴、櫻井翔・松本潤がスペシャルゲスト出演。狂言誘拐をめぐるドタバタ・サスペンス・コメディとして、新春正月のお茶の間を盛り上げた話題作です。
特撮の役者を解雇され、アパートも強制退去させられたフリーター・樽井翔太郎(大野智)。ある日、テキ屋に追われる女子高生・花園絵里香(新垣結衣)を救出するが、絵里香はテキ屋「花園組」組長の娘で、妹・絵里香の双子の妹が腎臓病で手術費を必要としていた。家庭の事情で工面できない手術費を作るため、樽井と絵里香は狂言誘拐を企てる——。だが、思惑通りには進まず、警察、テキ屋、組内の対立、本物の誘拐犯まで絡んで、事態は予想外の方向へ転がっていきます。コミカルかつスリリングな新春エンタメ作品です。
東京・西日暮里、洲崎、芝浦、葛西、根岸、谷中など、東京の下町の街並みをふんだんに使ったロケが特色。新春らしい賑やかな雰囲気と、東川篤哉ミステリーらしいトリックの面白さが融合した人気作です。
話題になったポイント
大野智×新垣結衣の意外なコンビ
嵐の大野智と当時人気急上昇中の新垣結衣の意外なコンビ。コミカルな樽井とクールな絵里香の掛け合いが、本作のテンポを支えました。スペシャルゲストとして櫻井翔・松本潤も登場し、ファン必見の豪華SPに。
狂言誘拐の意外な展開
東川篤哉ミステリーらしい、想定外の展開を重ねる狂言誘拐の物語。「誘拐なんて簡単」と思った樽井たちが、警察・テキ屋・本物の誘拐犯に翻弄される構造が、コメディとサスペンスを両立させました。
新春らしい賑やか感
正月SPらしい賑やかな雰囲気と、ヒューマンドラマの感動を融合させた本作。手術費を作るという切実な動機と、コミカルな展開のバランスが絶妙でした。
ロケ地ガイド
東京・樽井の活動圏(下町)
主人公・樽井のシーン。
- Sun Street:江東区亀戸、樽井が特撮役者を解雇されたイベント会場。
- アパート:樽井が強制退去させられたアパート。
- 銀屋:甲本一樹の店。
- モデル ワム:樽井がポスターをもらった店。
- J・PARK西日暮里:荒川区西日暮里、樽井が花園絵里香を助けたコインパーキング。
- 洲崎神社:江東区木場、樽井が絵里香を車から降ろそうとした神社。
- 路地:安川忠雄と花園皐月が話していた路地。
- 芝浦工業大学豊洲キャンパス:江東区豊洲、樽井が絵里香を送って行った「九十九医科大学病院」。
- 茶道会館:花園家の門。
- 六間堀緑地:江東区猿江、桜井翔が樽井を占ったガード下の公園。
- 道路:樽井が子供たちのヒーローを見ていた場所。
- 丸水マンションの駐車場:樽井が甲本一樹の車を見つけたマンションの駐車場。
東京・川と橋(誘拐の現場)
クライマックスのシーン。
聖地巡礼のおすすめルート
江東区下町ルート
洲崎神社から六間堀緑地、大横川の新田橋を巡る江東区コース。樽井と絵里香のドタバタの場所を辿れます。
クライマックス橋ルート
海老取川の稲荷橋から海岸を巡る大田区コース。狂言誘拐のクライマックスシーンを体感できます。
視聴者の声・評判
評価スコア
2012年正月SP放送、新春らしい賑やかさと感動を両立した話題作。視聴率は12%超を記録し、嵐ファン・新垣結衣ファンの双方を満足させました。
好評だったポイント
「大野智と新垣結衣のコンビが意外と良い」「東川篤哉ミステリーの意外性」「正月SPらしい賑やかさ」「櫻井翔・松本潤のサプライズ出演」「コメディとシリアスのバランス」と評価され、新春ドラマの好事例として記憶されています。