作品紹介
『夢で逢いましょう』は、2005年4月から6月までTBS系「木曜ドラマ」枠で放送されたホームコメディドラマです。矢田亜希子が主演を務め、長塚京三が父親役、野際陽子が祖母役を演じました。共演には押尾学、永井大、山田優らが名を連ねています。
26歳の歯科衛生士・北原ハツミ(矢田亜希子)は、海上自衛官の父・恭太郎(長塚京三)と祖母・華子(野際陽子)の3人暮らし。穏やかな日常を送るハツミのもとに、ある日3人の若い男性から同時にプロポーズされるという予想外の事態が訪れます。娘を溺愛する父・恭太郎と個性豊かな祖母・華子、そして3人のプロポーズ相手が織りなすドタバタ劇が展開されます。
松任谷由実が主題歌「ついてゆくわ」を提供し、結婚をめぐる家族の愛情と葛藤を温かく描いた本作は、笑いと感動に満ちたホームドラマとして視聴者に愛されました。なお、本作で共演した矢田亜希子と押尾学は、翌2006年に実際に結婚し、ドラマを超えたロマンスとしても話題となりました。
話題になったポイント
矢田亜希子と押尾学の共演
本作最大の話題は、主演の矢田亜希子と共演者の押尾学が撮影を通じて交際を始め、翌年に結婚したことです。ドラマの中での関係が実生活にも発展したという事実は、放送当時から大きな注目を集め、後にも語り草となりました。
長塚京三の父親役が好評
海上自衛官で娘を溺愛する父親・恭太郎を演じた長塚京三の演技が高く評価されました。厳格でありながらも娘への深い愛情がにじみ出る演技は、視聴者の心を掴み、「理想の父親像」として共感を呼びました。
野際陽子のコメディセンス
祖母・華子役の野際陽子がコメディタッチで素晴らしい味を出していると評判でした。ベテラン女優ならではの間の取り方と存在感が作品に温かみを加え、家族ドラマとしての魅力を高めています。
ロケ地ガイド
東京・井の頭公園エリア
- 井の頭公園:物語の中で繰り返し登場する重要なロケ地。四季折々の美しい自然がハツミの日常を彩りました。
- 井の頭公園:公園内の別のポイントでも撮影が行われ、散歩やデートのシーンなどに使われました。
- セブンイレブン井の頭公園駅前店:ハツミの日常生活のシーンで登場したコンビニ。井の頭公園駅周辺の雰囲気を伝えています。
- 井の頭公園駅付近のガード:通勤・通学シーンで映し出された場所です。
- 京王井の頭線の踏切:井の頭線沿線の日常的な風景が印象的に描かれました。
- 京王井の頭線井の頭公園駅:ハツミが日常的に利用する駅として登場しました。
東京・品川~銀座エリア
- セレスティンホテル:高級感のあるシーンの舞台として使用されたホテルです。
- ピッツェリアチッチョーネ品川グランパサージュ店:食事のシーンで使われたイタリアンレストランです。
- あおい書店品川駅前店:日常の買い物シーンで登場した書店です。
- Wendy's西銀座店:カジュアルな食事シーンで使われた店舗です。
東京・お台場~豊洲エリア
- ホテル グランパシフィック LE DAIBA:お台場のホテルが物語のシーンに登場しました。
- セントラルガーデン:都会的な公園が印象的なシーンの舞台となりました。
- NASルネサンスリバーシティ21:リバーサイドの施設がロケ地として使われました。
東京・その他
- TBSビッグハット:TBS系ドラマならではのロケ地として登場しました。
- デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ:撮影スタジオとして使われた施設です。
- だんだん坂:趣のある坂道がシーンの背景として効果的に使われました。
- みはらし緑地:見晴らしの良い緑地が開放的なシーンに使われました。
埼玉エリア
- アーヴェリール迎賓館/大宮:結婚式場として使われたゲストハウス。結婚がテーマの本作にふさわしいロケ地です。
聖地巡礼のおすすめルート
井の頭公園満喫ルート
京王井の頭線井の頭公園駅をスタートし、井の頭公園を中心に散策するルートです。公園内の池の周りを歩きながら、ドラマで描かれたハツミの日常の風景を追体験できます。吉祥寺駅まで足を延ばせば、ハモニカ横丁での食べ歩きも楽しめます。四季を通じて美しい風景が楽しめるので、どの季節に訪れてもおすすめです。所要時間は約2時間です。
品川グルメ&散策ルート
品川駅を起点に、あおい書店周辺からセレスティンホテル、ピッツェリアチッチョーネなどを巡るルートです。品川エリアのおしゃれなレストランやホテルの雰囲気を楽しみながら、ドラマのシーンを思い出せます。天王洲アイル方面まで足を延ばすのもおすすめです。所要時間は約2時間です。
お台場ベイエリアルート
ホテル グランパシフィック LE DAIBA周辺からセントラルガーデンを経て、リバーシティ方面へ向かうルートです。東京湾の景色を楽しみながら、ドラマのロマンチックなシーンの舞台を巡れます。夕暮れ時の散策が特におすすめです。所要時間は約2時間半です。
視聴者の声・評判
評価スコア
平均視聴率11.6%を記録し、木曜ドラマ枠の作品として安定した数字を残しました。Filmarksドラマでもレビューが寄せられており、ホームコメディとして温かい評価を得ています。
好評だったポイント
最も評価が高かったのは、長塚京三演じる父親・恭太郎の愛情深い姿です。「娘への溺愛ぶりが微笑ましい」「理想の父親」という声が多く寄せられました。野際陽子の祖母役も「コメディタッチで最高の味を出している」「ベテランの存在感が光る」と好評です。矢田亜希子の明るくチャーミングなヒロイン像も支持され、「矢田亜希子の魅力が存分に発揮されている」という感想がありました。松任谷由実による主題歌「ついてゆくわ」もドラマの雰囲気にぴったりと評価されています。3人のプロポーズ相手が登場するというコメディ設定については「テンポが良くて楽しい」という声がある一方、「もう少し恋愛を深く描いてほしかった」という意見もありました。家族の温かさを描いたホームドラマとして、幅広い世代に支持された作品です。