作品紹介
『ゼイチョー~「払えない」にはワケがある~』は、2023年10月14日から12月23日まで日本テレビ系「土曜ドラマ」枠で放送された全10話のドラマです。慎結による漫画「ゼイチョー!〜納税課第三収納係〜」を原作に、菊池風磨(timelesz)が主演を務めました。
「みゆき市」の市役所納税課徴税第三係に勤める饗庭蒼一郎(菊池風磨)は、チャラい見た目とは裏腹に、税金滞納者一人ひとりの事情に真摯に向き合う熱血徴税吏員です。新人の百目鬼華子(山田杏奈)が配属されたことをきっかけに、二人は様々な「払えないワケ」を抱える市民と向き合っていきます。
税金滞納という身近でありながらドラマで描かれることの少ないテーマを、コメディタッチながらも社会派の視点で描いた意欲作です。滞納者の背景にある生活困窮、DV、病気、詐欺被害などの社会問題にも切り込み、「税金を通じて人を救う」公務員の姿が感動を呼びました。
話題になったポイント
菊池風磨の新境地「チャラかっこいい」公務員役
timeleszの菊池風磨が市役所職員というこれまでにない役柄に挑戦。チャラいけれど実は誰よりも市民思いという複雑なキャラクターを魅力的に演じ、「見ている人をイラっとさせるチャラさをナチュラルに出せる」と演技力が評価されました。菊池風磨のファンだけでなく幅広い層から支持を集めました。
税金という身近なテーマへの斬新な切り口
「徴税」という一見地味なテーマをエンターテインメントに昇華した点が画期的でした。毎回異なる滞納者のエピソードを通じて、税金の仕組みや徴収の現場をわかりやすく描き、「税金について考えるきっかけになった」という視聴者の声が多数寄せられました。
山田杏奈との絶妙なバディ感
菊池風磨演じるチャラい先輩・饗庭と、山田杏奈演じる真面目な新人・百目鬼のコンビが絶妙なバランスで、回を追うごとに深まる信頼関係が視聴者を引き込みました。
ロケ地ガイド
埼玉県エリア
- 埼玉スタジアム2002:みゆき市内の大型施設として登場。埼玉県を代表するランドマークです。
- 大宮料亭一の家:第1話で登場した老舗料亭。さいたま市大宮区にある格式高い料亭がドラマのシーンに華を添えました。
- 市営平松団地の6号棟:滞納者の生活圏として登場する団地のシーン。リアルな生活感が物語にリアリティを与えています。
- 飯能信用金庫さいたま中央支店:金融関連のシーンで使用された金融機関。
東京都エリア
- カレッタ汐留:都内の商業施設シーンで登場。
- ジョイフル三ノ輪:下町の商店街シーンの撮影に使用されたアーケード商店街。
- R3 Club Lounge:夜のシーンで登場するスタイリッシュなラウンジ。
- たまがわ・みらいパーク:市民生活に密着したシーンのロケ地。
千葉県エリア
- 城西大学の高円宮殿下記念スポーツパーク:スポーツ関連のシーンで使用された施設。
- 富津市役所:市役所の内部シーンの一部が撮影された場所。
聖地巡礼のおすすめルート
さいたま「みゆき市」体感コース(半日)
JR大宮駅からスタートし、大宮料亭一の家の外観を見学。その後、市営平松団地周辺を散策し、ドラマに登場した街並みを体感します。飯能信用金庫さいたま中央支店付近を巡り、饗庭たちが走り回ったみゆき市の雰囲気を味わいましょう。ランチはさいたま市内の地元グルメを楽しむのがおすすめです。
東京下町ロケ地めぐりコース
都電荒川線でジョイフル三ノ輪へ向かい、レトロな商店街を散策。その後、汐留方面へ移動してカレッタ汐留を訪れ、都会的なシーンのロケ地を巡ります。下町と都心のコントラストを楽しみながら、ドラマの多彩なロケーションを体感できるルートです。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの評価は賛否両論で、税金という地味なテーマをどう評価するかで意見が分かれました。視聴率は5%前後で推移しましたが、配信では一定の支持を集めました。
好評だったポイント
「税金について楽しく学べた」「菊池風磨のチャラい演技が意外とハマっている」「毎回の滞納者のエピソードに考えさせられた」という肯定的な声が多数。特に「公務員ドラマの新しい形を示した」「地味な仕事にもドラマがあることを教えてくれた」という評価が印象的です。山田杏奈の真面目な新人役も好評で「二人のバディ感が心地良い」との声も。一方で「主人公のチャラさが受け付けない」「展開がワンパターン」という批判的な意見もありましたが、「社会勉強になるドラマ」として評価する視聴者が多い作品です。